SIEイチ押しのインディーゲームは？ 『SCHiM』他3タイトルを試遊レポ【TGS2023】

■個性が光るゲームを試遊してみた

　現在、手軽かつリーズナブルにプレイできるということで人気上昇中のインディーゲーム。その奇抜さからブームになったり、多くの配信者に愛されたりしているそのインディーゲームですが、「東京ゲームショウ」でも毎年意欲的なゲームを発表し来場者の興味を引いています。

　ソニー・インタラクティブエンタテインメントもパートナー企業であるインディーズのメーカーを応援するため、インディーゲーム・コーナーに出展して『SCHiM（スキム）』『ULTROS』『nour』の3本のタイトルの試遊コーナーを設置していました。

『SCHiM（スキム）』は「Ewoud van der Werf」が開発した3Dアクションゲーム。オランダ語で「精霊のようなもの」「目の端に見えるチラチラしたようなもの」を意味する言葉で、その言葉通り、影に潜む謎のキャラクターを操作して謎解きをしていきます。

　子どもの影から車の影へ。そうして飛び移りながらバーベキューの出火を消火するなど、制限された移動方法の中、マップで起きている状況に対処していきます。

『ULTROS』は「El Huervo AB」が開発中のアクションアドベンチャー。不時着した宇宙船のクルーを操作し、攻撃やジャンプなどを駆使してサイケデリックな色彩の不思議な世界を突破します。

『nour』は「Terrifying Jellyfish」が開発したフード・シミュレーション。目的はなく、さまざまなお菓子やフードで遊びます。

　発売中の『nour』を除き、『SCHiM（スキム）』と『ULTROS』は2024年発売予定。試遊した感触だといずれも個性的で、特に『SCHiM（スキム）』は「絶対に買います！」宣言をした来場者も。隣で『ULTROS』の世界観に酔いしれていた筆者も思わず「そちらも早く試遊してみたい」と興味をそそられました。

（気賀沢昌志）