『ワンピ』隠れて使うなら「あり」 能力発動時が恥ずかしすぎる「悪魔の実」3選

■美女に心をのぞかれるのはドキドキするけど？

「悪魔の実」は、ひと口かじれば超能力を手にすることができるという不思議な果実です。『ONE PIECE（ワンピース）』の主人公であるモンキー・D・ルフィも「ゴムゴムの実」の能力者で、冒険のなかでさまざまな「悪魔の実」の能力を持つ敵と戦ってきました。その能力は圧倒的な戦闘力につながるものから、日常生活にあったら便利なものまで多種多様です。

　しかし「悪魔の実」のなかには、能力を使用する際に独特な見た目になってしまい、「使うのに勇気が必要では？」という声が挙がるものも見られました。使える能力なのに、能力者の見た目がシュールになってしまう「悪魔の実」を見てみましょう。

●「ギロギロの実」

「ギロギロの実」は、ドレスローザ王国の王女であるヴィオラ（偽名：ヴァイオレット）が持つ能力です。身体の内部の内臓や骨格、血管まで見ることができる「透視能力」、八方4000kmの範囲を見渡すことができる「千里眼」、思考を覗き込む「読心」など、まさにすべて「お見通し」なチート級の能力を持っています。

　その能力の強力さは、ドンキホーテ海賊団の船長であるドンキホーテ・ドフラミンゴが、リク王の命と引き換えにヴィオラを海賊団の一員に引き入れてしまうほどでした。

　そんな反則級に強い「ギロギロの実」の能力について、心をのぞく際のポースに違和感を覚えるファンが多く見られました。「心覗き（ピーピングマインド）」で相手の思考を読む際、ヴィオラは親指と人差し指を輪っかのように結び、手を逆さに向けて眼鏡のように覗き込むポーズをとります。

　ヴィオラのような美女が真剣にそのポーズをすることで余計に笑いを誘い、ネット上では「使うのに勇気がいりそう」「手首と肘の柔軟性がなければ無理」などネットに声があがっています。

●「コロコロの実」

「コロコロの実」の能力者であるアベロンはアニメオリジナル「シルバーマイン編」に登場したシルバー海賊連合のひとりです。手足を車輪に変形させ、トロッコのように線路を行き来し、ルフィたちを追い詰めました。

　アベロンはレール上で追いかけながら、トロッコに積まれた爆弾を投げるスタイルで戦います。走行中に爆弾を投げる際は人間の手に戻したり、ドリルに付け替えてとどめを刺そうとしたりしていました。

　スピードとしてはかなり速く便利そうに見えますが、レール上で人間がトロッコとして走っている様子はまさにシュールそのもので、使うには少し恥ずかしく思えてしまうでしょう。

　ネット上では「この実を食べたら絶望しかない」「椅子のコロコロみたい」という辛らつな感想も見られました。

●「グルグルの実」

　ドンキホーテ海賊団の幹部であるバッファローは「グルグルの実」の能力者です。髪をプロペラのように回して空を飛んだり、突風を起こしたりできる能力を持っています。

　作中では、同じドンキホーテ海賊団の一員であるベビー5と行動をともにしており、「ブキブキの実」の能力でミサイルになったベビー5をバッファローが大砲代わりとなって敵に投げつけて攻撃していました。

　バッファローは単体での目立った活躍がないとはいえ、空を飛んだり風を巻き起こせたりする能力はかなり便利です。しかし、プロペラとなった髪の毛が顔の周りをグルグルと回って飛行する姿と、バッファローの巨体が相まってコミカルな雰囲気がただよってしまったのでしょう。

　この個性的な見た目に、ネット上では「グルグルが衝撃すぎて、それ以外覚えていない」「この見た目ならいらない」と、戦闘能力よりも強烈なビジュアルへの意見が多く見られました。

「悪魔の実」は億単位の金額で取引されるほどの価値がありますが、高いからといって必ずしも万人に受けるような能力とは限らないようです。あなたなら、どんな「悪魔の実」を手に入れたいですか？

（LUIS FIELD）