「東京ゲームショウ2023」注目作や見どころは? 初心者向け参加ガイド
マグミクス / 2023年9月20日 17時40分
■事前に知っておきたい「東京ゲームショウ」の注意点!
今年も、多彩なコンピューターゲームのお披露目や最新情報の発表が行われる「東京ゲームショウ」の時期がやってきました。今回の「東京ゲームショウ2023」(以下、TGS2023)は、千葉市美浜区の幕張メッセにて、2023年9月21日から9月24日までの4日間にわたって実施します。
前半2日間のビジネスデイは関係者やメディアなど一部の人しか入れませんが、後半2日間の一般公開日はチケットを持っていれば誰でも入場できます。ゲーム市場の最先端に直接触れられる貴重な機会なので、一度足を運んでみたいと考えている人も多いことでしょう。
ですが、「TGS2023」のような大きなイベントの場合、入場方法をはじめさまざまなルールがあるので、そこで二の足を踏んでしまいがちです。
そこで本記事では、参加する際の注意事項やどんな楽しみ方ができるのかといったポイントを、分かりやすく紹介します。念願の「東京ゲームショウ」デビューの一助にどうぞ。
●「チケット」は必ず事前に購入を!
最初に押さえておきたいのが「チケット」の情報です。チケットがなければ「TGS2023」には入場できません。そして決して見落とせないのが、「会場でチケットの当日券販売はない」という点です。事前のチケット購入が必須なので、あらかじめ手続きを済ませた上で会場に向かいましょう。
また、チケットは日にち指定での購入になります。行きたい日を先に決めておき、「9月23日券」か「9月24日券」のいずれかを選択してください。なお、チケット料金は各日2300円(税込)ですが、小学生以下は入場無料です。
チケットは、各種プレイガイド(チケットぴあ、ローソンチケット、セブンチケット、イープラスなど)のオンライン販売や、コンビニに設置されている端末販売などで購入できます。
●参加スタイルに合わせて、会場に到着する時間を決めよう
「TGS2023」は、各日の午前10時から17時にかけて行われます( ※一般公開日は、状況により9時30分に開場する場合も)。ただし初回入場の受付は16時まで。そして再入場は、16時30分で終了します。
チケットがあり、時間内であればいつ足を運んでも大丈夫ですが、「午前10時に会場に着いたら、そのまま入場できる」とは考えない方がいいでしょう。
人気ゲームの試遊やステージイベントを見るために、会場時間よりも早く訪れる人が多く、毎回のように入場待機列が作られます。先着順なので、早く会場に着いた人ほど前の方に並べます。どれほどの列になるかは当日の混雑次第ですが、来場者の多いイベントなので油断は禁物です。
なお、優先入場などの特典がつく「サポーターズクラブチケット」もありますが、こちらは既に売り切れ。一般のチケットしかないので、出来るだけ長く「TGS2023」を楽しみたい人は早めに会場へ行き、すんなり入りたい人は少し遅めに着くのが吉でしょう。
●入場前に手荷物検査アリ! 危険物の持ち込みは厳禁
入場前には、来場者の手荷物検査が行われます。一般的に持ち歩けない危険物はもちろん、可燃物や可燃性の高い素材や強い臭気の出る物、酒などの類も禁止されています。また、会場内では禁酒・禁煙です。
持込禁止物で特に注意したいのは、「全長50cm以上の長物(材質問わず)」です。カサや杖なども含まれるので、うっかりしていると引っかかる恐れがあります。伸縮や分解可能なものでも、最長が50cmを超えるものは禁止されています。ただし、雨天時のカサは除くとのこと。
●広大な会場を「会場マップ」で乗り切ろう
いざ会場に入ると、その広さに驚くかもしれません。今回は幕張メッセの全館が会場となるので、事前に予習や準備をしておかないと、行きたいブースに辿(たど)りつけなかったり、ちょっとした迷子になったりする可能性もあります。
そんな時も、「会場マップ」があれば悩みは一発で解決です。公式サイトに掲載されているほか、そのページから会場マップのPDF版をダウンロードできます。事前に、手持ちのスマホにPDF版を入れておくことをお勧めします。また、興味があるゲームやブースもあらかじめチェックし、どこのエリアにあるのか把握しておくのも肝心です。
特に押さえておきたい注意点は以上ですが、このほかにも細かく定められているので、公式サイトにある「来場時のお願いとご注意」も合わせてチェックしておきましょう。
■「東京ゲームショウ」で、どんな楽しみが待っているの?
各メーカーが、さまざまなゲームタイトルを出展する
●会場で「見る」「遊ぶ」「もらう」「撮る」を楽しもう!
