【漫画】子供の叱り方に悩む母 「イラッ」とした瞬間、考えて対応した結果が「非常に刺さる」【作者インタビュー】

■「しつけ」と「自分の気持ち」は区別すべき？

　4歳になってからなかなか言うことを聞いてくれなくなった娘のムーコちゃん。母・ちくまサラさんはついイライラしてしまい、感情に訴えかけるように叱ってしまうこともありました。うまく伝えるためにはどうしたらいいのだろうかと考えていると、あることに気が付いて……。

　ちくまサラさん（@chikumababy）によるエッセイマンガ『子どものしつけと自分の気持ちは分けるべきなのでは？と思った話』がTwitter（現：Ｘ)上で公開されました。いいね数は2万を超えており、読者からは「とても勉強になりました」「尊敬します」「私も育児頑張ります！」などの声があがっています。

　作者のちくまサラさんにお話を聞きました。

ーー今作『子どものしつけと自分の気持ちは分けるべきなのでは？と思った話』のエピソードが生まれたきっかけを教えてください。

　マンガの通り、なかなか手を洗わないムーコにイラっとしてしまったときに、オモチャのエピソードを思い出して 「この場面でもムーコに怒りをぶつけるのは違うのではないか？」と考えました。 それを頭のなかでまとめてマンガにしました。

ーー今作を描くうえで気を付けた点や工夫した点はありますか？

　結局自分の気持ちをどう持っていくのが正解なのか分からなかったので、分からないものは分からないと正直に描きました。

「感情」で「しつけ」をしてはいけない…？（ちくまサラさん提供）

ーーたくさんの感想が寄せられていますが、特にうれしかった感想の声、印象に残った読者の声について教えて下さい。

　子供に対していつもこういう向き合い方ができれば最高だけど、「私にはムリ」という感想が多く、「私もだよ…」と思いました(笑)。

ーーちくまサラさんが育児と創作活動の両立をするうえで、特に心がけていることがあれば教えてください。

　夜は寝ること。あとネタになりそうなことは忘れないうちにスマホにメモしています。

ーー今後、育児以外で挑戦してみたいマンガのジャンルはありますか？

　独身の頃は、いろいろなジャンルのマンガを描いて出版社に持ち込んでいました。まだ描いたことがないのは縦読みのWebマンガなので、育児に余裕ができたら挑戦してみたいです！

（マグミクス編集部）