【漫画】顔も見たくない！ケンカで言いすぎた… 彼氏は部屋を出るが？「いい男！」の声

■言いすぎてしまった彼女　彼氏は部屋を出て行ってしまい……

「もう知らない！　顔も見たくない！」

　ついカッとなってしまった彼女。今のは言いすぎた、と気が付きますが、彼氏は部屋を出て行ってしまいます。「もう許してもらえないかもしれない……」と涙を流す彼女の前に現れたのは……。

　創作マンガ『顔も見たくない』を描いたのは、漫画家として活動する立葵さん（@hiyokobeya）。2019年9月19日（木）に、短編集『幸せな恋、集めました。』が発売されました。

　作品がTwitterで公開されると、マンガの読者からは「彼氏、かわいい！」「もう結婚しろ」などの声があがりました。作品について、作者の立葵さんにお話を聞きました。

ーー『顔も見たくない』が生まれたきっかけを教えて下さい。

　かなり前にボツにしたものをリメイクしたものなのできっかけは忘れてしまったのですが、たぶん「もう顔も見たくない！」というよくあるケンカ文句から幸せな方向に持っていけないかと考えた結果だったと思います。

ーー「ハロウィンの使い回しのマスク」をこのデザインになさった理由はありますか？

　ハロウィンっぽい感じで、そんなに怖すぎないマスクはないだろうかと検索していたら丁度いい感じの宇宙人のマスクが出てきたので、参考にさせていただきました（笑）。

ーー『顔も見たくない』は9万いいねを超える大反響がありました。印象に残った読者の声について、教えて下さい。

「これぞ立葵！」「これを求めていた！」というような声を聞けたのが印象深いですね。いつも応援して下さる方々のなかで「私らしさ」が確立されているのがとてもうれしかったです。

『まりちゃんのパパ』としてシリーズ化された『娘がいじめられているようです』（立葵さん提供）

ーー立葵様といえば、家族をテーマにした作品が多い印象です。ストーリー作りでのこだわりなどはありますか？

　私の家族が皆愉快な人たちなので無意識に家族をテーマにしたものを描いてしまうのかもしれません（笑）。

　ストーリーで言うと、出てくる人たち全員が憎めないような、好ましく思われるようになるべく心がけているつもりです！

ーーこの先、描いてみたいマンガや、マンガ以外でやってみたいことがあれば教えて下さい。

　短編が得意でそればっかりになっているのですが、長編作品にも挑戦していきたいです。マンガ以外でやってみたいことは、カラーイラストの勉強と、一眼レフを手に入れたので写真をたくさん撮りに行きたいです！

（マグミクス編集部）