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衝撃シーン連続で「R指定も納得」の実写映画 「超トラウマ」「でも熱い名作」

マグミクス / 2023年10月22日 19時50分

衝撃シーン連続で「R指定も納得」の実写映画 「超トラウマ」「でも熱い名作」

■原作ファンの高いハードルを越えたR指定作品の数々

 過激なシーンが多いアニメを実写化する際には、直接的な描写を避ける場合も少なくありません。暴力描写、性描写で成人指定になってしまうと観客が限られるという弊害はありますが、マンガの強烈なシーンをどう再現するかは原作のファンにとって、作品の善し悪しを決める大きなポイントでしょう。

 今回は衝撃的なシーンを忠実に再現し、原作ファンからも高評価を集めたR指定の実写化作品を紹介します。

●『宮本から君へ』R15指定

 バブル末期の青年サラリーマンの生き様をリアルに描き、「日本で一番嫌われたマンガ」ともいわれていた『宮本から君へ』(原作:新井英樹)は、2018年のドラマシリーズを経て、翌年にR15指定の映画として公開されています。

 劇場版では原作終盤の衝撃展開だった主人公・宮本(池松壮亮)と、ヒロイン・靖子(蒼井優)に降りかかる試練を描いていました。役作りのために33kg増量した一ノ瀬ワタルさん演じる、大学ラグビーの花形選手・真淵拓馬による靖子への強烈な性暴力シーンもあり、ネットのレビューでは「拓馬が靖子を襲うシーンは胸糞悪かった」「性暴力のシーンが耐えがたくて、最後まで見られずに退席した 」と、あまりにも強烈な場面ゆえにここでギブアップしてしまった人もいたようです。

しかし、メインキャストたちの熱演で原作を見事に再現した作品に「主演2人の演技が白熱しすぎてやばい」「宮本の泥臭さを完全再現」「一ノ瀬ワタルの体格の説得力よ」「ちゃんと階段でのバトルもやっててビックリした」など、原作ファンからも賞賛の声もあがっています。

 ドラマシリーズは主に仕事の話が中心でしたが、宮本と靖子の恋愛にフォーカスした劇場版は、否定的な感想もありながらも、最終的に深く感動した観客が続出し、高い評価を受けました。

●『リバーズ・エッジ』R15指定

 2018年公開の『リバーズ・エッジ』(原作:岡崎京子)は、『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』などの行定勲監督がメガホンを取った作品です。90年代を舞台に高校生たちの暗い青春が描かれる同作も、かなり過激なシーンが盛り込まれていました。

 物語は女子高生の若月ハルナ(二階堂ふみ)が、彼氏の観音崎(上杉柊平)にいじめられていた山田一郎(吉沢亮)を助けるところからスタートします。登場人物はそれぞれ、摂食障害、同性愛、援助交際、ドラッグなどの事情を抱えている高校生たちで、暴力描写や性愛描写もリアルに描いたシーンが多々ありました。

「河原の死体」によって築かれるハルナと山田のいびつな信頼関係、若者の苦悩や葛藤も繊細に描かれており、「しんどいけどけだるくてエモい空気感は好き」「青春のむなしさがよく分かって観終わったあと虚しくなった」といった声があがっています。

 ちなみに同作は第68回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門で国際批評家連盟賞を受賞するなど、国際的にも高く評価されました。

●『ミスミソウ』R15指定

 学校で壮絶なイジメに遭っていた少女が、家を焼かれて両親を殺され、妹を昏睡状態にされたことで、自らの命をかけ凄惨な復讐をしていく『ミスミソウ』(原作:押切蓮介)は2018年に山田杏奈さん主演で実写化され、ストーリー序盤から過激な暴力シーンやグロテスクな描写が数多く登場します。

 ハッピーエンドはありえない鬱展開と、中学生同士の過激な暴力描写の連続で、目を背けたくなった人も多いのではないでしょうか。特に主人公の自宅が放火され家族が燃やされるシーンは、原作にも引けを取らない衝撃的な内容になっています。

 実写化されたことで、赤い血と降り積もる白い雪が目立ち、一度観たら頭から離れない「美しく怖い」場面が多数生まれました。中毒になる人もいるようで、ネット上には「グロいけど結局面白くて何回も観ちゃう」「不安定な青春映画としての魅力もある」「ラストが原作と違う切なさで毎回泣く」などの声もあり、「スプラッターホラー青春映画」として人気を誇っています。

(LUIS FIELD)

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