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原作より怖い? マンガ実写化でまさかのイケメン俳優が演じた「サイコ悪役」

マグミクス / 2023年10月27日 19時50分

原作より怖い? マンガ実写化でまさかのイケメン俳優が演じた「サイコ悪役」

■殺害欲求よりもヤバい?「オートアサシノフィリア」の教師を演じた人気俳優

 人気マンガの実写化で、豪華な俳優がキャラを演じると大きな話題になります。なかにはヤバすぎる役を演じて、ファンから「大丈夫?」「見るのが怖い」と言われた俳優もいました。人気マンガのサイコパスや殺人鬼を演じ、大きな反響を生み出した3人の俳優を紹介します。

 まず、タイトルからして衝撃を受ける映画『女子高生に殺されたい』(原作:古屋兎丸)の田中圭さんです。田中さんは、「オートアサシノフィリア」と呼ばれる性的嗜好を持つ教師の東山春人を演じました。

 オートアサシノフィリアとは、自分が殺される状況を想像し、興奮を覚えるという性的嗜好の一種です。春人は自分の理想の殺され方を実現するために、自らの生徒である女子高生・佐々木真帆(演:南沙良)に近付いていきます。表面上は爽やかな教師を演じているものの、裏では自身の欲望を叶えようと綿密に計画を立てる姿が描かれました。

 教え子に対して思わせぶりな言葉をかけたり、さりげなくボディタッチをしたりと、計画のために着実に突き進む姿は「サイコパスっぽい演技が恐ろしい」と評判を呼んでいます。「自分を殺す生徒が罪に問われず、罪悪感を覚えることもない『完全犯罪』で死ぬこと」「自分も抵抗して、完膚なきまでに全力で殺されること」を目指す春人の計画は、映画版で原作より過激でドラマチックなものとなっており、田中さんは理知的でさわやかながらも狂気をはらんだ主人公を熱演しました。

 キャストが発表された段階でかなりの話題になったのが、過激な描写とストーリーが人気の『ミュージアム』(原作:巴亮介)の実写版で悪役を演じた妻夫木聡さんです。雨の日だけに起こる猟奇殺人の謎を追う刑事・沢村久志を小栗旬さんが演じ、カエルのマスクを被った犯人のカエル男を妻夫木さんが演じました。妻夫木さんのキャスティングは、映画公開1か月前のジャパンプレミアまで伏せられており、ネットニュースでも大きく取り上げられています。

 爽やかなイメージの妻夫木さんですが、作中では皮膚のただれたスキンヘッド姿で見事にカエル男を熱演しています。生きたまま犬に体を食べさせる「ドッグフードの刑」や、口から大量の釘を入れられる「針千本飲ますの刑」など過激な原作のシーンも再現されており、観客に大きな衝撃を与えました。

 普段のイメージとのギャップの大きさに、「登場しても妻夫木聡と気づかなかった」「エンドロールで妻夫木さんだと知りました」という声も多かったようです。この『ミュージアム』で妻夫木さんは第29回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞で、助演男優賞を受賞しています。

 最後に紹介するのは、当時はV6のメンバーとして活躍していた森田剛さんです。2016年の初主演映画『ヒメアノ~ル』(原作:古谷実)で、森田さんは、人を殺すことに対して何の抵抗もない殺人鬼・森田正一を演じました。

 原作にあったモノローグも削られ、何を考えているか分からない表情で、さまざまな手段で淡々と人を殺していく姿は、アイドルとしての森田さんのイメージとはかなりかけ離れていました。「めんどくさそうで、殺しを特別なことと思っていない感じが恐ろしすぎる」「原作と全然違う見た目でイケメン化してるけど、余計怖い」「森田剛の演技がとんでもない!」と、大きな評判になりました。また、「この仕事をOKした決断がすごすぎる」「よくこの役を引き受けたな……」と驚いた人も多いようです。

 同作は森田に殺される寸前の被害者が失禁するなどの生々しい暴力描写や、原作とはまた違う切ないストーリーが評価され、「第7回 ビデオ屋さん大賞」の方が1位に輝くなど名作として支持されています。

(マグミクス編集部)

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