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「満場一致のクズ」「いつ観ても落ち込む」 ヘイト集め過ぎな「胸クソ」キャラたち

マグミクス / 2023年10月28日 19時50分

「満場一致のクズ」「いつ観ても落ち込む」 ヘイト集め過ぎな「胸クソ」キャラたち

■「外道行為」で見事に嫌われた秀逸キャラたち

 マンガ・アニメのなかには、悪役として秀逸に描かれ過ぎて、ファンから嫌われてしまった「胸クソ」なキャラクターたちも多々存在します。人気作のなかから、そのあまりにも非道な行為で物議を醸したキャラを振り返ります。

●『ONE PIECE』チャルロス聖

 世界的人気作『ONE PIECE』には数々の悪役が登場しますが、海賊のキャラ以上に嫌われる要素が多いのが、天竜人のひとりであるチャルロス聖です。

 天竜人とは、聖地であるマリージョアに住む「創造主の末裔たち」のことです。別名「世界貴族」とも呼ばれ、その権力は絶大で、人間や他の種族を奴隷にし、人権を与えないようなふるまいが目立っています。

 そもそも「天竜人」という呼び名は「天駆ける竜の蹄(ひづめ)」という意味が込められた家紋が由来になっています。天竜人たちは自らの奴隷たちにその家紋を烙印として焼き付けているのです。

 そんな特別な存在のなかでも特に横暴な性格のチャルロス聖は、天竜人独特の髪型と宇宙服のような服装が特徴的で、貴族という呼び名が疑わしいほど、気品や威厳が一切感じられない人物として描かれています。

 さらに彼は気に入った女性がいれば無理矢理妻にして、聖地マリージョアに住まわせ、飽きたら捨てるなどの行為を繰り返していました。その他人間の奴隷を乗り物扱いし、蹴るなどの虐待まで加える所業で、まさに「胸クソ」というにふさわしいキャラといえるでしょう。

 SNS上では「チャルロス聖に対しての嫌悪感がヤバい」「あんまり人が死なないマンガだけど、あいつだけはひどい最期を迎えてほしい」「自分を守る海軍大将たちからも嫌われてるしヤバイな」など、チャルロス聖を嫌う声は多数で、今後悪役としてどのように成敗されるのか注目が集まっています。

●『メイドインアビス』ボンドルド

『メイドインアビス』は、謎に包まれた大穴「アビス」の探検に挑む少女・リコと、機械の体を持つレグの冒険を描いた物語です。

 アビスのなかには奇妙で奇怪な生物が多数生息し、その不可思議さに見入られた人びとは次々にアビスの不思議を解明するため、冒険を重ねていきます。

 可愛らしい絵柄とは対照的にシリアスな物語が展開される同作のなかでも、特に強烈なキャラは「伝説の探窟家」と呼ばれる「黎明卿」ボンドルドです。

 ボンドルドが初めて登場したのは、原作では36話でした。彼は全身に黒いパワードスーツをまとい、フルフェイスのヘルメットを被った男性であり、伝説級の人物であることを表す「白笛」という称号を持っています。また、ボンドルドが成し遂げた「不可侵とされていた新ルートの開拓」、「アビス深層での活動拠点の確保」などの偉業は、国家事業レベルに匹敵するといわれるほどです。

 しかし、彼の偉業はすべて非道なやり方で行われていました。

 アビスに挑戦した人びとは、必ず「アビスの呪い」と呼ばれる「上昇負荷」を発症するという問題があります。「アビスの呪い」は命に関わるほど危険なものだったのですが、それに対し、ボンドルドは「カートリッジ」と呼ばれる装備を発明したことで、「上昇負荷」の呪いを受けずに済むという画期的な偉業を成し遂げました。

 しかし「カートリッジ」の正体は、ボンドルドが生きた子供たちを解体し、その肉体をぎりぎり生存可能な脳と脊髄のみにして箱に詰めていたというむごたらしいものだったのです。

「カートリッジ」を作るには、装備者と強い精神的な繋がりを持った「生きた人間」が必要でした。そのため、ボンドルドは対象者となる子供たちに愛情を注ぎ、その愛を「カートリッジ」を作るために利用します。その犠牲者のなかには、ボンドルドの養女・プルシュカも含まれていました。

 あまりにも強烈な悪役ぶりに、ネット上では「ボンドルドはハイパーサイコパス」「思いついても実行できない最悪の行為」「悪すぎてカリスマ性感じるレベル」などと言われています。

■「超有名なセリフ」を残した序盤だけの強烈悪役

●『鋼の錬金術師』ショウ・タッカー

ショウ・タッカーが登場した『鋼の錬金術師』第2巻(スクウェア・エニックス)

 序盤の短い出番だけで、伝説的な悪役として知られるようになったのが、『鋼の錬金術師』のショウ・タッカーです。

 タッカーは「綴命(ていめい)」のふたつ名を持つ国家錬金術師で、生物と生物を掛け合わせて生み出される合成獣(キメラ)の研究者として有名でした。

 主人公エドワード・エルリックたちがタッカーはの元を訪ねた際には、優しい父親という印象が強い人物で、愛娘ニーナと、愛犬アレクサンダーと暮らしながら研究を重ねる姿が描かれています。

 ところが、実は彼はかつて国家錬金術師の肩書を得るため、自分の妻と獣を合成してキメラを錬成する、という恐ろしい所業を行っていたのです。ショウ・タッカーは国家錬金術師の資格を手に入れてからの研究結果が芳しくなく、資格はく奪の危機に陥っていました。そしてニーナとアレクサンダーを素材としてキメラを錬成するという、恐るべき行為に走ってしまったのです。

 自分の妻のみならず、血を分けた娘や愛犬までも犠牲にしたタッカーの非人道的な行為に関しては「キメラ錬成のくだりは、いつ観てもかなりへこむ」「ショウ・タッカーのエピソードはトラウマ回」など、「胸クソ」を超えてトラウマを植え付けられた、というファンの声も見られます。

 そして、エドがタッカーが作ったキメラの正体がニーナとアレキサンダーだと気付いた際の、タッカーの「君のような勘のいいガキは嫌いだよ」というセリフと、ぞっとするような表情は作品を読んでいない人も知っているほど有名なネットミームになりました。

(LUIS FIELD)

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