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一見弱そうだけど? 能力を工夫で「チート」にしたジャンプキャラたち

マグミクス / 2023年9月23日 18時10分

一見弱そうだけど? 能力を工夫で「チート」にしたジャンプキャラたち

■「手を叩けば入れ替われる」「ビスケットを生み出せる」使い方によってはチート級に?

 マンガの登場人物が戦闘シーンで繰り出す能力は、分かりやすく「チート」なものから、一見すると「雑魚スキル」なものまでさまざまです。説明だけ聞くと「イマイチ強くない」と感じる能力でも、巧みな使い方で相手を追い詰めるキャラは物語を盛り上げてくれます。この記事では、そんな戦略性に長けたキャラを、「週刊少年ジャンプ」のマンガから紹介します。

●東堂葵『呪術廻戦』

 マンガ『呪術廻戦』に登場する呪術高専京都校3年生の東堂葵は、呪術師のなかで特級を除いて最高ランクの「1級呪術師」に認定されている、かなりの実力者です。

 そんな東堂が使う術式「不義遊戯(ブギウギ)」は、呪術高専の東京校と京都校がバトルする京都姉妹校交流会で初披露となりました。「最悪の呪詛師」と呼ばれる敵・夏油傑(げとうすぐる)の策略で、交流会に特級呪霊たちが襲撃してきた際、東堂は主人公の虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)とともに、特級呪霊・花御(はなみ)と対峙しました。

 東堂が1級呪術師であるだけにその能力には期待が膨らみますが、不義遊戯は「手を叩くことで一定の呪力を有しているもの同士の場所を入れ替える」というシンプルな技です。

 その説明だけだと、戦闘では使いづらそうにも感じますが、東堂は戦略的で絶妙なタイミングで術式を発動し、見事に花御を翻弄していきました。共闘する虎杖との入れ替わりで攻撃を繰り返したり、入れ替わると見せかけて入れ替わらないフェイントで大ダメージを与えたりと、見事な戦闘スキルを見せています。

 ネット上では「シンプルな能力ほど極めると強い」「これで領域展開使えたらヤバそう」「自分でも使えたらいいなと思うけど、考えたら一番駆使するの難しそうな術式」と、東堂の強さがたびたび話題になっているようです。

●シャーロット・クラッカー『ONE PIECE』

 マンガ『ONE PIECE』に登場するシャーロット・クラッカーは、ビッグ・マム海賊団の「スイート3将星」のひとりで「ビスビスの実」の能力者です。手を叩くことで、「ビスケットを無限に生み出す」ことができます。

 それだけ聞くと戦闘では役に立たないと思われる能力ですが、シャーロットの生み出す「ビスケット兵」の凄まじい強さに驚いた読者も多いでしょう。特にクラッカーの「武装色の覇気」をまとった兵たちの頑丈さは異常で、主人公・ルフィと戦った際、彼の「ギア3」で放つ「象銃(エレファントガン)」でも破壊できないほどの強度でした。

 壊すことができても元に戻る上に、無限に増えるビスケットに対し、ルフィはふやけたビスケットを食べることで対処します。しかし、果てしなく大食いのルフィでさえ、満腹を訴えるほどに追い込まれました。

「ビスビスの実」の能力に関して、「食べ物を生成するだけの能力をここまで鍛え上げるのがすごい」「普通なら『ビスビスの実』の能力を知った段階で戦闘員になるの諦めそうなのに、クラッカーの努力のたまものだな」「ルフィが逃げながら戦うのを見るのは初めてだし、この技は厄介すぎる……」といった驚きの声が寄せられていました。

●奈良シカマル『NARUTO -ナルト-』

 マンガ『NARUTO -ナルト-』に登場する奈良シカマルは、主人公・うずまきナルトの同級生の忍で、奈良一族の秘伝忍術「影真似の術」の使い手です。

 影真似の術は自分の影を自在に操り、相手の影とつなげて相手の動作をコントロールする忍術でした。束縛に向いた忍術なので、直接的な攻撃力はほとんどありません。「影首縛りの術」「影縫いの術」など影真似を応用した忍術も存在しますが、敵に大ダメージを与える描写はなく、殺傷能力は低い思われます。

 しかしシカマルが得意なのは、IQ200を超える頭脳を活かした戦術で影真似を巧みに操る手法でした。印象的なのは、ナルトの捕獲を狙う暁のメンバー・飛段(ひだん)と、角都(かくず)とのバトルシーンです。1回目の戦闘で自身の師である猿飛アスマを殺害されたシカマルは、飛段たちと再び対峙した際は戦略と忍術の応用で仇討ちに成功しています。

 影真似の術を発動させるため、自身の影をコントロールして飛段を狙うシカマルは、最終的には逃げ回る飛段の隙をついて殴りにかかり、直接触れることで影真似の術を成功させていました。起爆札を張り巡らせた森での一騎打ちに追い込み、「影縫いの術」で飛段の動きを封じ、最終的には「影寄せの術」で起爆札を引き寄せて爆破します。全身がバラバラになっても不死身である飛段を再起不能にするため、森に封印する結果となりました。

 想定外の切り口で戦略を考えられるシカマルだからこそ、影真似を使いこなし、時にはチートな能力として発揮できたのでしょう。ネット上の「影真似はシカマルの頭脳と相性が良すぎる」といった読者の声にも頷けます。

(LUIS FIELD)

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