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『ワンピ』作中にヒントがあった? いまだ覚醒が描かれない「ロギア系悪魔の実」の謎

マグミクス / 2023年9月30日 11時40分

『ワンピ』作中にヒントがあった? いまだ覚醒が描かれない「ロギア系悪魔の実」の謎

■「悪魔の実」に秘められた「覚醒」のポテンシャル

『ONE PIECE(ワンピース)』では、ある時期から「悪魔の実」を覚醒させ、強力な能力を発動させるキャラクターが増えてきました。しかしなぜかこれまで覚醒した能力者は、「動物(ゾオン)系」と「超人(パラミシア)系」ばかりです。今後、「自然(ロギア)系」の覚醒が描かれることはあるのでしょうか。

※本記事は『ONE PIECE(ワンピース)』第1093話の内容に触れています。ネタバレにご注意ください。

「悪魔の実」の覚醒について初めて言及されたのは、「インペルダウン編」でのことでした。そこでサー・クロコダイルが覚醒の存在をほのめかしており、のちに「ドレスローザ編」でドンキホーテ・ドフラミンゴが正式に「イトイトの実」の覚醒を披露していました。

 どうやら「悪魔の実」の種類によって覚醒の特徴が異なるらしく、たとえば「パラミシア系」の場合には、能力者以外にも影響を与えることができます。特に印象的だったのはドフラミンゴとルフィの戦いで、自身の周囲にある建物を糸に変えてみせたシーンでしょう。ほかにもシャーロット・カタクリやユースタス・キッド、トラファルガー・ローがこれと似た現象を引き起こしていました。

 それに対して「ゾオン系」が覚醒した場合、モデルとなった動物の能力を最大限に引き出しつつ、強靭なフィジカルにさらなる磨きがかかるようです。しかし「悪魔の実」に人格を取り込まれかねないというデメリットも存在するらしく、「インペルダウン」の獄卒獣はその成れの果てだといえるでしょう。

 そんななか、「CP-0」のロブ・ルッチもゾオン系である「ネコネコの実」の能力者ですが、覚醒後に自我を保ち続けることに成功しています。もしかすると覚醒には、能力者の精神力が大きく関係しているのかもしれません。

 ところがこうした能力者たちに対して、「ロギア系」の能力者は今のところ作中ではっきりと覚醒を明言されたことがありません。そのため、「ロギア系は覚醒しない」と考える読者も少なくないようです。

 というのも、そもそもロギア系は、周囲に影響を与える「パラミシア系」の覚醒と、自己強化につながる「ゾオン系」の覚醒に通じる特性を、最初から兼ね備えているからです。ネット上でも「ロギア系の能力は、最初からパラミシア系とゾオン系が覚醒しているようなもの。最初から覚醒している力がロギアなんじゃない?」「もともと限界突破したような能力なのに、ここに覚醒も加わったらさすがに強すぎる。だからロギア系の覚醒はなさそう」といった意見が挙がっていました。

 しかし本当に、「ロギア系」には覚醒のフェーズが存在しないのでしょうか。本編をよく見ると、気になる描写がいくつか存在します。

 たとえば灼熱と極寒の島「パンクハザード」は、青雉(クザン)と赤犬(サカズキ)が10日間にわたる激闘を繰り広げた結果、島半分が灼熱の地に、もう半分が極寒の地になりました。これについてスモーカーは「天候を変えちまうほどの大ゲンカ」と語っていましたが、もしかしたら「永続的に環境を変える」ことが「ロギア系」の覚醒なのかもしれません。

 仮にこの説が正しかった場合、常に雷が降り注ぐ「ライジン島」も、「ゴロゴロの実」の覚醒が影響している可能性が出てくるでしょう。「ゴロゴロの実」の能力者であるエネル、あるいはその前任者が島で能力を覚醒させた結果、「ライジン島」ができたのだとすれば、「パンクハザード」の件と辻褄が合います。

 ちなみに、2023年9月25日発売の「週刊少年ジャンプ」43号に掲載された第1093話「ルフィVS黄猿」では、海軍大将の黄猿(ボルサリーノ)が「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」を従来とは変わった形で使用していました。

 もともとは無数の光弾を浴びせる技ですが、今回はその数だけ分身するという新たな側面を披露しています。この描写を受け、SNS上では「これが黄猿の覚醒技か?」「覚醒の一端かもしれんな」「ついに黄猿覚醒か……」といった声が見受けられました。

 はたして今後のエピソードで「ロギア系」の覚醒が明示されることはあるのか、これからの展開に注目です。

(ハララ書房)

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