「トラウマ確定」「絵柄で油断してた」 衝撃描写連発の「R指定」アニメ映画
マグミクス / 2023年10月20日 19時10分
■トラウマ必至のR指定作品
毎年数多くのヒット作を生み出しているアニメ映画は、ファミリーで楽しめる作品もあれば、過度な暴力表現や性表現などが話題になる作品もありました。今回は衝撃的シーンが理由で、R指定となった作品を紹介します。
●『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』
2012年から放送された『PSYCHO-PASS サイコパス』は、2023年5月にも新作映画が公開された人気アニメシリーズです。人間の性格や心理状態を数値化する「シビュラシステム」が導入された、近未来日本を舞台に描かれたSFサスペンスのストーリーが人気を集めています。
第1期のアニメシリーズを終えて、2015年に公開された劇場版 『PSYCHO-PASS サイコパス』は、グロテスクなシーンの数々によってR15指定の作品となりました。TVアニメでも過激な描写が多かった作品ですが、劇場版では人間の内臓が細かく映るなど、悲惨なシーンが満載です。それでも、「肉弾戦が多くて見応えあった」「狡噛と常守の再会シーンは感動」などと、好評の一作となりました。
●『パーフェクトブルー』
90年代後半に公開された『パーフェクトブルー』は、アイドルから女優に転身した霧越未麻(きりごえ・みま)が主人公で、彼女 が降りかかる不可解な事件によって精神的に追い詰められていく、サイコホラー作品です。同作は目がえぐられた惨殺死体や、主人公が強姦シーンの撮影をさせられるなど、過激な残酷描写、性描写によってR15指定となりました。
今は亡き日本アニメ界の巨匠・今敏氏の初監督作品で、国内だけでなく海外でも高い人気を集め、2023年にもリバイバル上映されるなど、長年人気の作品です。アニメならではの独特な心理描写や、終盤の衝撃展開で「現代でも全く違和感のないテーマで怖い」「実写では絶対表現できないシーンも多くて見ごたえがあった」と、名作として語り継がれています。
●『メイドインアビス 深き魂の黎明』
2017年にTVアニメ第1期が放送された『メイドインアビス』(原作:つくしあきひと)の続編として、2020年1月17日に公開された映画『メイドインアビス 深き魂の黎明』は、公開日ギリギリでPG12指定からR15指定作品になっています。謎が多い縦穴「アビス」を探検する少年少女を描いた同作は、かわいらしい絵柄でありながら、衝撃的描写が盛りだくさんです。
例えば、謎の寄生生物「クオンガタリ」が棲みついている「不屈の花園」の場面では、花畑に踏み込んだがゆえに「苗床」にされて、ミイラ化した探検家が倒れている描写が続きます。
さらにクオンガタリは、相手から養分を取りながらも死なせない特性を持っており、寄生された探検家のなかには、目をくり抜かれても意識ははっきりしている者までおり、かなりの恐怖シーンとなりました。
TVシリーズから衝撃シーンが多かった作品ですが、映画は特に話題になり「R指定でさらにキャラと描写のギャップがすごい」「見ていられないくらいしんどい」と、かなり打ちのめされた人が多かったようです。さらに、同作から原作でも強烈なインパクトを放った悪役・ボンドルド卿が登場し、その非道な行為の数々も見どころとなりました。
●『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』
1989年から連載され、今もなお全世界で人気を博しているダークファンタジーマンガ『ベルセルク』(作:三浦建太郎)は、もともと強烈なゴア描写、性描写が多い作品です。そんな同作のなかでも、主人公・ガッツの衝撃的な過去を描いて高い人気を誇る「黄金時代篇」は、2012年から3部作でアニメ映画化されました。そして、3作目の『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』(2013年)では、伝説の「蝕」の場面が再現され、観客に強烈なトラウマを残しています。
同作ではガッツと愛憎入り乱れる関係だった「鷹の団」の団長・グリフィスが、再起不能の身体となった後、傭兵団の仲間たちを生贄に捧げて、人間を怪物「使徒」に変える降魔の儀「蝕」を引き起こしてしまいます。
魔物たちが団の仲間たちを殺戮するシーンや、ゴッドハンドに転生したグリフィスによってガッツの恋人・キャスカが彼の目の前で凌辱されるシーンは、ハイレベルなアニメーションと声優たちの熱演によって、より衝撃的な場面となりました。同作は画面の明るさなどの変化でR15指定にレーティングを下げたバージョンが上映されましたが、深夜帯ではR18版も放映されています。
(LUIS FIELD)
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