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「サーカスかよ」「発想自由過ぎ」 『北斗の拳』で異彩を放った「トンデモ南斗聖拳」

マグミクス / 2023年9月14日 7時10分

「サーカスかよ」「発想自由過ぎ」 『北斗の拳』で異彩を放った「トンデモ南斗聖拳」

■ケンシロウに会うまで生き抜いてたのが不思議な「トンデモ南斗聖拳」の使い手たち

 1983年から1988年まで「週刊少年ジャンプ」で連載され、40周年を記念して新アニメシリーズ『北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-』の制作も発表されたマンガ『北斗の拳』には、数多くの拳法が登場しました。そして主人公・ケンシロウが操る北斗神拳の対極に位置する拳法として、「南斗聖拳」が描かれています。

『公式 北斗の拳VS蒼天の拳 オフィシャルガイドブック』では、核戦争後に数が減ったとはいえ108もの流派があることが説明されており、南斗聖拳の種類の多さがうかがえます。本記事では、数ある南斗聖拳のなかから異彩を放った「トンデモ南斗聖拳」を3つ振り返ります。

 最初に紹介するのは、狂信者の集団「GOLAN」との戦いで登場した「南斗無音拳」です。この拳法は気配を完全に消し、死角から襲い掛かるのが特色で、もともとレッドベレーの隊員だったカーネルが使用しています。本人は世界最強の殺人拳と言っており、ケンシロウに気づかれずに背後を取るほどの実力をみせました。一方で、ブーメランを使用するなど拳法と呼べるかどうか疑問が残ります。

 SNSでは「変な爪をつけている南斗無音拳を僕は認めない」と南斗聖拳とは認めない声もあれば、「キワモノが多い南斗聖拳のなかにおいて、比較的マトモな拳法」「一応ケンシロウが『ずばぬけた能力の持ち主ではある』って認めてるし、ちゃんとレッドベレーらしい南斗聖拳だったと思う」と評価する声もあがっています。

 次に紹介するのは、「南斗双斬拳」です。これは、サウザーの配下であるベジとギジのふたり組が敵を間に挟むように向かい合い剣を投げ合う拳法でした。ふたりが徐々に距離を縮めると攻撃速度が上がるため、相手は避けるのが困難になっていきます。

 まるでジャグリングのような攻撃で、本来は強いはずですが、彼らはケンシロウに遠近感を失う秘孔「児鳩胸」を突かれ、互いの投げた剣で死亡しました。ファンの間では「ちょっと凄いサーカスの人」「ふたりで寄ってかかっても、剣をケンシロウにかすりすらさせられないこいつらは弱すぎる」との低い評価です。

 原作にはない旧アニメシリーズオリジナルの南斗聖拳には、もはや「拳」の名もつかない「南斗人間砲弾」など、数々のトンデモな南斗の流派が登場しましたが、一応「拳」とついているものの拳法とは呼べないような代物が「南斗爆殺拳」です。アニメ12話「俺は死神!!地獄の果まで追いつめてやる!!」で、ケンシロウに追い詰められたジャッカルが苦し紛れに使った技でした。

 技と言っても実際は、ダイナマイトを投げて相手を爆殺しようとしただけで、ケンシロウからもツッコミを受けています。新アニメでここまで自由なオリジナル拳法が登場する可能性は低そうですが、「敢えて令和の時代に『南斗爆殺拳』が見たい」「普通にダイナマイト投げたら強いし、ケンシロウ以外に使うところ見てみたい」などの声も出ていました。

(LUIS FIELD)

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