【漫画】あなたは知ってた？ リュック紐の長さを調整するコツを描いたマンガに反響 「参考になる！」【作者インタビュー】

■実はもっと簡単に調整できる方法があって……

　アルバイトでリュックを取り扱っていたことがある作者の中島悠里さん。接客中に多くのお客さんがリュック紐の長さを調整するときに同じやり方をしていることに気付き……。

　中島悠里さん（@jimapahinasu）によるエッセイマンガ『リュック長さ調整のコツの話』がTwitter(現：Ｘ)上で公開されました。いいね数は6.6万を超えており、読者からは「勉強になる」「いつも困っていたので助かります」「簡単ですね！」などの声があがっています。

　作者の中島悠里さんにお話を聞きました。

ーー今作『リュック長さ調整のコツの話』が生まれたきっかけや、理由を教えてください。

　アルバイト時代にリュックや靴などの接客をしていたのですが、試着される際に意外と調整の仕方を知らず、マンガにした方法をお伝えすると便利だ！　と驚く方がおられることに気付きました。

　今まで肩がけバッグが多く、リュックを使うのが初めてで…と交流される方も多かったので、リュックを背負う機会が少なければ意外と調整方法に気付かないのかなと思いマンガにしました。

ーーとてもためになる知識で、勉強になりました。今作を描くうえでこだわったポイントや、お気に入りのシーンなどはありますか？

　リュック紐はすでに知っている方も知らない方もいらっしゃると思ったので、靴の紐がほどけにくい結び方もセットにしてどちらかが役に立てればと思い合体させました。

　動画など動きで解説できないけどもコマが多くなると読みにくくなると思ったので、なるべく少ない工程でやり方が伝わるようにイラストがシンプルかつ伝わりやすい様に、と思い描きました。お気に入りはスルーンと調整できて喜んでいる人の表情です。

Twitter(現：Ｘ)にて自主連載中の『ひとりスペイン巡礼800キロの旅』（中島悠里さん提供）

ーーたくさんの感想が寄せられていますが、特にうれしかった感想の声、印象に残った読者の声について、教えて下さい。

　実際にマンガの方法を使ってリュックをスムーズに調整ができたりや、すぐ靴ひもがほどけるのにこれをやったら３日経ってもほどけない！　など「これからは悩まされずにすむ」と喜んでいる方の声がうれしかったです。

ーー今作のなかで明記されている、スペイン旅行について描いたエッセイマンガ『ひとりスペイン巡礼800キロの旅』がTwitter(現：Ｘ)にて自主連載中ですね。あらすじや、見どころを教えて下さい。

　道そのものが世界遺産という珍しいキリスト教の聖地、サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す「カミーノ・デ・サンティアゴ」を思い立って約1か月かけて800キロ徒歩で歩きました。

　実際行ってみると坂から転げ落ちたり膝痛に悩まされたり、ひとりで人前に立ち、歌を披露することになったりと今までにないことが起こってキャパオーバーになったのですが、いろいろてんやわんやしつつ周りの人に助けられながら毎日いろんなことが起きるつつ、ひたすら前に進む様子を楽しんでいただければと思います。

　おいしいものを食べたり綺麗な景色に癒やされたり旅行気分を楽しんでいただけると思います。

ーーまた、そのほかにも旅行記マンガ『海外疾走記』(全4巻)が、Kindle Unlimitedにて配信中ですね。こちらのご紹介もよろしくお願いします。

　バヌアツ、ウズベキスタン、香港マカオ、ドイツの旅行記なのですが、いかんせん無計画に旅に出る＆ぼったくられたりトラブルに見舞われることが多いです。それを含めて笑って「こういうこと、あるある」と楽しんでいただける内容になっています。

　おいしい食べ物と景色の描写に力を入れました！　おすすめは学生時代に行ったバヌアツの旅行記がドタバタ多めで気に入っているので読んでいただけるとうれしいです。

（マグミクス編集部）