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『進撃の巨人』エレンへ密着取材に「笑っていい、のか?」「ジワジワ来る」 NHK初の試みが話題

マグミクス / 2023年10月24日 6時10分

『進撃の巨人』エレンへ密着取材に「笑っていい、のか?」「ジワジワ来る」 NHK初の試みが話題

■番組初! アニメキャラクターへのインタビュー

 10月23日(月)23時45分よりNHKビジネス番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』で、『進撃の巨人』の主人公であるエレン・イェーガーへのインタビューが放送されました。

 TVアニメ『進撃の巨人』は、11月4日(土)に放送予定の『進撃の巨人』The Final Season 完結編(後編)でいよいよ終幕を迎えます。クライマックスへの期待が高まるなか、番組初となるアニメキャラクターへの独占インタビューで本編では語られない、エレンの知られざる素顔が明かされました。

 放送終了後にはX(旧Twitter)のトレンドにプロフェッショナル、エレンさん、エレン、エレン・イェーガー、地ならし、リヴァイさん、諫山先生と、多くの関連ワードがランキング入りしており、関心度の高さを物語っています。

 ユニークな企画で行われた放送内容や、放送後に投稿されたSNS上の視聴者の反応をみてみましょう。

●知られざるエレンの素顔

 番組冒頭では「普段何をしている?」という問いかけに対し、エレンは「最近はもっぱらサウナですね」と答えました。潔癖気味の調査兵団の兵長であるリヴァイ・アッカーマンと一緒に過ごすようになって入浴を意識しはじめたと語り、番組冒頭からのシュールな笑いにファンからは「これは笑っていい、のか?」「構成が斬新」などと戸惑う声も聞かれます。

 続けてエレンは、サウナに入ると熱さと冷たさの極限状態を交互に感じられるとし「生きていることを実感できる」「人生観が変わった」と語っていました。さらにエレンが真顔で「(サウナで)ととのえます」と話したため「いつの間に整ってたの!?」と驚き、エレンの意外な一面にツッコむ視聴者も見られます。

 またエレンは、トロスト区攻防戦で初めて巨人化したときについては「何が何だか分からないうちに巨人と組み合ってて……」、ほかにもシガンシナ区襲撃で巨人に食い殺された母について「親孝行ってやつをしてみたかった」と語るなど、作中ではっきりとは語られていないエレンの心境が明らかとなりました。

 そんなエレンに対しSNS上では「エレンの素顔や心の内を初めて知れたように感じた」「何とも切ない気持ちになりました」「本当にひとりの人間として存在してる感じがして好き」と、エレンの人間らしさに、感動するファンの声が挙がっています。

●思わず笑ってしまう「ヤツら」の駆逐方法

 番組中盤では「徹底討論 ヤツらの倒し方」がお題に挙がり、巨人の倒し方としてエレンの幼なじみであるミカサ・アッカーマンは「縦1cm 横10cm そこを削ぐ」と具体的に答えます。しかし、エレンとリヴァイの「倒し方」は、巨人についての駆逐法を語るミカサの話とはかなり食い違っていました。しまいには「最強の武器は?」という問いかけにエレンが「たわし」、リヴァイが「雑巾」と掃除道具の名前を挙げ、ミカサは「さっきから何を」と困惑する様子が放送されています。

 これには視聴者からも「重い内容かと思ったらふざける要素があって、温度差でどうにかなりそう」「リヴァイとエレンは掃除のプロフェッショナルかよ」と番組名とかけあわせてツッコむ声が挙がっていました。

■エレンが思う「プロフェッショナル」とは?

TVアニメ『進撃の巨人』The Final Season キービジュアル (C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

●エレンが戦いの先に求めるものは?

 番組終盤で、終わりのない戦いに身を投じるエレンが本当は何を求めているかについて、ミカサは「エレンが本当は何を求めているのか それは誰も分からない」と述べていました。また、彼女と同じくエレンの幼なじみであるアルミン・アルレルトは「『自由』じゃないでしょうか。ただエレンの考える『自由』がどんなものなのか それは分かりません」と、長年一緒にいたふたりでもエレンの本心が読めないままのようです。

 エレン自身は、自由について「人びとの命が脅かされることなく継続していくこと」「ただ木陰で昼寝ができれば それだけでよかった」と語っています。しかし、そのあとに「見たい景色がありました そのために戦いたかった」と自由についての想いを述べました。これからの激闘に向けて自分に言い聞かせているようにも受け取れる、この言葉に「胸がギュッとなる」「ずっと木陰で寝られる穏やかな生活をしてほしい」などと、エレンの幸せを願う意見が多く挙がっています。

 番組の最後に「プロフェッショナルとは」と問われたエレンは「何があっても何を言われてもやりきること」と答えました。仲間にどれだけ止められても、進み続けるエレンだからこそ紡ぎ出せたであろう言葉に、SNS上では「重みがありすぎ」「やめろ、やりきったらだめだ!」と、今後のエレンを心配する声が挙がっています。

 番組が終わると、SNS上には「エレンの人間味が出てて本当に良かった」「エレンたちの口の動きとインタビューの言葉数を一致させてるの本当にすごい」「『進撃』好きは絶対に見るべき」などと絶賛する声が多く挙がりました。

 ちなみに、放送後にはエレン役を務める梶裕貴さんが自身のXに「ひとつ、ご報告」と前置きし、今回のインタビュー回答にあたって新規セリフの脚本を、本作の作者である諫山創先生からの指名で担当したことを報告しました。梶さんは、一度は断ったものの諫山先生から「10年間エレンを演じてきた梶さんに、ご自身の思う彼を表現してほしい。」といわれ、引き受けたそうです。梶さんの投稿には、自身をエレンに投影していることなどが記され、10年分の熱い想いが伝わってくる内容がつづられていました。

 注目の『進撃の巨人』The Final Season 完結編(後編)は11月4日(土)24時から、さらに同前編(再放送)を10月28日(土)24時からいずれもNHKで放送されます。

 また、今回の『プロフェッショナル 仕事の流儀』を見逃した方は、「NHK+」にて、10月31日(火)0時04分まで見逃し配信されています。『進撃の巨人 The Final Season 』完結前に、ぜひ視聴してはいかがでしょうか。

(LUIS FIELD)

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