ドラマ『ケンシロウによろしく』DMM TVにて9月配信 松田龍平主演 脚本はバカリズム

■「笑いながらも最後は感動できる物語になっていると思います」

　DMMは2023年8月1日（火）、同社が運営する動画配信サービス「DMM TV」にて、松田龍平さん主演のドラマ『ケンシロウによろしく』を、同年9月22日（金）より配信すると発表しました。DMM TVオリジナルドラマ第1弾です。

『ケンシロウによろしく』は、講談社「ヤングマガジン」にて連載中の、ジャスミン・ギュ先生による同名マンガを原作とする実写ドラマです。脚本をバカリズムさんが担当、さらに映画『地獄の花園』などでバカリズムさんとタッグを組んできた関和亮さんが監督を務めます。

　松田龍平さんが演じるのは、復讐のためにマンガ『北斗の拳』を読んで暗殺拳を学び、なぜか史上最強の凄腕マッサージ師となる主人公、沼倉孝一です。松田さんは本作出演について「なんで自分にオファーをくれたのか不思議なくらいムキムキな役だったので不安でした。でも、ちょうど筋トレ始めようかと思っていたところだったから丁度いいなと思いました」「真剣に喋れば喋るほどふざけた役だなという感じで、助手の里香がツッコミを入れてくれるのでそこは安心でした。漫画のイメージを映像にする上で、撮り方だったり工夫が必要な脚本だったので、そういうところは監督に任せようと思ってました」と述べています。バカリズムさんの脚本については「声出して笑いながら読みました。独特な台詞回しと、心の声がほんと、面白かったです」といいます。

　さらに、マッサージ師を演じるにあたっては「指圧のシーンは漫画っぽい大袈裟なポーズだったり、マッサージといっても戦っているような描写で描かれたりするんですけど、現場にはちゃんと指圧の先生がいてくれて、実際に効果のあるツボを正確に押さなくてはいけなかったから、思ったよりかなり大変でした。良い勉強になりました。指圧うまくなりました」とのことです。

　またバカリズムさんは「設定のバカバカしさと、松田さんの真剣な表情がマッチしていて、ピッタリだと思いました。松田さんが決まった時点で、面白くなるのが確定した感じがありました」といい、さらに「ギャグ漫画ではありますが、悲しい過去を背負った男の復讐劇でもあるので、笑いながらも最後は感動できる物語になっていると思います」と述べています。

　なお原作のマンガ『ケンシロウによろしく』は、講談社ヤンマガKCスペシャルより単行本最新第7巻刊が2023年8月4日（金）に発売されます。

【ストーリー】
幼い頃、ヤクザに母を奪われた沼倉孝一は、復讐のために愛読書であった「北斗の拳」を読み込んで暗殺拳を学び、母の仇を討つことを固く誓った。
これは復讐に燃える男が、暗殺拳を極めようとした果てに、人々を幸せにする物語である。

【作品情報】
原作：ジャスミン・ギュ『ケンシロウによろしく』（講談社「ヤングマガジン」連載）
脚本：バカリズム
監督：関和亮、スミス、中山佳香
出演：松田龍平

(C)ジャスミン・ギュ／講談社 (C)DMM TV

（マグミクス編集部）