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藍染も発動? アニメ『BLEACH 千年血戦篇』で見たい原作未登場の「卍解」

マグミクス / 2023年10月16日 20時10分

藍染も発動? アニメ『BLEACH 千年血戦篇』で見たい原作未登場の「卍解」

■檜佐木修兵の「ネタキャラ化」は回避なるか?

 2022年より順次放送されているTVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』では、原作ファンを唸らせるサプライズが数多く用意されていました。とりわけファンをアッと驚かせたのが、原作未登場の「卍解」です。

 たとえば第2クールにあたる「訣別譚」第16話では、小説版でしか描かれなかった平子真子の卍解「逆様邪八宝塞(さかしまよこしまはっぽうふさがり)」が初披露されました。さらに2023年9月30日に放送された第26話では、零番隊の修多羅千手丸が卍解「娑闥迦羅骸刺絡辻(しゃたつからがらしがらみのつじ)」を発動して大きな話題になったのも記憶に新しいところです。

 第2クールは同日をもって最終回を迎えましたが、2024年からは新たに第3クールの放送が始まるため、もしかしたらあのキャラクターも……と期待せずにはいられません。ファンが熱望する「原作未登場の卍解」を紹介します。

※この記事では『BLEACH 千年血戦篇』の未アニメ化の原作の物語について触れています。

●檜佐木修兵の「風死絞縄」

『BLEACH』に登場する死神のなかでも、屈指の「不遇キャラ」と言われているのが檜佐木修兵です。端正な見た目と真面目な性格とは裏腹に何かとイジられることが多い、いわゆる残念なイケメンで、その背景には「千年血戦篇」で習得したと思われる「卍解」を披露しないまま、完結を迎えてしまったという逸話が存在しています。
 さらに、物語完結時に同僚の松本乱菊たちから「卍解するするサギ」と煽られていたことも相まって、ファンのあいだでネタキャラ化するハメになりました。本人いわく「卍解を使う機会がなかった」とのことですが、実を言うと「千年血戦篇」の時点で「卍解」の習得には至っておらず、自身の戦闘能力アップだけで終わってしまっていたのです。

 しかし、「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」との戦いから半年後の物語を描いた小説『BLEACH Can’t Fear Your Own World』(著・成田良悟)では、ようやく檜佐木が「卍解」を会得し、その卍解名が「風死絞縄(ふしのこうじょう)」であること、自身と鎖でつないだ対象者の霊圧を吸って蓄積していく能力であることが明らかになりました。

 アニメで登場させるとなると、時系列の改変が必要にはなりますが、美麗な作画で「風死絞縄」を拝んでみたいというファンは多いようです。ネット上でも、「逆様邪八宝塞が登場するなら風死絞縄も見たい」「アニメ補完で檜佐木が卍解してくれたりしないかな」「いっそ『千年血戦篇』放送終了後に『Can’t Fear Your Own World』をアニメ化してほしい」などといった声があがっていました。

●多くの謎をはらんだ更木剣八の「卍解」

 厳密には原作未登場ではないものの、詳細が一切分かっていない「卍解」も存在します。それが護廷十三隊のなかでも最強と謳われる死神・更木剣八の「卍解」でした。

 まず剣八は、卯ノ花烈との修行の死闘を経て、待望の始解「野晒(のざらし)」を会得します。始解後の斬魄刀は巨大な戦斧のような形状に変わり、グレミィ・トゥミューが放った隕石を破壊するほどのパワーを発揮しました。

 さらに、その後ジェラルド・ヴァルキリーと戦った際、「卍解」のお披露目に至ります。発動すると剣八の肌は赤く染まり、鬼のような形相に変わったのです。加えて自我を失っているような描写も見られ、自身の肉体を崩壊させるほど強大な力であることが示されていました。

 しかし、この「卍解」は能力の内容はおろか名称すら明らかになっておらず、長らくファンのあいだで考察の対象になっています。はたして、アニメで念願の答え合わせとなるのでしょうか。

●藍染惣右介は「卍解」を習得しているのか

「破面篇」のボスキャラクターにして、あらゆる騒動の原因を作った黒幕・藍染惣右介は、相手を完全催眠に陥れる斬魄刀「鏡花水月」の力もさることながら、斬術や鬼道も全ての死神を遥かに凌駕する実力を誇っていました。

 しかし、作中では「卍解」を披露していません。剣八という例外はあるにしろ、護廷十三隊の隊長は「卍解」の習得が暗黙の了解となっています。実際に四楓院夜一は、「卍解」を持たないまま就任した隊長は剣八が史上初、と語っていました。

 つまり、もともとは五番隊隊長だった藍染も「卍解」を会得しているはずなのです。ひょっとしたら戦いで使用するまでもなかったのか、あるいは平子のように使用できる場面が限られているという可能性もあり得ます。また、一部のネットの考察では、藍染は「鏡花水月」の強力な力で周囲に卍解を使えると「錯覚」させていたのではないか、というものもありました。

 もし藍染の「卍解」が存在するなら、誰もが一目見てみたいと思うはずです。原作でも仄めかされていなかった千手丸が「卍解」を発動しているだけに、最終盤のユーハバッハ戦あたりで藍染がお披露目してもおかしくはなさそうですが、どうなるのでしょうか。

 ただ原作をなぞるだけではなく、新たな要素を追加して物語を進化させている『BLEACH 千年血戦篇』では、今後どのようなサプライズが待っているのか、『-相剋譚-』を楽しみに待ちましょう。

(ハララ書房)

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