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公式サイトから「警告」も トラウマを植え付けた鬱展開3選 「視聴は自己責任で」「ゾッとする」

マグミクス / 2023年10月12日 19時10分

公式サイトから「警告」も トラウマを植え付けた鬱展開3選 「視聴は自己責任で」「ゾッとする」

■「好奇心」で観て「後悔」?

 マンガやアニメのなかでは、ファンの心をえぐるトラウマシーンがたびたび注目を集めています。脳裏に焼きつく描写は人を惹きつける魅力もあるのか、つい見返してしまう人も多いでしょう。「トラウマになる」と話題になったアニメを3作品見てみましょう。

●「救われない」展開が描かれた『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』

 まずは2009年に放送された『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』です。多くの視聴者に恐怖を与えたのは第4話「錬金術師の苦悩」での、ショウ・タッカーが生み出した合成獣が登場する場面でした。

 錬金術師が一目置かれる世界で、タッカーは人語を話す合成獣(キメラ)を生み出すことに成功した国家錬金術師です。主人公のエドワード・エルリックと弟のアルフォンスは、探し求めている「賢者の石」の情報を得ようとタッカーの家を訪れ、タッカーの娘であるニーナと愛犬のアレキサンダーと仲良くなりました。

 後日、エルリック兄弟が訪問すると、タッカーは合成獣の錬成に成功した、と合成獣を披露します。しかし、初対面であるはずの合成獣が「おにいちゃん あそぼうよ」と話したことで、エドは「この生物(合成獣)はニーナとアレキサンダーによるもの」だと気付くのです。

 真実がバレた直後のタッカーの「……君のような勘のいいガキは嫌いだよ」というセリフは世間にかなりのインパクトを与えました。世間的にも認知度の高い「胸糞展開」に対して「タッカーの合成獣は最恐のトラウマ」「ゾッとするシーンなのに見返してしまう」などの声が多く、視聴者の脳裏に強く焼きついているようです。

●公式サイトで「警告」が記載された『魔女の旅々』

 続いて、『魔女の旅々』にも「トラウマ」と呼び声の高いエピソードが見受けられました。第9話「遡る嘆き」は主人公のイレイナが、「セレナを救う」手伝いの依頼を受けた放送回でした。

 セレナは両親を殺され、引き取られた叔父から虐待を受けたことで世界を憎み、叔父を殺したことで殺人に快楽を得るようになってしまう人物です。幼なじみのエステルは、セレナの両親を強盗から守れば彼女を「快楽殺人鬼」になる運命から救えると考えました。

 しかし過去にさかのぼったことで、両親を殺した真犯人はセレナだったことが発覚します。最終的にセレナにとって「友だち」ですらなかったことにショックを受けながら、エステルの手によってセレナは命を落としました。

 その殺害シーンでは、血だらけになりながら狂気的な笑みを浮かべるセレナが描かれ、TVアニメの公式サイトでは、あまり例を見ない「警告」が記載されています。

 かわいらしい絵柄からは想像もつかない、ショッキングなシーンにSNS上では「セレナがサイコパスで相当なトラウマだけど面白い」「エステルがかわいそう」「ほかのエピソードとの落差がエグイ」などの声が挙がっていました。

●多くの視聴者がだまされた、『がっこうぐらし!』

 そして「トラウマアニメ」で外せない作品といえば、ほのぼのとした日常から急な鬱展開が大きな反響を呼んだ『がっこうぐらし!』でしょう。

 はじめは、学校に寝泊まりして生活する「学園生活部」の部員たちのほのぼのとした学園生活が描かれますが、第1話の終盤で状況が一変します。それまでの穏やかな日常は部員のひとりであるゆきの妄想であり、実際はとある感染症によるパンデミックが起こった世界だったのです。

 第1話放送前の事前情報には「ホラー要素」が徹底的に隠されていたため、予備知識なしで見た視聴者からは「1話の急な鬱展開でトラウマになって寝られない」「ほかの日常系アニメでもビクビクするようになった」などと、「トラウマ」を植え付けた様子がうかがえます。

(LUIS FIELD)

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