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真田幸村もてあましがち? 40周年『信長の野望』の「あるある」プレイ

マグミクス / 2023年8月24日 21時10分

真田幸村もてあましがち? 40周年『信長の野望』の「あるある」プレイ

■脈々と続くシリーズだけにプレイでやってしまいがちなこと!?

 1983年に第1作となるPC版が発売され、今年・2023年に40周年を迎えたゲームシリーズが『信長の野望』です。有名無名の大名を選択して群雄割拠の戦国時代を平定していくというゲームで、長く愛されているシリーズだけにプレイに「クセ」がついてしまっているファンも多いでしょう。そこで『信長の野望』でよくやってしまう、「プレイあるある」を振り返ります。

●島津家を選択するも九州は強豪が多すぎて本土進出に時間かかりがち

「信長の野望」シリーズでは、プレイスタート時に織田信長や武田信玄、上杉謙信など超有能なスター武将を選ぶのももちろんアリですが、いずれも周辺には強豪家が多いため東進、西進は両方とも難易度が高いです。

 一方、地方の大名からスタートできるのもこのゲームの醍醐味で、背後からの攻撃の憂いをなくすため、北は蝦夷の蠣崎家、南は薩摩の島津家という端の土地を選択するとプレイしやすくなります。しかし、島津家は一門や配下武将が強キャラが多く頼もしい一方、九州勢は龍造寺家、大友家という強豪がおり、抱える武将も猛者ばかりです。そのため、結局九州統一や本土進出までには時間がかかってしまいます。

 やっとのことで本土にたどりついても、勢力図が史実とは大きく違い、毛利家がぐいぐいと京都まで飲み込んでいる、というようなことも「あるある」です。

●終盤に登場する真田幸村、伊達政宗をもてあましがち

 織田信長が勢力を拡大していった1570~80年ごろは、そもそもの武将数も多く、魅力的で強い有名な人物も多いため、合戦や内政もわくわくしながらプレイできます。しかし信長が死ぬ1582年を境に、その後をシナリオでプレイすると、登場武将も徐々に減り、なんとなくプレイに行き詰まりを感じ出すのです。これを打開するのは真田幸村(信繁)や伊達政宗ら、戦国末期の強キャラたちの存在ですが、登場までにはやや時間がかかります。

 そして彼らがいざ登場すれば是が非でも配下に置く、もしくは大名としてプレイしたいものですが、これくらいの年代になると他勢力に強い武将も減り、肉薄して勝つというようなヒリヒリする感覚が薄まり、彼らを持て余してしまう傾向があります。

●お気に入り武将でトドメ刺したいけど失敗しがち

 いずれのシリーズも大差はないと思いますが、合戦において敵武将にトドメを刺したり、捕縛したりすると勲功が多く得られます。当然、戦闘力の高い武将であれば一撃のダメージも大きく、とどめを刺しやすいです。

 しかし、お気に入りの武将が智謀は高いが戦闘力が低いという場合は、トドメを刺さず、他の武将による絶妙な調整が必要です。スパロボにおける精神コマンド「てかげん」のように、強い武将である程度削ってあげるのですが、うっかりそのままトドメを刺してしまいがちです。結局、お気に入り武将の勲功がなかなかたまらないという現象が起きます。

■松永久秀、宇喜多直家、斎藤道三を味方に引き入れがちだが?

●勢力を拡大していくと、城を治める武将が突如死んで空き城になりがち

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『信長の野望』のプレイ終盤は、敵対する勢力の前線に多くの有能武将を配置しつつ、次の合戦にはどのような武将を送り込むかと楽しい考えがめぐります。

 一方で、敵勢力と隣接しない後衛の制圧済みの城には、それぞれ文官、もしくはそれほど有能ではない武将を配置し、内政をAIに委任して放置してしまいます。これを長らく続け、ふと気付いた時に確認すると、配置している武将が全員寿命で死亡し、いつの間にか「空き城」になってしまうのもよくあるパターンです。

●自分で撒いたメタ行為に萎えがち

 ゲームスタート時は、シナリオにもよりますが、織田家、武田家のような有力大名以外は配下の武将の数も、高い能力を持つ武将も少ないため、何はなくとも人材確保が急務です。そこで狙われることが多いのが、史実でも「不義理」な人物、たとえば松永久秀、宇喜多直家、斎藤道三などです。

 初期に設定するゲームレベルやプレイする大名との相性にもよりますが、こちらが小国であってもわりとあっさりと味方になってくれます。こうして優秀だけど不義理、という「アベンジャーズ」が結成され、強国になっていくのです。自分で招いた事態ですが、いつしか「ヌルゲー」になっていき、史実とも乖離してリアル感が失われ、どこか冷めていきます。

 また、『蒼天録』は謀略が大きな役割を持ち、忍者が八面六臂の活躍をしました。その仕事のひとつに「暗殺」があり、邪魔な武将を葬り去ります。もちろん成功率100%ではないどころか、確率は低いですが、攻略ににっちもさっちもいかない場合は、禁断のリセットで時を戻しアンチを葬るまで繰り返してしまうのです。

 そんなプレイで成功しても意外とうれしくはなく、武将を殺してしまった、というよりも減らしてしまったという罪悪感に囚われてしまい萎えてしまいます。

 上記の「不義理アベンジャーズ」もそうですが、自分のさじ加減で撒いた「メタ行為」なのに、ふと我に返ってしまうというパターンです。

(南城与右衛門)

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