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クセ強美少女の請負人? 「そもそも2次元っぽい」橋本環奈が演じた実写キャラ

マグミクス / 2023年9月29日 20時10分

クセ強美少女の請負人? 「そもそも2次元っぽい」橋本環奈が演じた実写キャラ

■ビジュアルも演技もまさにキャラ本人?

 橋本環奈さんは、その現実離れした美貌と演技力、そしてマンガファンならではの原作愛で実写化作品で引っ張りだことなり、もはやキャスト未発表でマンガの実写化が発表された段階で予想で名前が出てくることも多い女優です。実写化に厳しい意見を持つ原作ファンも、キャストが橋本さんだと知ると「再現度高そうで安心した」と納得する声も少なくありません。

 橋本さんは2024年のNHK連続テレビ小説『おむすび』のヒロインにも選ばれており、ますます活躍の場が広がることが期待されています。今回は、そんな橋本環奈さんが演じた実写化作品のキャラクターを紹介します。

●『銀魂』:神楽

 橋本さんが演じた実写化キャラクターのなかでも、特に多くの人を「再現度高っ!」と驚かせたのは『銀魂』(作:空知英秋)の神楽ではないでしょうか。

 神楽は主人公・銀時が営む万屋メンバーの紅一点であり、戦闘種族・夜兎族の生き残りの少女です。チャイナドレス姿で透き通るような白い肌が特徴的な美少女ですが、作中ではゲロを吐いたり、鼻をほじったりする強烈な一面も見せています。

 それまで橋本さんは「清楚な美少女」というイメージもあったためか、橋本さんが神楽を演じることが発表された際は「あんなかわいいのにゲロ吐かせて大丈夫?」「ゲロを吐かない神楽なんて神楽じゃない」という原作ファンの声もありましたが、橋本さんは作中で躊躇なくゲロを吐くシーンをはじめ、神楽の強烈な行動をしっかり演じていました。そんな身体を張った演技をきっかけに、「強烈な美少女キャラといえば橋本環奈」と信頼を獲得していったといえます。

●『斉木楠雄のΨ難』:照橋心美

 前述の2017年の『銀魂』公開後に同じ年に同じ福田雄一監督の手で、2012年より週刊少年ジャンプで連載されていたギャグマンガ『斉木楠雄のΨ難』(作:麻生周一)が実写映画されました。同作で、橋本さんはヒロイン・照橋心美を演じています。

 心美は学園のアイドル的存在で、自身が「神に溺愛されている」と思い込むほどの美貌を持っていることを自覚している腹黒キャラでもありました。誰もが心美のあまりの美しさに思わず「おっふ」と声を出してしまう一方、超能力者であるがゆえに彼女の性格が分かってしまう主人公・斉木は、平穏な日常を求め、心美から距離を置きたがっています。

 橋本さんは自分に振り向かない斉木にやきもきするシーンや、斉木を相手に妄想を繰り広げるシーンでは異様にテンションの高い心美を全力で演じていました。顔芸もしっかり披露しており、「美少女オーラ」が凄まじいシーンとの振れ幅に「異常にかわいいのにここまでやるのはズル過ぎる」「美少女キャラとしてもギャグキャラとしても、しっかり説得力があるのはすごい」と、絶賛が相次いでいました。

●『ブラックナイトパレード』:北条志乃

 橋本さんは2022年に公開された映画『ブラックナイトパレード』(原作:中村光)で、美少女キャラクターの北条志乃を演じています。

 志乃は突如黒いサンタクロースとして働くことになった主人公・三春にも親切に接してくれる優しい女性ですが、一方で犯罪スレスレの方法で情報収集する天才ハッカーでもあります。実写版で志乃が「み?つけた?!」と目をカッと見開くシーンは、橋本さんの顔芸が遺憾なく発揮されており、「勢いあって笑った」と絶賛する声も見られました。

 そしてピンク髪のツインテールが印象的な志乃ですが、実際は坊主頭で普段はカツラを被っていたという衝撃的な設定が明かされます。実写映画において志乃がカツラを外すシーンでは、特殊メイクでスキンヘッドになった橋本さんが登場しており、原作者の中村光先生は舞台挨拶で「世界一美しいおじぞう様かと思った」とコメントを寄せました。

■歴史超大作やホラーにも挑戦!

