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【漫画】「いじめを注意しない」荒んだ教室 謎の転校生がもたらす結末が予測不可能!【作者インタビュー】

マグミクス / 2023年8月14日 19時40分

【漫画】「いじめを注意しない」荒んだ教室 謎の転校生がもたらす結末が予測不可能!【作者インタビュー】

■主人公に代わって転校生がいじめのターゲットに?

 クラスでいじめを受けていた小川さん。ある日、転校生の山田さんが、いじめを見て見ぬふりをする担任の先生に対し「なぜいじめを注意されないのですか?」と発言したことをきっかけに、ターゲットが山田さんになってしまいます。エスカレートするいじめの果てに、山田さんが「ある驚くべき秘密」を明かし……。

 Twitter(X)で公開されたヤマモトヨウコさん(@YY0905)による創作マンガ『いじめは簡単。正当化するエサさえやれば、群がってくる。』をご紹介します。今作は『時給1万円の教室(セカイ)』というタイトルで、2021年にマンガ投稿サイト「ジャンプルーキー!」で編集部期待賞を受賞した作品。読者からは「ボロボロ泣いてる」「学校は、狭い世界。娘に知って欲しい」と感動の声が相次ぎました。2023年4月に投稿されたツイートには3900以上のいいねが付いています。

「いじめをなくす」「いじめゼロ」という言葉に昔から違和感があったというヤマモトヨウコさん。「人間は時として弱く、みにくい生き物だから、『いじめは起こる』という前提で動くべきではないか」という思いから、今回のマンガの設定を考えたそうです。

 作者のヤマモトヨウコさんに、お話を聞きました。

ーー『いじめは簡単。正当化するエサさえやれば、群がってくる。』を投稿なさった当時~現在で、反響があったことで読者や周囲からはどんな声がありましたか?

 記事にしていただいたおかげで、現役の学生さんから親や祖父母世代まで幅広い感想をいただくことができました。特に「心が軽くなった」「救われた」「子供に読ませたい」という言葉には、グッとくるものがあり、形にして良かったです。そして、反響が大きければ大きいほど、改めていじめは、根が深く身近な問題なのだと気付かされました。

ーー作者として、反響後の変化などはありましたか?

 同じ作品でも発表するタイミングや媒体で、ここまで閲覧数が大きく変わることは驚きでした。これからは、自分で早いうちに作品の良し悪しを判断せず、何度でも作品を発表していこうと思います。

転校生が身代わりになり、平穏な日々が戻った(ヤマモトヨウコさん提供)

ーーSNSマンガを通して、何かご自身は変えたことなどはありますか?

 マンガだけではなく、SNSの発言でも誰かを不用意に傷つけていないか注意するようになりました。

ーー現在はどのような作品を描いていらっしゃいますか?

 犬と猫の4コママンガ『アルくんとシュシュちゃん』をペットマガジン「ARCHE!」のホームページで連載中です。また、読み切り作品『せっかちくんとナマケモノちゃん』が「少年ジャンプ+」で掲載されました。現在は、新作読み切りに取り組んでいます。

ーーSNSで精力的にマンガを公開なさっています。創作するうえでの原動力になるものはありますか?

 読者の方のいいねや感想に支えられています。また、創作のスタート地点という意味では、日常で感じた違和感や怒りなど負の感情から作り始めることが多いです。

(マグミクス編集部)

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