【漫画】「やってしまった…」寝起きが悪い娘に蹴られた母 ついに堪忍袋の緒が切れて？【作者インタビュー】

■「正解」がない育児って大変！

　朝から母の怒りが爆発してしまったときのことを描いたマンガ「やってしまった…」が、Instagramで1900以上のいいねを集めて話題となっています。

　毎朝、支度に時間がかかる子供たち。特に4歳の娘は寝起きが悪く、作者はこの日も苦労しながら起こしていました。ところがなかなか起きない娘に蹴られてしまい、母の怒りが爆発……。読者からは、「激しく共感します！」「うちもこの繰り返しです」「みんな頑張っていますよね」などの声があがっています。

　このマンガを描いたのは、日常で起こった出来事をマンガにして、Instagramで発表している、もこぞーさん（@mocozo52）です。もこぞーさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか？

　Instagramでは2018年からマンガを発表し始めました。当時は暇を持て余すことが多く、「なにか好きなことをしたいなー」と思い、描き始めました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

　自分が大爆発を起こしてしまったあとの思考の流れを面白おかしく伝えて、ちょっとでも共感してもらえたら気持ちが楽になれるかも……と思って描きました。疲れがたまっていたりすると、どうしてもイライラしやすくなり、大爆発してしまうときがあります。このときも極力爆発しないように耐えていましたが、暴言を吐かれたり、たたかれたりして大爆発してしまいました。

ーーもこぞーさんが怒っているとき、お子さんたちはどのような様子なのでしょうか？

　息子は1年生になってから、反抗的に言い返してきたり、自分の行動を正当化してきたりします。娘は我を通そうと、自分の意見をガンガンにぶつけてきます。でも、話せば分かってくれて、泣きながらも受け入れてくれています！　それがエンドレスで繰り返されています（笑）。

ーーこの日、帰ってきてからのお子さんの様子を教えて下さい。

　息子はすっかり忘れていたようで、朝のことはガッツリ「なかったこと」になっていました（笑）。娘は「母ちゃん、朝はごめんなぁ」と、ふとしたときに伝えてくれました。

ーー怒ったあとは、お子さんとどう接していますか？

　息子には、何がいけなかったのか、しばらく自分で考えるよう伝え、そのあとお互い納得がいくまでよーく話し合います。娘は落ち着かせてから、何がいけなかったのかを端的に、簡単な言葉で伝えます。子供たちが理解しているかどうかは、私が「なんとなく」で感じています。

ーーもこぞーさんは怒ったあと、普段どのように気持ちの切り替えをしていますか？

　普段は笑いに持っていって、多少のことは消化しています。

ーー今回の作品について、どのような意見が寄せられていますか？

　とにかく共感の嵐でした！　「悪いことは叱って正解です！」と言ってくれたり、「お疲れさまです」と元気付けてくれたり……優しい言葉ばかりでした。

ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。

　育児でぶつかったこと、夫婦のこと、ペットのことでの悩みや相談、面白いエピソードなど、いろいろ人が共感して、笑えて楽しめるマンガを発信していきたいです。

（マグミクス編集部）