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4作目以降には誰が? 実写『キングダム』未登場「強烈キャラ」のキャスト予想

マグミクス / 2023年9月21日 19時10分

4作目以降には誰が? 実写『キングダム』未登場「強烈キャラ」のキャスト予想

■キャラ再現度が高くて「実写化不可能」は昔の話に?

 原泰久先生による人気マンガ『キングダム』の実写映画は、1作目は2019年の邦画実写作品興行収入1位と大ヒットを記録し、2023年の『キングダム 運命の炎』まで3作連続で興行収入50億円突破と大人気シリーズとなりました。壮大なスケールから「実写化不可能」とまで言われていた作品でしたが、キャスト陣によるキャラクターの再現度や妥協のないアクションシーンは実写化に懐疑的だった原作ファンから納得の声も続出しています。

『キングダム 運命の炎』がとても続きが気になる終わり方をしたなか、早くも4作目の公開が発表されており、さらに人気は加速していくことでしょう。

 そんな『キングダム』は、原作が2023年9月時点で69巻まで刊行されており、まだまだ実写映画に登場していないキャラクターも数多くいます。そのため、原作ファンの間では「あのキャラを演じるなら誰が良いのかな」「意外とこの人ならハマり役かも」と、キャスト予想もさらに白熱しているようです。

 今回は、実写映画4作目以降の登場にも期待したいインパクト大のキャラクター数名と、キャスト予想の声を紹介します。

※この記事では『キングダム 運命の炎』以降の原作のストーリーに触れています。また、常用漢字外のキャラクターの名前の一部はカタカナ表記としております。

●桓騎(かんき)

 かつては野盗の頭目として非道の限りを尽くし、将軍となった後も残忍な性格が見え隠れする桓騎は、相手の虚を衝く作中屈指の天才肌の頭脳派のキャラクターです。勝利のためには方法を選ばない野心家であり、カリスマ性の持ち主でもある桓騎はならず者の多い部下たちからも非常に慕われています。

 そして桓騎の名ゼリフといえば、少数兵で大軍の敵陣営に乗り込む際などに、不安を隠せない部下に対する「心配すんな 全部上手くいく」という一言でしょう。ピンチの状況でも動揺することなく、余裕すらも見せる桓騎を演じるキャストには、大人の魅力も欠かせません。

 そんな桓騎を演じてほしいキャストとしては、特に北村一輝さんの名前が多くあげられています。北村さんは実写版「テルマエ・ロマエ」シリーズのケイオニウスのように濃い顔を活かした特徴的な役を演じたことも多く、特にビジュアル面ではファンから「他にできる人がいない」と断言されるほどです。冷徹でありながら、余裕たっぷりに戦へと挑む桓騎を見事に演じてくれるでしょう。

●王翦(おうせん)

 桓騎と同じく、秦が魏国の山陽をとるための戦いを描いた「山陽攻略編」から登場した王翦は、敗北を経験したことのないキャラクターです。そして恐ろしい形相をあしらった鎧とアイマスクのような兜を身につけており、作中で素顔を晒したことがありません。

 兜で顔はほぼ見えませんが、それでも隠しきれない目力やオーラを持っている点から、阿部寛さんをイメージする声がSNSを中心に集まっています。たしかに阿部さんは王翦と同じく体格も良く、兜に負けない目力があるため、王翦を演じられるかもしれません。

 同じく王翦を演じてほしいキャストとしてあげられているのが、ハリウッドでも活躍する真田広之さんです。何を考えているのかわからないミステリアスな雰囲気は、数々のハリウッド映画でもクールな役を演じている真田さんにぴったりと言えます。

■穏やかな老将、顔芸も強烈だった女王様キャラのキャスト予想は?

