『ワンピ』最終地点「ロードスター島」にルフィたちは上陸しない可能性が ロジャー海賊団との関係も

■「ロードスター島」で待ち受けているかもしれない人物も浮上

『ONE PIECE（ワンピース）』の世界で海賊の取って欠かせないものが「記録指針（ログポース）」です。そして「羅針盤」のように包囲を示す「ログポース」が、最終地点として指し示すといわれているのが「水先星島（ロードスター島）」でした。

　ルフィたちが上陸する可能性が高いといわれているロードスター島ですが、いまだに何があるのか明かされておらず、謎に満ちています。果たして「ロードスター島」には何があるのか、そして何が待ち受けているのでしょうか。

「ロードスター島」とは、13年前にゴール・D・ロジャー率いるロジャー海賊団がたどり着いた、「ログポース」の最終地点でした。しかし上陸したロジャーは、そこが「最後の島」ではないことに気付きます。もうひとつの島があると確信したロジャーは、最後の島の場所を示す4つの赤い石（ロードポーネグリフ）の古代文字が読める光月おでんを白ひげから借り、「本当の最後の島」を求めて出航しました。

　アニメ版では、モヤにおおわれた「ロードスター島」が描かれており、どの点からロジャーが「ロードスター島が最後の島ではない」と判断したのか判明していません。「ログポース」がそれ以上先を示さないにもかかわらず「ポーネグリフ」が必要と分かったことから、「ロードスター島」には「ポーネグリフ」や「最後の島」を示す「何か」があったと考えられます。

　ほかにも「元ロジャー海賊団の航海士ギャバンがいる」という意見もあるようです。これまでルフィは、旅立ちの前にシャンクス、「偉大なる航路（グランドライン」」の入り口で船医クロッカス、シャボンディ諸島では副船長のシルバーズ・レイリーというように、重要な場面で元ロジャー海賊団のメンバーに出会っています。

「ロードスター島」で出会いそうな人物として、ロジャー海賊団で「航海士」を務めていたとウワサされるスコッパー・ギャバンを挙げる声が多いようです。

　一方で、イヌアラシは「ゆガラ達はこれまでの旅ですでに、その先の冒険を始めているのだ」と語っていたことから、「ルフィたちは『ロードスター島』には行かないのではないか」という意見も見られます。

　ロジャーは、ログの終着点である「ロードスター島」に着いてから、「ポーネグリフ」と「古代文字の謎」、それを生み出した文明と、最後の島「ラフテル」の存在に気が付きました。しかし、ルフィたちは「ロードスター島」に行く前に、「ロードポーネグリフ」に辿り着き、収集を始めています。

「ロードスター島」到着後に、「ロジャーはそこから大きく冒険をやり直した」と語っていることや、エピソードが最終章に突入していることからも、ルフィたちが「ロードスター島」を経由せずに「ラフテル」へ向かう説はあながち間違いではないのかもしれません。

（マグミクス編集部）