1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. 面白ネタ

【漫画】お腹で絶滅危惧種の魚を飼う男性 読後の静かな驚きに「命って尊い」「心にじんわり来る」【作者インタビュー】

マグミクス / 2023年10月20日 19時40分

【漫画】お腹で絶滅危惧種の魚を飼う男性 読後の静かな驚きに「命って尊い」「心にじんわり来る」【作者インタビュー】

■金魚鉢症候群は魚からの「最後の抵抗」なのだろうか?

 脇腹に“できもの”があるに気付く男性。正体がわからないため、医者に診てもらうことにします。どうやらその“できもの”は、体液の溜まった袋のようなもの害はないようです。しかし、体液のなかにはとある生物が住み着いていて…。

 永田礼路さん(@nagatarj)による創作マンガ『金魚鉢症候群』がTwitter(現:X)上で公開されました。いいね数は2万を超えており、読者からは「メッセージが伝わってきます」「発想がすごい」「毎日、食べる物があることに感謝ですね」などの声があがっています。

 作者の永田礼路さんにお話を聞きました。

ーー永田礼路さんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。

 経緯はいろいろあるのですが、過労で外科医を常勤で続けることに限界を感じてほかにやれることを探したためです。今Twitter(現:X)やpixiv上で、その頃の回顧録をマンガにしてアップしているのでもしよかったら読んでみてください…(笑)。

ーー今作『金魚鉢症候群』が生まれたきっかけや、理由を教えてください。

 描いたのは何年か前なのですが、商業誌をお休みしてネットでマンガをアップしてみようと実験的に作ったマンガでした。生き物が好きなので生物を題材にしたマンガをよく描きます。描いて数年経ちますが水産資源保護の問題はなかなか進展が見られないですね…。

マスコミたちからの「追っかけ」にうんざりする男性(永田礼路さん提供)

ーー今作を描くうえでこだわったポイントや、お気に入りのシーンなどはありますか?

 それまでヘビーなSFを描いていたので、短いページでふわふわしたSFの雰囲気になるようにしました。 気に入っているところは最後の医者モドキとパスタ屋の会話です。

ーーたくさんの感想が寄せられていますが、特にうれしかった感想の声、印象に残った読者の声について、教えて下さい。

 現実のうなぎの話などを思い出してもらったりしているのを見ると、ふわふわしたフィクションが現実に帰ってくるようで面白いなと思います。

ーー今後、Twitter(現:X)で発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?

 コミティアによく出ているので、イベントで出すマンガやちょっとした小話などをアップしたりしていると思います。最近は『螺旋じかけの海』という長く描いていたSFを完結させたので、その宣伝がてら回顧録を描いています。ほかで長いマンガを描く場合もお知らせにアップしたりもすると思いますので、よければのぞいてみてください。

(マグミクス編集部)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください