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ファミコン世代に衝撃「16連射はウソだった?」 高橋名人が明かした真実とは?

マグミクス / 2023年8月6日 21時10分

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■ファミコン世代にとってのヒーロー・高橋名人といえば?

 高橋名人はファミコンゲームの名人として、当時の子供たちから絶大な人気を集めました。そして彼の代名詞ともいえる「16連射」に憧れたファンも多かったことでしょう。

 しかし、そんな高橋名人が自身のブログにて「16連射は嘘だった」という旨の内容を書きこんだことで、大きな波紋を呼びました。

 その高橋名人の衝撃発言には、いったいどのような真相が隠されていたのでしょうか?

 高橋名人といえば、ファミコン世代なら知らない人がいないほどのゲームの達人で、当時の子供たちのヒーロー的な存在でした。前述した「16連射」とは、1秒間の間にボタンを16回も連打する驚異の技術で、ファミコンキッズなら誰もが憧れたスゴ技です。

 そんな、すさまじい連射能力を誇る高橋名人ですが、2013年に自身の公式ブログにて「私が連射を見せたのは、1985年のスターフォースが最初でした。この時期は、連射の回数を計る機械なんかありませんので、だいたい16連射かなぁと…(笑」と語り、16連射は厳密に計測した記録ではなかったことを明かしたのです。

 続けて「(16連射は)ハッキリ言って、嘘ですが、そう言っていました」と書きこみ、ファンを驚かせました。

 しかし高橋名人は自身の連射能力について、さらなる衝撃の事実を告げます。

 高橋名人は、1986年に公開された映画『GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突!大決戦』に出演していますが、その映画のADが高橋名人の連射シーンで実際に発射された弾数を計測してくれたそうです。対象となったのは、16連射以上が可能なシューティングゲーム『スターソルジャー』でした。

 その10秒間のフィルムのなかで実際に発射された弾の数は「最大174発」で、高橋名人は「86年の私は、『17連射』が正確だったのです」とブログにつづっています。

 さらに高橋名人は「(当時は)『16連射』と言ってたし、16の方がコンピュータ用語にも合っているしで、そのまま16連射にしてたのです」と、あえて17連射に訂正しなかった理由も明かしました。

 実際の連射速度より少なく申告していた裏事情を知ったファンからは「連射記録を逆サバするなんて」「どんな記録であれ、高橋名人の連射能力はスゴすぎる」といった驚きの声があがったのも当然かもしれません。

 そんな偉大な記録を持つ高橋名人ですが、2021年6月のブログのなかで、現在の連射速度は12連射であることを嘆いています。

 全盛期に比べると連射の持久力も低下しているそうで、20代の頃は1時間くらいは連射できたとのことでした。それでも高橋名人は、なんとか13連射まで出したいとブログのなかで意欲を見せていました。

 このブログが書かれた時点の高橋名人の年齢は62歳……12連射で衰えを感じているようでしたが、年齢の若いゲーマーだとしても1秒間に12連射するのは至難の業です。

 そして高橋名人の16連射が、実は「17連射」だったという衝撃エピソードは、今後もファミコン好きの間で語り継がれていくことでしょう。

(LUIS FIELD)

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