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「罰ゲームがエグすぎた?」初期『遊☆戯☆王』の理不尽極まりない「闇のゲーム」3選

マグミクス / 2023年8月24日 20時10分

「罰ゲームがエグすぎた?」初期『遊☆戯☆王』の理不尽極まりない「闇のゲーム」3選

■エグい罰ゲームも! 初期『遊☆戯☆王』を彩った「闇のゲーム」

『遊☆戯☆王』は、1996年から2004年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された人気マンガです。同作のグッズとして発売されたカードゲームは、「世界一販売枚数の多いトレーディング・カードゲーム」としてギネス認定され、世界規模の大ヒットを記録しています。

 そのため『遊☆戯☆王』と言えばカードゲームというイメージが強いのですが、物語の初期はカードゲームを扱った内容ではありません。

 気が弱く、いじめられっ子の主人公・武藤遊戯は「千年パズル」を完成させたことで、もうひとつの人格(通称・闇遊戯)が生まれ、その身に宿すようになります。この闇遊戯が悪人にゲームをしかけ、負けた相手には闇遊戯の超人的な力で「罰ゲーム」を与えるというストーリーでした。

 そこで今回は闇遊戯がしかけた、理不尽極まりない「闇のゲーム」の顛末を振り返ります。

●あまりに過酷すぎる罰ゲーム?

 最初にご紹介するのは、サイコロを使用した闇のゲームです。このゲームは、イジメに関するヤラセのドキュメンタリーを撮影しようとしたテレビ局のディレクターを相手にしかけます。

 遊戯をイジメられっ子役に仕立て上げようとしたディレクターは、ADに制服を着せて遊戯の高校の同級生のイジメっ子の役をやらせます。遊戯の友人・城之内はそんなヤラセを止めようとしますが、返り討ちに遭ってしまいました。

 自作自演で番組を作ろうとした挙句、友達を傷つけたディレクターを制裁すべく、闇遊戯は闇のゲームをしかけます。

 闇遊戯が提案したのは「サイコロを振って自分より小さい目を出すか、同じ目を出したら勝ち」というシンプルなルールです。しかし、先行でサイコロを振った遊戯は、サイコロの最大値である「6」を出してしまいます。

 これで勝ちを確信したディレクターは、遊戯の顔面に向けてサイコロを投擲します。遊戯は、そのサイコロを千年パズルを盾にして防ぐと、千年パズルの先端に当たったサイコロは割れてしまいました。

 ふたつに割れたサイコロの出目は「1」と「6」で合わせて「7」となるため、遊戯がまさかの勝利をおさめます。

 敗れたディレクターに対する罰ゲームは、視界がモザイク状態になるというあまりにも厳しい内容でした。イジメをねつ造しようとしたとはいえ、その代償が失明に匹敵するペナルティだったことに驚いた人も多かったはずです。

●相手の癖を逆手に取って勝利

 続いてご紹介するのは、「沈黙ゲーム」です。歌が下手なのに毎月自分のリサイタルを開く、はた迷惑な同級生・騒象寺がターゲットになりました。

 騒象寺は気弱な生徒に高額なリサイタルのチケットを押しつけ、売ってくるように脅していました。遊戯は、これに巻きこまれた親友・花咲が持つチケットを買い取りますが、そのことが騒象寺にバレて、花咲はボコボコにされてしまいます。

 この行為が闇遊戯の制裁対象となります。遊戯は、音を感知すると踊り出すピエロのおもちゃを、先に踊らせた方が負けというルールで、騒象寺に勝負を挑みました。

 開幕早々、遊戯のヘッドホンのジャックがコップのフチに引っかかっているのを見た騒象寺は、自分の勝利を確信します。しかし、ボリュームマックスのマイクを手放さないという癖を闇遊戯に見抜かれ、そのマイクが騒象寺の心臓の音を拾ってスピーカーから流れて自滅しました。

 こうして敗れた騒象寺には、自分の心音を大音量で聞かされ続けるという、地味にきつい罰ゲームが施行されました。

■文化祭を巡った、あまりにも壮絶なバトル

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●苦戦した末に一発大逆転?

 最後に紹介するのは、「鉄板アイスホッケー」というゲームです。

 文化祭実行委員・猪頭は、遊戯たちのクラスが準備していた文化祭の場所に言いがかりをつけて強奪します。その理不尽な仕打ちに真崎杏子が涙を流し、闇遊戯の怒りを買うことになります。

 そして闇遊戯の考案した「鉄板アイスホッケー」で猪頭と戦うことに。熱々に熱された鉄板の上で、火薬を埋めこんだ氷の塊をエアホッケーのように打ち合うという危険極まりない内容でした。

 猪頭のパワーとスピードに苦戦を強いられますが、闇遊戯はそのパワーを逆に利用し、ひそかに氷の塊に切れ目を入れます。そして猪頭が勢いよく氷を打ち返そうとしたときに亀裂の入った氷が砕け、なかに入った火薬が大爆発しました。

 この「鉄板アイスホッケー」は闇のゲームとして行われたゲームではありませんでしたが、猪頭は爆発によって大やけどを負うという散々な結果になりました。

 このように『遊☆戯☆王』の序盤ではカードゲームのデュエルではない、さまざまな創作ゲームで想像以上に壮絶なバトルが描かれました。カードバトルとしての『遊☆戯☆王』が好きな人のなかにも、「闇のゲーム」時代も面白くて好きだったという人はいるのではないでしょうか。

(マグミクス編集部)

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