ジブリや超ヒット作もいいけど…「地上波放送してほしい」近年のアニメ映画5選
マグミクス / 2023年8月14日 19時10分
![ジブリや超ヒット作もいいけど…「地上波放送してほしい」近年のアニメ映画5選](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/magmix/magmix_176085_0-small.jpg)
■地上波でやったら盛り上がるのでは?
アニメ作品を配信で観るのがメジャーになったとは言え、地上波のゴールデンタイムなどでアニメ映画が放送されると、その作品のファンにとっては嬉しいことです。自分の好きな作品が多くの人に観てもらえるのは、ひとりで楽しむのとはまた違った楽しさがあります。2023年もジブリ作品や、『劇場版 呪術廻戦 0』などが放送され話題を呼びました。
しかしそのラインナップの中心となるヒット作は、多くの作品が作られ続けるアニメ映画のうちのほんの一部です。地上波未放送の傑作アニメ映画は、まだまだあります。今回はそんな、「地上波で放送してほしい」近年のアニメ映画5作を紹介します。
●『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』(2019年11月8日公開)
『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』は、人気キャラクターの「すみっコぐらし」を扱った映画シリーズの第1作目です。かわいらしいすみっコたちが絵本のなかに吸い込まれ、そこで出会ったひとりぼっちのひよこの家を探します。
一見子供向けの作品ですが、実は大人が観ても泣ける感動必至の映画ということで、公開当時にも話題になりました。もし地上波で放送されたら、その意外性もあってさらに評価を高めるはずです。シリーズ第3弾となる最新作『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』が11月に上映予定のため、その直前辺りに放送されることを期待しましょう。
●『犬王』(2022年5月28日公開)
『四畳半神話大系』や『映像研には手を出すな!』『ピンポン THE ANIMATION』などの話題作を手がけ、世界的にも評価される湯浅政明監督の最新監督作が、古川日出男の小説『平家物語 犬王の巻』を基にした『犬王』です。
物語は、異形の子として生まれながらエンターテイナーとして人々を熱狂させる能楽師・犬王(実在の人物)が、盲目の琵琶法師・友魚と出会ってさまざまなステージに立って、出世していくという内容です。オリジナリティの高い映像と現代のロック要素もふんだんに取り入れた音楽を合わせた、独自の「能楽ミュージカル」シーンを始め、『犬王』の面白さは映画館という環境で観てこそという側面もあります。しかしお茶の間に、あの痛快な物語と映像が流れて、盛り上がってほしいという人は少なくないのではないでしょうか。
●『アイの歌声を聴かせて』(2021年10月29日公開)
ミュージカルアニメと言えば、『イヴの時間』や『サカサマのパテマ』の吉浦康裕監督が監督や脚本を務めた『アイの歌声を聴かせて』も欠かせません。同作は突然歌い出すなど、不思議な行動をする転校生・シオンを中心とした青春SFです。SFとミュージカル、青春群像劇といった要素がきれいにまとまった物語はエンターテイメントとして満足度が高く、2021年のベストアニメ映画に挙げる人もいたほどです。
ちなみに同じ2021年に公開されたオリジナルの青春映画『サイダーのように言葉が湧き上がる』が2023年8月26日にNHK Eテレで放送されます。そちらよりヒットした『アイの歌声を聴かせて』も、いつか放送されても不思議ではありません。
●『夏へのトンネル、さよならの出口』(2022年9月9日公開)
『夏へのトンネル、さよならの出口』は、あるトラウマに抱える少年と容姿端麗な転校生の少女が、欲しいものが何でも手に入ると噂される「ウラシマトンネル」を調べるという物語で、八目迷先生による同名小説を原作とするジュブナイルSFです。
同作は2023年6月にフランスで行なわれた世界最大級のアニメーション映画祭・アヌシー国際アニメーション映画祭で、特別賞にあたる「ポール・グリモー賞」を受賞するなど、より多くの人の目に触れてほしい一作です。ただし83分とコンパクトにまとまった作品のため、2時間枠の映画番組などでは扱いづらいのがネックかもしれません。
●『えんとつ町のプペル』(2020年12月25日公開)
お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣さんによる絵本が原作で、彼が製作総指揮と脚本を務めたCG映画『えんとつ町のプペル』では、煙突だらけの「えんとつ町」で親を亡くした少年のルビッチとゴミ人間のプペルの物語が展開されます。
上映当時は西野さんにまつわる話題が先行していた感もありましたが、内容はSTUDIO 4℃制作らしい高いクオリティの映像で展開される、真っ当な少年の成長物語でした。ハロウィンにちなんだ映画のため、ハロウィンシーズンに放送されて多くの人に見てほしいところです。
(はるのおと)
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