●『今日から俺は!!』:早川京子

橋本環奈が河了貂(かりょうてん)を演じた映画『キングダム』ポスタービジュアル(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

 2018年に放送されたドラマが大ヒット、2020年には劇場版も公開された『今日から俺は!!』(原作:西森博之)で、橋本さんは元ヤンキーで青蘭女子高校に通うヒロイン・早川京子を演じました。

 セーラー服に真っ赤なリップを引いた京子は、自分よりも屈強で背も高い不良たちに怯むどころか、凄みを効かせた声で応戦しようとする番長キャラです。喧嘩シーンで豪快なアクションを披露したかと思えば、彼氏の伊藤とイチャイチャする乙女の顔も持つ京子のギャップは橋本さんだからこそ感じられるといえるでしょう。

 京子が見せる、番長とぶりっ子の切り替えのスピード感は強烈で、当初は実写化に難色を見せていた原作ファンも「ここまでやられたら笑う」と太鼓判を押していました。

●『キングダム』:河了貂(かりょうてん)

 大将軍になるという夢を抱く主人公・信と若き王・エイ政(後の秦の始皇帝)の戦いを描く『キングダム』(原作:原泰久)で、橋本さんはふたりとともに戦う人気キャラ・河了貂(かりょうてん)を演じています。

 鳥の姿を模した蓑がトレードマークで、当初は年齢や性別も不詳だった河了貂は、非常に2次元らしい見た目のキャラクターでした。そのため、実写化が発表された際も「演じられる人っている?」「変なゆるキャラっぽくなって温度差生まれそうで心配」と、キャストのイメージが原作ファンの間でもついていなかったようです。

 しかし、橋本さんが演じた河了貂は激しいアクションを披露すると同時に、くるくると変わるコミカルな表情が癒しキャラのポジションを確立しており、「まさに河了貂」「変に浮いてなくて良かった」と褒める原作ファンも続出していました。

 実写『キングダム』シリーズは3作目まで作られていますが、河了貂が信率いる「飛信隊」の軍師となるのはこれからで、今後さらに活躍に注目が集まります。

●『カラダ探し』:森崎明日香

 小説投稿サイトで話題を集め、2014年にはコミカライズもされた人気作『カラダ探し』(原作:ウェルザード 作画:村瀬克俊)で、橋本さんはホラー作品にも挑戦しています。

『カラダ探し』は、毎晩のように真夜中の校舎で血まみれの少女の霊に襲われるなかでバラバラになった人体のパーツを集める高校生たちの物語です。橋本さん演じる主人公・森崎明日香は血まみれの少女「赤い人」から惨殺される夜を繰り返すこととなり、橋本さんは自らアクションシーンに挑んでいました。

 同作のBlu-ray&DVDに収録された特典映像では、橋本さんがアクションシーンに挑む様子が見られますが、校舎のベランダから落ちて死んでしまうシーンでハーネスを付けたまま自ら飛び降りるという危険な撮影を行っています。

 そして『カラダ探し』は明日香を含めたメインキャラたちが「赤い人」から繰り返し惨殺されるループから抜け出そうと奮闘する一方、仲間たちと次第に仲を深めていく様子も描かれており、青春映画としての側面も強くなっていました。橋本さんは恐怖と戦いながらも、孤独だった状態から成長していくひとりの女子高生としての日常も見事に演じていました。

 このほかにも『午前0時、キスしに来てよ』ではおとぎ話のような恋に憧れる女子高生・日奈々、『弱虫ペダル』では自転車競技部のマネージャー・幹などさまざまなキャラを演じています。これからもどんなキャラを再現するのか、注目したいところです。

(田中泉)

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