「東京ゲームショウ」では、多彩な楽しみ方があなたを待っています。どんな楽しみがあるかと言えば、「見る」「遊ぶ」「もらう」「撮る」など、一言では紹介しきれないほどです。
「見る」だけでも、その楽しみ方はたっぷりあります。まず出展している各ブースは、それぞれ趣向を凝らしたデザインで来場者の目を楽しませてくれます。さらに、ゲームの最新映像を流すモニターもあれば、公式コスプレイヤーがいるブースもあるので、会場内を眺めているだけでも刺激的です。
そして「見る」楽しさと言えば、各ブースで行われるステージイベントは外せません。ゲームクリエイターや声優などが登壇する場合が多く、生の姿を直接見られる絶好の機会です。開催日時が決まっているので、ファンの方は事前に確認しておきましょう。
「遊ぶ」はもちろん、試遊出展されているゲームのプレイです。プレイ時間は限られますが、まだ発売されていないゲームをひと足先に楽しめる、またとないチャンスです。
ただし試遊への関心度は非常に高いため、必然的に人が集まりやすくなります。その結果、希望者が長蛇の列となり、1時間や2時間待ちも珍しくありません。遊びたい試遊ゲームがある人は、出来るだけ早く会場入りし、真っ先に向かうことをお勧めします。
ノベルティを配布するブースも多く、いろんなグッズを「もらう」楽しみもあります。クリアファイルや団扇、ステッカーに小冊子などが定番ですが、一風変わったグッズがもらえることも。ノベルティの中には、一定の条件を満たせばもらえるもの(例:試遊する)もあります。また、もらえるノベルティとは別に、各種グッズを購入できる物販エリアも設けられています。
「撮る」楽しみは、もちろん撮影です。フォトスポットがあるブースでは、ゲームの世界をイメージした展示物が置かれていることが多く、思い出の一枚を取るには最適の場所でしょう。ただし、セルフィスティック(自撮り棒)は使用禁止です。
また、自分を撮るだけでなく、各ブースや公式コスプレイヤーを写真に収めるのも楽しみのひとつ。ブースやタイミングによっては撮影禁止の場合があるので、事前に確認し、許可を得て、周囲の迷惑にならないように撮影してください。
●発売前の話題作を、いち早く体験しよう!
「TGS2023」のお勧めスポットは、文字通り数えきれないほどです。特にステージイベントは多岐にわたりますし、各ブースで行うため時間帯が被る場合もあります。
直で見たいほど興味のあるステージイベントがあれば、そこには足を運ぶべきです。ただしステージイベントは配信されることも多いので、チェックは映像で済ませ、実際に体験できる出展に時間を回すのもひとつの手でしょう。
体験の花形と言えば、やはり試遊プレイは外せません。そこで本記事では、どんな話題作や人気作が遊べるのか、主な出展メーカーごとに取り上げて紹介します。
まず、今回最も注目を集めそうなのが、スクウェア・エニックスによる『ファイナルファンタジーVII リバース』の試遊です。100台もの試遊台が用意されますが、おそらくこれでも足りないくらいの来場者が詰めかけるはず。順番待ちが会場で最長の列になってもおかしくありません。
また同社は、『インフィニティ ストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険』や『STAR OCEAN THE SECOND STORY R』などの試遊出展を予定するほか、『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』のクレーンゲームも置かれる模様です。
カプコンブースでは、『ドラゴンズドグマ 2』のアクションとポーンとの冒険が楽しめる試遊をはじめ、『バイオハザード RE:4』追加DLC「セパレート ウェイズ」の冒頭や、追加キャラクター「A.K.I.」の先行体験含むバーサスモードがプレイできる『ストリートファイター6』などの試遊プレイが体験できます。
それぞれの代表作が飛び出すセガ/アトラスブースでは、『ソニックスーパースターズ』や『龍がごとく7外伝 名を消した男』、そして『ペルソナ3 リロード』と『ペルソナ5 タクティカ』の試遊プレイが可能です。
コナミデジタルエンタテインメントは、令和でも人気絶頂のシリーズ最新作『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』や、往年の名作が現行機が遊べる『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』などの試遊を予定。また同社のブース内には、『イースX -NORDICS-』(日本ファルコム)の試遊台も設置されるのでお見逃しなく。
このほかにも、コーエーテクモゲームスの『Fate/Samurai Remnant』、レベルファイブの『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』や『ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』の試遊など、話題作の試遊が目白押しです。
バンダイナムコエンターテインメントは、対戦格闘シリーズの最新作『鉄拳8』や、鳥山明氏の作品をゲーム化した『SAND LAND』などの試遊を行いますが、同社の試遊コーナーはすべて事前予約制で、既に申し込みが締め切られています。どうしても試遊したい方は、当日設けられるキャンセル待機列に賭けましょう。
* * *
「東京ゲームショウ」は毎年見どころが多く、ビジネスデイでもとても回り切れないほど。それだけの楽しさ・面白さが詰まったイベントでもあるので、「TGS2023」を訪れる人は、このひとときだけのお祭りを全力でお楽しみください。
(臥待)
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