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男女の愛も親子の絆も涙なくして語れない! 『北斗の拳』の泣けるシーン3選

マグミクス / 2023年9月25日 7時10分

男女の愛も親子の絆も涙なくして語れない! 『北斗の拳』の泣けるシーン3選

■哀しみの涙を力に変えて強く生きる!

 1983年から1988年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されたマンガ『北斗の拳』は、主人公・ケンシロウが北斗神拳伝承者として、愛と哀しみを背負って戦う姿が描かれています。なかでも、仲間やライバルの死といった哀しみの場面は、ケンシロウの力となっており涙した読者も少なくないでしょう。

 ケンシロウの義兄弟、トキやラオウの死の場面はもちろん泣けますが、この記事では、その他にも特に泣けるとの声があがっている3つの哀しいシーンについて振り返ります。

 まずは、南斗水鳥拳伝承者・レイが死を迎えるシーンです。ケンシロウの仲間として行動していたレイは、同じく仲間として行動していたマミヤの村がラオウ率いる拳王軍に襲われた際に、ラオウと戦います。奮闘空しくラオウに敗れたレイは、秘孔「新血愁」を突かれて余命3日の身体にされてしまいました。

 余命わずかとなるなか、レイは残された命を、愛するマミヤに捧げようと決意します。レイは、ケンシロウに激痛の代わりに少しだけ延命ができる秘孔「心霊台」を突いてもらい、白髪になるほどの苦しみに耐えて余命を延ばしました。そして、かつてマミヤの両親を惨殺し、彼女を拉致した南斗紅鶴拳伝承者・ユダを打倒し、マミヤを過去の因縁から解き放つのです。

 そんなレイの最期は、「永遠の別れ!の巻」で描かれています。ユダを倒した喜びに浸る間もなく、レイには秘孔による影響が身体に現れます。死んでいく姿を見せまいとレイはひとり小屋の中へ入り暫くすると、扉の下から血が流れてきて、レイが天に還ったことが分かるのでした。

 残された命を愛する人のために捧げたレイの献身的な最期に、SNS上では「レイの最期を、現代の技術で新しくアニメ化してほしい」「レイの最期はいつでもタオル必須」などの声があがっており、新作アニメ放送時にも、名シーンとして大いに話題になりそうです。

 また、レイの最期と並んで「印象深い」と声があがるのが、南斗白鷺拳伝承者・シュウの最期です。シュウは、ケンシロウがまだ幼い頃、自分の両目と引き換えにケンシロウの命を救ったことがありました。

 盲目となったシュウでしたが、南斗鳳凰拳伝承者・サウザー率いる聖帝軍との戦いに身を投じます。しかし、人質を取られ、手足の出せない状態で敗北し、シュウは捕えられてしまいました。

 そして、足の筋を斬られたシュウはサウザーが建造していた聖帝十字陵の頂上に置く聖碑を運ばされ、力尽きて命を落とすこととなります。「非情の奇跡!の巻」で描かれたシュウの最期のシーンでは、シュウは奇跡的に視力を取り戻し、ずっと見たかった成長したケンシロウの姿を目にしたのち、力尽きるのでした。

 ラオウの死後の第2部では、「永遠なる父の魂!!の巻」で描かれた親子愛の場面が人気です。ケンカ拳法を得意としていた賞金稼ぎのアインは、ジャコウによる巨大な落石から身を挺してバットたちを守るのですが、その時の怪我が原因で命を落としました。そのアインの亡骸を目にした娘・アスカが口にしたセリフが涙を誘います。まだ幼い彼女は「わたしが泣いたらパパ眠れない」といい、気丈な姿を見せるのでした。

 数々の男たちの熱い散りざまが描かれ、多くの読者の涙を誘ってきた『北斗の拳』の新作アニメでは、どんな泣けるシーンが描かれるか楽しみです。

(LUIS FIELD)

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