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最初に「グラグラの実」を選んだのは失敗? 『ワンピ』黒ひげが本当に奪うべきだった「悪魔の実」

マグミクス / 2023年9月22日 11時40分

最初に「グラグラの実」を選んだのは失敗? 『ワンピ』黒ひげが本当に奪うべきだった「悪魔の実」

■即死コンボを可能にする「悪魔の実」

『ONE PIECE(ワンピース)』のマーシャル・D・ティーチ(黒ひげ)は、自然(ロギア)系の「悪魔の実」である「ヤミヤミの実」を食べ、さらにエドワード・ニューゲート(白ひげ)から何らかの方法で超人(パラミシア)系である「グラグラの実」の能力を奪うことに成功しました。掟破りのチート級キャラクターとして君臨している一方、なぜ「グラグラの実」を選んだのか、という点にはいささか疑問が残るところです。

「ヤミヤミの実」といえば、闇による引力を操る能力として知られています。その神髄は能力者の実体を引き寄せたあと接触することで相手の能力を無効化できる点にあり、どちらかといえば防御寄りのスキルといえるでしょう。

 この能力に加えて「数あるパラミシア系『悪魔の実』のなかでも最強」と名高い「グラグラの実」を手に入れたことで、攻防一体の力を完成させました。しかし「ヤミヤミの実」との相性を考えてみると、もっと適した能力が存在したかもしれません。

 そもそもロギア系の「悪魔の実」は身体を自然そのものに変化させる能力であり、基本スペックとして物理的な攻撃をすり抜けることが可能でした。ところが「ヤミヤミの実」は攻撃を受け流せず、逆にあらゆる痛みを引き寄せるデメリットが伴います。

 そんな「ヤミヤミの実」の弱点を考慮すると、やはり奪うべきだったのは同じロギア系の能力だったのではないでしょうか。「頂上戦争編」というタイミングに限っても、「メラメラの実」「モクモクの実」「スナスナの実」「ピカピカの実」などを狙えたはずです。何も「グラグラの実」にこだわる必要はなかったようにも思えます。

 またシーザー・クラウンが持つ「ガスガスの実」も「ヤミヤミの実」と相性が良さそうです。引力で相手を強制的に引き寄せて毒ガスを浴びせたり、そのまま空気中の酸素を抜き取って窒息させたりと、即死級のコンボを成立させることができたでしょう。

 あるいは動物(ゾオン)系の能力を奪ってみてもおもしろかったかもしれません。ティーチは基礎戦闘力が高く、パンチ一撃でポートガス・D・エースを数メートル先まで吹っ飛ばすほどの威力を持っています。さらに「頂上戦争編」では、白ひげやセンゴクの攻撃を受けてもダウンせずに動き回るという高い耐久力も披露していました。そんなティーチのスペックを底上げする意味でも、ゾオン系との相性は良さそうです。

 とりわけ、かつての同僚だったマルコが持つ「トリトリの実 モデル:不死鳥(フェニックス)」を奪うことができれば、回復能力まで得ることができました。いくら攻撃しても倒れないどころか復活するとなったら、いよいよ無敵というしかありません。

 とはいえ当時の作中世界で「グラグラの実」は最強格であり、もともと白ひげの部下だったティーチにとっては憧れの能力だった可能性もあります。あるいは、今後読者が想像もつかない「ヤミヤミの実」とのコンボを披露してくれるのかもしれませんね。

(ハララ書房)

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