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全容がついに? 『ワンピ』謎多き「ゴッドバレー事件」カギはシャンクスか

マグミクス / 2023年10月27日 11時40分

全容がついに? 『ワンピ』謎多き「ゴッドバレー事件」カギはシャンクスか

■「英雄」「海賊と海軍の共闘」共通点が多いふたつの事件

『ONE PIECE(ワンピース)』には、名前だけが登場し、それ以外の情報がほとんど明かされていないものがたくさんあります。「ゴッドバレー事件」もそのなかのひとつであり、モンキー・D・ガープとゴール・D・ロジャーが共闘してロックス・D・ベージックを討ち取ったことが明かされて以降、長らく新情報はありませんでした。

※この記事には『ONE PIECE』コミックス106巻に未収録分のエピソードと、映画『ONE PIECE FILM RED』の内容が含まれています。

 しかし2023年10月16日より発売された「週刊少年ジャンプ 2023年46号」に掲載中の『ONE PIECE』1095話で、再び「ゴッドバレー事件」について触れられました。今後のエピソードで、ついに事件の核心にせまる新情報が明かされるのでしょうか。

 そもそも「ゴッドバレー」というのは地名であり、現在の『ONE PIECE』の世界の地図上には、この島の地名は記されていません。なぜ地名が消されてしまったのかは明らかになっていませんが、海軍の大目付であるセンゴクによれば「ゴッドバレーは世界政府が隠したかった島」とのことです。

 2023年10月20日(金)から1か月限定でアンコール上映されている映画『ONE PIECE FILM RED』(以下:『FILM RED』)では、「ゴッドバレー」にあった財宝のなかにシャンクスがまぎれていたことが明かされました。ロジャーが当時1歳のシャンクスを拾ったため、その後ロジャー海賊団の一員として生活し始めたようです。

 また、『FILM RED』では、シャンクスと天竜人の一族「フィガーランド家」との深いかかわりをうかがわせる内容が語られており、「ゴッドバレー」を語るうえで、必然的にシャンクスの血筋なども明かされると推察されています。

 そして原作1095話では、ついに「ゴッドバレー事件」当時の回想が始まりました。作中に登場した情報によれば、「ゴッドバレー」は38年前に「西の海(ウエストブルー)」に存在していた世界政府非加盟国のひとつであり、天竜人による「3年に1度の腕試し 先住民一掃大会」に選ばれた土地だったのです。

「神の谷」と呼ばれていた「ゴッドバレー」には豊富な資源が確認されており、天竜人が「人間狩り」を行うことによって、その資源を「世界政府」の所有物にするという、一方的な侵略が行われようとしていました。

 そして、当時から「神の騎士団」の最高司令官を務めていたフィガーランド・ガーリング聖が「ゴッドバレー」の国王を問答無用に抹殺する様子や、その「人間狩り」には当時天竜人の奴隷だった少年時代のバーソロミュー・くまやエンポリオ・イワンコフ、イワンコフを「アニキ」と慕うジニーも狩りの対象として連れられている様子が描かれていました。

『FILM RED』で明かされたフィガーランド家の深い関係性と、若かりし頃のガーリング聖の容姿が現在のシャンクスと似ている点から、ファンの間では、ふたりがかなり近しい間柄であると予想する声も多く挙がっています。

 ただ、もし本当にガーリング聖とシャンクスが近しい間柄だったなら、「なぜ宝箱のなかに入っていたのか」という疑問が残ります。やはり「血筋」について、ガーリング聖の意にそわない「何か」があったのでしょうか。

 1095話で明かされた「ゴッドバレー事件」の新情報から、さまざまな人の人生が交錯する事件だったことがうかがえます。次号以降「ゴッドバレー」について、さらに詳しい内容が描かれることは間違いありません。長年ささやかれ続けてきた、シャンクスの「謎」についても全容が明かされる日はそう遠くなさそうです。

※記事の一部を修正しました。(2023年10月27日15:01)

■「ゴッドバレー事件」と似すぎている? もうひとつの事件にせまる

ガープの弟子で“英雄”、コビーが描かれた「『ONE PIECE FILM RED』キャラクタービジュアル」 (C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

 続いて、「ゴッドバレー事件」といくつかの共通点があることでも注目が集まる「ロッキーポート事件」について振り返ります。「ロッキーポート事件」が起こったのは、ルフィたち麦わらの一味がそれぞれ2年間の修行にいそしんでいた頃のことでした。

 この事件の首謀者はトラファルガー・ローとされており、ローは「ある目的」のために「ロッキーポート」で奪った100人分の海賊の心臓を海軍に届け、王下七武海入りを果たしたといわれています。

 黒ひげ海賊団提督のマーシャル・D・ティーチは、コビーに「ロッキーポート事件では世話になった」と述べており、この発言から「ロッキーポート事件」ではティーチとコビーが共闘していた、と考えられています。

 さらにティーチはかつてロックス海賊団に所属していたとされる「王直」を倒したと発言しており、もともと王直が元締めだった海賊島ハチノスは「ロッキーポート事件」以降、ティーチの支配下に置かれていました。

 多くの市民を助けたことで「英雄」と呼ばれるようになったコビーは「海軍の英雄」と呼ばれるガープ、ロックス海賊団のひとりだったとされる王直はロックス、そしてコビーと共闘したとウワサされるティーチはロジャー、のように「ゴッドバレー事件」と「ロッキーポート事件」は似たものを感じさせます。

 唯一、首謀者とされるローの立ち位置は謎のままですが、「ゴッドバレー事件」の全容が明かされれば、その真偽はすぐに判明することでしょう。

 ほかにも「類似点が多いのがわざとなら、ハチノスも消されるのではないか?」という意見も見受けられます。現在は黒ひげ海賊団と海軍の機密特殊部隊「SWORD」の直接対決が描かれている途中ですが、何らかの理由で「島が崩壊」なんてことが起きるのかもしれません。今後はどのような情報が明らかとなるのか、「週刊少年ジャンプ」での連載が見逃せません。

(LUIS FIELD)

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