【漫画】「今のしぐさ、年収5億」2匹の猫との暮らしが「かわいい」の連続！『くろもとぽんず』【作者インタビュー】

■愛にあふれた夫婦と猫の心温まる日常エッセイ

「猫を飼おう！」

　In.S_そーいさん（ @In_s_soi ）は、夫のあきたろさんと暮らし始めるときにそう決意しました。そして出会ったのが甘えん坊で繊細な兄・くろもちゃんと、おおらかでマイペースな弟・ぽんずくん。なでなでがうれしくてゴロゴロする姿に骨抜きにされたり、ケンカ中の鳴き声をアプリで翻訳して結果に驚いたりと、2匹との暮らしは毎日が尊くて、愛にあふれているのでした。

　In.S_そーいさんの電子書籍『くろもとぽんず　～うちの猫がかわいすぎる！～』が2023年9月25日に発売されました。SNSで「かわいい」と人気を集めている愛猫との日常エッセイマンガに加えて、書籍限定の描き下ろしや2匹の愛らしいフォトギャラリーが多数収録されています。

　何気ない日々がありのままに描かれたエピソードの数々は、くすっと笑えて癒やされて、「あるある」と共感するものばかり。そして最終章では、虹の橋を渡ったぽんずくんとの涙のお別れが描き下ろしで掲載されています。全編を通して夫婦の猫への愛情が感じられる、心温まる1冊です。

　作者のIn.S_そーいさんに、お話を聞きました。

ーーくろもちゃんとぽんずくんのマンガを描こうと思ったきっかけを教えて下さい。

　くろもちゃん、ぽんずくんとの暮らしがあまりにも「かわいい」の連続で、ひとりで抱えきれなくなり、マンガにして昇華せねば！　と思ったのがきっかけです。

ーーくろもちゃんとぽんずくんについて、改めてご紹介いただけますか？

　くろもちゃんは今でこそ「おにぃにゃん」の印象ですが、お家に来た当時はひとりっ子わがままボーイで、やりたい放題の甘えん坊でした。今も甘えん坊ですが、いつの間にか優しいお兄ちゃんになりました。

　ぽんずくんは来たときから天使のように優しくてかわいくて……とにかく食べることと「おにぃにゃん」のことが世界一大好きです。食べ物の好みが人間みたいで、お菓子やパン、イチゴなど、甘いものが大好きでした。食べちゃいけないものもたくさんあるので、おねだりとの戦いが大変でした（笑）。

ーー猫たちとの日常がありのままに描かれていて、ほっこりさせられると同時に、In.S_そーいさんとあきたろさんの猫への愛情が伝わってきました。マンガを描くうえで工夫なさった点や心がけた点などはありますか？

　とにかく感じている「かわいい」をいかに伝えるか、を考えて描いています。それでも本にゃんのかわいさがあまりにも大きいので、ほんの少ししか伝えられてない気がしますが……。

　それから、「かわいい」だけではなくて、命と一緒に暮らすからこそ生まれる悩みや葛藤、悲しみなどもできるだけありのまま伝えられるように心がけています。

電子書籍『くろもとぽんず　～うちの猫がかわいすぎる！～』が発売中　(C)In.S_そーい／KADOKAWA

ーー電子書籍『くろもとぽんず　～うちの猫がかわいすぎる！～』が2023年9月25日に発売されました。収録内容や見どころなどをご紹介いただけますか？　また、特にお気に入りのエピソードがあれば教えて下さい。

　くろもちゃんとの出会い、ぽんずくんとの出会い、くろもちゃん、ぽんずくんが仲良くなっていく過程から、幸せでドタバタの日常……そしてぽんずくんとのお別れまで……濃厚な約5年間の思い出がぎゅっと詰まってます。

　お気に入り、というより思い入れの強いエピソードになりますが、描き下ろしの『いってらっしゃいぽんずくん』は、ぽんずくんへ宛てた手紙のようなもので、自分にとって大切なお話になりました。

ーーIn.S_そーいさんにとって、猫はどのような存在ですか？

　愛おしさを凝縮させたような尊い存在です。毎日何度も何度も新鮮な気持ちで「なんて美しくてかわいいんだろう」って思わされています。

ーー『くろもとぽんず　～うちの猫がかわいすぎる！～』の読者の方へ、メッセージがあればお願いします。

　いつも見て応援して下さる読者の皆様のおかげで、こうして電子書籍化することができました。本当にありがとうございます。つたない部分もたくさんありますが、楽しんでもらえるよう思いをぎゅうぎゅうに詰めた1冊なので、楽しんでもらえたらうれしいです！

（マグミクス編集部）