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大人のたしなみ入門編『評判すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』

マグミクス / 2023年9月27日 18時40分

大人のたしなみ入門編『評判すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』

■作品の要点をサクッと短編マンガで

 リイド社(東京都杉並区)は2023年9月21日(木)、『評判すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』(著:ドリヤス工場)を刊行しました。

 同社のマンガ配信サイト「トーチ」にて連載中の本作は、タイトルにあるように「いまさら読んでいない」とは言えないような文学作品を、おおむね10ページ程度のマンガにまとめるという内容の作品です。これまでに、『有名すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。』(2015年9月11日発売)『定番すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。』(2016年7月25日発売)『必修すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。』(2017年9月7日発売)と、単行本3冊が刊行されてきました。

 著者のドリヤス工場先生は、水木しげる先生のパロディ作品を数多く手掛けてきたことで知られ、本作も水木先生を思わせる作風で仕上げられています。ただ、水木先生とは一切無関係とのことです。

 シリーズ第4弾にあたる本作では、谷崎潤一郎『痴人の愛』、太宰治『ヴィヨンの妻』など、名だたる名著を題材とした24作を収録しています。価格は935円(税込)です。

『評判すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』書影 (C)ドリヤス工場/リイド社

【『評判すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』収録作】
・谷崎潤一郎『痴人の愛』
・江戸川乱歩『押絵と旅する男』
・織田作之助『青春の逆説』
・太宰治『ヴィヨンの妻』
・ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』
・有島武郎『或る女』
・中島敦『光と風と夢』
・徳永直『太陽のない街』
・佐藤春夫『田園の憂鬱』
・芥川龍之介『杜子春』
・エドガー・アラン・ポー『アッシャー家の崩壊』
・夏目漱石『草枕』
・久米正雄『父の死』
・堀辰雄『聖家族』
・泉鏡花『外科室』
・ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』
・伊藤左千夫『春の潮』
・宮沢賢治『グスコーブドリの伝記』
・三好達治『測量船』
・徳田秋声『あらくれ』
・ラヴクラフト『インスマスを覆う影』
・小川未明『赤い蝋燭と人魚』
・菊池寛『真珠夫人』
・壺井栄『二十四の瞳』(単行本描き下ろし)

(マグミクス編集部)

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