●廉頗(れんぱ)

実写で誰が演じるのか気になる桓騎が描かれたTVアニメ『キングダム』第5シリーズのビジュアル (C)原泰久/集英社・キングダム製作委員会

 顔中傷だらけで、元「趙国三大天」のひとりの百戦錬磨の名将である廉頗は豪快な一面を持つキャラクターです。主人公・信に対し、愛用の矛で一撃を与えたシーンなど、強烈な武力を発揮しました。

 また、山陽攻略戦では自身の立場を考慮して魏で人望の厚い白亀西を総大将に任命するなど、柔軟に戦況を見極める力も持っています。力任せに戦うのではなく、秦国総大将・蒙ゴウが長い時間をかけて考案した「対廉頗用防御陣」を一目見て把握、次々と突破して本陣のある山頂へとたどり着く形でも活躍を見せました。

 廉頗を演じるキャストに求められるのは、屈強さだけではなく、かつて共に戦ってきた同士が次々と討たれる悲哀や孤独感を漂わせる演技力です。それを踏まえると、高い演技力で豪快な雰囲気と孤独感を再現できる名俳優・役所広司さんや、草刈正雄さんをキャストに希望するファンが多くいました。特に役所さんはドラマ『VIVANT』のラスボス役で話題になったばかりで、カリスマ的敵役としてのイメージが強くなっていそうです。

●蒙ゴウ

 屈強で好戦的な武将が多い『キングダム』において、穏やかな雰囲気で「フォッフォ」と笑う優しそうな蒙ゴウは、珍しいキャラクターに思えるかもしれません。蒙ゴウは自他ともに認める「凡将」ですが、戦闘で負傷した部下を気遣うといった一面で、周囲から支持を集めています。実際に元野盗だった桓騎や野心を秘めた王翦も蒙ゴウには従っており、どのような相手であっても心をつかむ術に長けていました。

 柔和で安定感があり、相手と真摯に向き合う姿勢を持つ蒙ゴウを演じるキャストは、名バイプレイヤーとしてさまざまな作品を縁の下から支えていた俳優・木場勝己さんや、優しくて気のいい役柄のイメージも強い西田敏行さんをイメージする声もあります。特に木場さんは実写版『ゴールデンカムイ』でも剣の達人・永倉新八を演じることが決定しており、実は武力面でもかなりの実力を持つ蒙ゴウ役で期待されているようです。

●カ燐(かりん)

 羌カイ(きょうかい)や楊端和(ようたんわ)など、『キングダム』には強くて美しい女性キャラクターも少なくありません。他国が一斉に秦を攻めてくる「合従軍編」から登場した楚国の大将軍・カ燐もそのひとりで、合従軍の総大将・春申君(しゅんしんくん)からも「性格に難あれど優秀」と評される強烈な人物として描かれています。

 カ燐は体格の良い周囲の武将に負けずとも劣らない高身長なキャラですが、それがコンプレックスであることから触れようものなら即斬首を命じていました。部下を蹴り付けて首の骨をへし折るほどのパワーを持ち、戦術においても相手を翻弄するカ燐は、作中屈指の女傑で特に実写化が難しそうなキャラです。

 そんなカ燐を演じてほしいキャスト候補としては、体格面は別として、特に元宝塚歌劇団のトップスターでクールな雰囲気が魅力の天海祐希さんがあげられています。天海さんは2005年に放送されたドラマ『女王の教室』で強権的な態度でクラスを支配する教師・阿久津を演じており、強烈な印象を視聴者へと与えました。その後もカリスマ的女性キャラクターを多数演じており、「女王様気質で周囲の武将にも負けない個性を持つカ燐も十分に演じられるはず」という意見も見られます。リアリティの面を考えれば、敢えて身長を再現する必要はないかもしれません。

 その他、信と切磋琢磨する同世代の王賁(おうほん)や蒙恬(もうてん)、山陽攻略戦で信と死闘を繰り広げた廉頗四天王のひとり・輪虎(りんこ)など、実写版にも登場するならかなりの豪華キャストが予想されるキャラはまだまだいます。日本を代表する俳優が続々と参戦し、もはや誰がキャスティングされても不思議ではない実写『キングダム』シリーズから目が離せません。

(田中泉)

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