24年アニメ化『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』

■7回目の人生は殺された相手にプロポーズされて…？

　ブシロードムーブは2023年8月18日（金）、小説『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』（著：雨川透子／イラスト：八美☆わん／オーバーラップノベルスf）について、2024年にTVアニメ化することを発表しました。あわせてティザービジュアル、ティザーPV、メインスタッフ＆キャスト情報などが公開されています。

　原作小説は既刊4巻で、最新第5巻が2023年8月25日（金）に発売を控えており、累計発行部数は85万部を突破、木乃ひのき先生によるコミカライズも展開中です。原作者である雨川透子先生はアニメ化にあたり、次のように述べています。

「皆さまに応援いただいて、ルプなながアニメ化することになりました！　お話をいただいてから今日までずっと、あまりの喜びのためにずっとふわふわしていて、今でもこれは夢なのかもしれないという気持ちでいっぱいです。本当に、ありがとうございます！

　たくさんの方の最高のお力添えによって、とっても素敵なアニメが作り上げられています！　日々どんどん完成してゆく愛しい世界に触れるたび、幸せとわくわくが止まらなくて、皆さまに観ていただける未来が楽しみで仕方がありません。アニメの豊かな色彩と音楽の中、動いて喋るリーシェとアルノルトたちを見守っていただければ幸いです！」

　また主人公で、20歳で死んでは5年前の婚約破棄の瞬間に戻ってしまう公爵令嬢のリーシェ・イルムガルド・ヴェルツナー役は長谷川育美さん、そのリーシェが7回目のループで婚約する相手、アルノルト・ハイン役は島崎信長さんと発表されました。

　長谷川さんは発表にあたり「タイトルには悪役令嬢とありますが、リーシェはとても可憐で知的でたくましい女の子です。彼女のバイタリティは本当に見習いたくなります。この物語は、自由気ままな花嫁生活を満喫するためにリーシェが奮闘するお話なので、これまでの人生での経験を駆使して、あらゆる困難に立ち向かっていくリーシェを応援していただけると嬉しいです！」としています。

　一方の島崎さんは「現場では昔ながらの良きものと、最新のトレンドの両方を取り入れて、しっかり作り込んでいる印象です。ディレクションも細やかで踏み込んだものが多く、役者としても非常に充実しています。アルノルトは内面がとても見えづらい人なのですが、実はひとつひとつの言動にちゃんと意味がある人です。だからこそ丁寧に積み重ねて、声でもしっかり表現していきたいと思っております。なんと言っても主人公リーシェの生命力溢れる姿に元気をもらえる作品です」と述べています。

　制作は『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』や『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』を手掛けるスタジオKAIと、HORNETSによる共同制作です。

■作品基本情報
【あらすじ】
公爵令嬢リーシェ・イルムガルド・ヴェルツナーには秘密があった。
それは「20歳で命を落としては5年前の婚約破棄の瞬間に戻る」こと。
商人、薬師、侍女、騎士など様々な生き方を存分に満喫してきたが、
7回目を迎えた今回の人生こそ長生きしてごろごろすると決心する。

しかし、決意を胸に城を飛び出そうとしたところ、
残虐と名高いガルクハイン国の皇太子アルノルト・ハインと邂逅。
彼こそ騎士人生でリーシェを殺した張本人だが、妙に気に入られ――

「願わくはどうか――どうか、俺の妻になってほしい」

生き残るため、戦争を起こさせないため、過去に得た経験を駆使し、
敵国の花嫁となったリーシェの7回目の人生が始まる。

【スタッフ】
監督：いわたかずや
シリーズ構成：待田堂子
キャラクターデザイン：大貫健一
サブキャラクターデザイン：吉田和香子、田中 穣、芝田千紗
ドレスデザイン：長森佳容
プロップデザイン：杉村友和
メインアニメーター：井上英紀、今西 亨
色彩設計：中村千穂
美術監督：小木曽宜久
美術設定：滝沢麻菜美、伊良波理沙
美術ボード：金井眞悟
背景美術：草薙
3DCGディレクター：広沢範光
撮影監督：魚山真志
編集：新居和弘
音響監督：森下広人
音響効果：八十正太
音響制作：ダックスプロダクション
音楽：宝野聡史、葛西竜之介
音楽制作：ポニーキャニオン
音楽制作協力：アップドリーム
アニメーション制作：スタジオKAI×HORNETS

【CAST】
リーシェ・イルムガルド・ヴェルツナー：長谷川育美
アルノルト・ハイン：島崎信長

※島崎信長さんの「崎」は「たつさき」が正しい表記。

(C)雨川透子・オーバーラップ／ループ7回目製作委員会

（マグミクス編集部）