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「真似すんな!」魅力的だけど大人に禁じられた『キン肉マン』の凶悪必殺技

マグミクス / 2023年8月30日 19時50分

「真似すんな!」魅力的だけど大人に禁じられた『キン肉マン』の凶悪必殺技

■大人に見つかると怒られた必殺技

 今も連載が続く人気マンガ『キン肉マン』は、2023年でアニメ第1期の放送開始から40周年を迎え、新作アニメシリーズの制作も発表されています。当時、ファンたちは登場する超人のプロレスバトルに夢中になりました。

 なかでも数々の派手な「必殺技」は魅力的で、「週刊少年ジャンプ」本誌の最新話や、アニメの放送翌日に、さっそく真似をした子供も多かったことでしょう。この記事では、数々の技のなかでも大人から「真似しちゃダメ!」と叱られたという声の多い、危険な必殺技を3つ振り返ります。

 まずロボ超人・ウォーズマンの「パロ・スペシャル」は、「真似しやすい分、マジで危険」という意見も多い、残虐な技でした。相手の背中側から跨り、自分の両足を引っかけ、両肩をがっちり固める関節技です。この技には、かけられた相手が逃げようとすればするほど余計に深みにはまり、ますますダメージを受けてしまう恐ろしさがあります。

 アニメ40周年を記念して開催されている「超キン肉マン展」(9月10日まで仙台で開催、16日からは大阪で開催)では、等身大のキン肉マンの展示にパロ・スペシャルがかけられるコーナーが用意され、話題のようです。

 そんなパロ・スペシャルに関して、ネット上では「弟にパロ・スペシャルを食らい、やり返したら兄弟揃って母に大激怒された」「仲間にパロ・スペシャルをかけていたら担任からゲンコツをくらった」と、大人に怒られた思い出を語る人が多くいました。また、キン肉マンがウォーズマン相手に初めて使った有名技「キン肉バスター」を真似した人も多かったようですが、真似しやすさではパロ・スペシャルの方が上でしょうか。

 また、ロビンマスクがキン肉マンにかけた「タワーブリッジ」も、よく真似をされた技です。自らの両肩に相手を仰向けに捕え、背骨を折るように相手の頭と足を引っ張りますタワーブリッジをかけられたキン肉マンは脱出できず、リング上に鳴り響く音から背骨を折られてしまったのではないかと周囲に思わせるほどの威力を見せました。

 そんなタワーブリッジに関しても、SNSなどで「タワーブリッジを試そうとして事故りそうになったのは懐かしい思い出」「タワーブリッジで友達の背骨からイヤな音がした思い出が」と、危険な記憶を語る人がちらほらおり、いかに危険な技かがよく分かります。

 残虐超人として登場したラーメンマンの「キャメルクラッチ」は、トラウマ級の場面を生み出した危険技です。初登場となった第20回超人オリンピックで、ラーメンマンは対戦相手のブロッケンマンをキャメルクラッチで捕えます。そして、うつ伏せになったブロッケンマンに跨り、顎を両手で引き上げ、そのまま相手の身体を「真っぷたつ」に引き裂いてしまったのでした。アニメではブロッケンマンをふたつ折りにしたあと、「棒で伸ばしラーメンにして食べる」という、別種の残虐さを見せています。

 うつ伏せに寝ている相手にかけるキャメルクラッチも真似しやすく、手軽さもあってかネット上では「キャメルクラッチを真似して友達にやったら泣かしてしまった」「同級生にキャメルクラッチをかけようとして先生にめっちゃ怒られた」と、反省の声が上がっています。超人の怪力がなければ相手を引き裂くことはできないでしょうが、普通の子供が真似してもかなり危険です。

 今回紹介した技以外にも、テリーマンの「テキサス・クローバー・ホールド」や、悪魔将軍の「地獄の断頭台」を真似したとの声も見られました。地獄の断頭台に関しては、「当時、子供心に真似しちゃだめだと分かった」という人もいれば、真似する生徒が現れて「校則で禁じられた」という恐ろしい体験談を語る人もいる超危険技です。

 大人が禁じるのも当然の危険技も多いですが、子供たちがどうしても真似したくなってしまう必殺技は、『キン肉マン』の大きな魅力であることは間違いありません。最新のアニメ技術で数々の必殺技が見られる日が楽しみです。

(LUIS FIELD)

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