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『ドラゴンボール』の様式美? 一言多すぎた「ビッグマウスキャラの悲劇」3選

マグミクス / 2023年10月8日 12時10分

『ドラゴンボール』の様式美? 一言多すぎた「ビッグマウスキャラの悲劇」3選

■いろんな意味で作品を盛り上げた「ビッグマウス」キャラ!

 鳥山明氏による人気マンガ『ドラゴンボール』は1995年に連載が終了したあとも、アニメやゲームなどのメディアミックス展開があり、その人気はいまだ衰えを知りません。手に汗握るバトルシーンもさることながら、いきいきとした個性あふれるキャラがストーリーを彩っています。

 そして、同作ではクセの強いキャラが、自信満々に「ビッグマウス」なセリフを言い放つ場面もありました。実力に見合わない強気発言のあと、無惨にもフルボッコにされてしまう典型的な流れは、多くの読者が記憶していることでしょう。

 例えば「第22回・の天下一武道会」のときには、ヤムチャがとんでもないビッグマウス発言を行いました。

 このときヤムチャは、ライバルの鶴仙流・天津飯に対し、中指を立てながら「きえろ ぶっとばされんうちにな」と発言します。さらに天津飯との直接対決の直前にも「あっというまに白目をむかせてやろう」と、ヤムチャは自信満々に言い放ちました。

 その試合結果はご存知の通り、ヤムチャの惨敗に終わります。天津飯に左足をへし折られたヤムチャは白目をむいて武舞台で失神し、自分のセリフがそのまま返ってくるという残酷な負けっぷりでした。

 また、ベジータもビッグマウスでおなじみのキャラです。その強気な性格と高いプライドから、たびたびビッグマウス発言を披露しています。

 なかでも、ナメック星でのベジータはビッグマウスが一際目立ちました。フリーザの手下であるキュイ、ドドリアを倒し、勢いに乗るベジータがザーボンを狙ったときのことです。

 戦闘を優位に進めるベジータは、ザーボンの攻撃をかわしながら余裕を見せます。そして「どうした!! ザーボンさまともあろうおかたが」「動きが止まってみえるぞ」などと言い放ち、勝利を確信したかのような態度をとりました。

 しかし、ザーボンが変身すると事態は急変します。変身によりザーボンの戦闘力が一気に増すと、ベジータの表情はひきつり、それまでの優勢がウソのような反撃をくらってしまいました。

 ベジータはプライドが高すぎるせいか、戦闘中に優位に立つと余計なことを言いがちです。

■作中屈指のビッグマウスキャラが強敵相手に暴言?

ビッグマウスと言えばこの男、ミスター・サタン 「ドラゴンボールZ Resolution of Soldiers vol.3 ミスターサタン」(バンプレスト)

 忘れてはならないビッグマウスキャラといえば、ミスター・サタンです。セル編で登場したミスター・サタンは、セルが開いた武道大会「セルゲーム」に参加しようと名乗りをあげます。

 セルゲームが始まる数日前には、TVカメラの前で「あんなクレージーなハッタリ野郎はかならず、このサタンがぶっつぶしてやるぜ」と自信に満ちたセリフを放っています。

 セルゲームの当日、いち早く武舞台に上がったサタンは、何を思ったのかセルの前で瓦割りを披露します。そして粉々になった14枚の瓦を指さしながら「これが1分後の…きさまの姿だ…」とビッグマウス発言を続けました。

 もちろんミスター・サタンの攻撃がセルに通じるはずもなく、セルが「うるさい!」のひと言とともに右手で振り払っただけで、サタンの身体は遠くの岩山まで吹き飛ばされ、あっさり敗退しました。

 岩山に顔面から激突したサタンは生きているだけでもラッキーでしたが、それで終わらないのがサタンの面白いところです。

 TVのインタビュアーに敗因を聞かれると、「ちょっと足をふみはずしてしまったのだ」「ちょっと休憩したら、こんどは本気でやってやる…!」と、ビッグマウスは止まりませんでした。

 そんなサタンの発言を聞いたベジータは「バ、バカの世界チャンピオンだ」と呆れていましたが、こんなビッグマウスのキャラがいたからこそ、強敵たちとの激闘が際立ったのは間違いありません。

(LUIS FIELD)

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