【漫画】全部投げ出したくなるときに思い出す「魔法の言葉」とは 「その通り」「見習いたい」と共感集まる【作者インタビュー】

■「基本」だけど「とても大事」な言葉とは

　いつも自分に言い聞かせている大切な言葉を描いたマンガ「全てはひとつひとつから始まる！」が、Instagramで1800以上のいいねを集めて話題となっています。

　会計士としての仕事を始めた頃、家族内でインフルエンザが流行ったこともあり、生活のリズムが乱れてしまっていた作者。家事は滞り、心も乱れ、全部を投げ出したくなってしまったとき、自分に言い聞かせていた言葉とは……。読者からは、「本当にその通りですね」「共感しかないです」「いまの私に必要な言葉でした」などの声があがっています。

　このマンガを描いたのは、漫画家・公認会計士のAyumiさんです。Instagramやブログ「AYUMIのおいしい漫画」でマンガを発表しています。Ayumiさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

　自分自身が「0か100か」の考え方にとらわれて動けなくなることが多いので、そんな自分を助ける考え方として、「ひとつひとつ」を意識してみました。そうしたらとても楽になったので、マンガで発信してみました。

ーーいつ頃からこのような考え方になったのでしょうか？

「ひとつひとつ」を「継続する」ことがいかに大切かということは、会計士受験生時代に身をもって知りました。受験生時代、成績が伸び悩んだ時期があったのですが、「ひとつずつでいいからきっちり取り組んでみよう」と改心したあたりから、少しずつ成績が伸びたのです。そこから日常でも同じように、投げ出したくなったときに「まずはひとつ、とりかかってみよう」と取り組むと、なんとかこなせるようになりました。

ーー「全部投げ出したくなる」のは、どのようなときですか？

　同時にいろいろなことが重なるときですね。たとえば仕事の締め切りと、子供の病気などが重なったときなどです。

ーーこの考え方をするようになってから、気持ちはどのように変わりましたか？

　山積みの課題に落ち込んでしまうことは度々ありますが、落ち込んでもどうしたらいいか分かるようになったので、立ち直りや行動に起こすのが早くなりました。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか？

「よく分かるー！」という共感のご意見や、「発見でした」というコメントをいただきました。

（マグミクス編集部）