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「激アツな復活」「落ち着く空気感」 40代にこそ観てほしい23年アニメ4選

マグミクス / 2023年10月30日 12時10分

「激アツな復活」「落ち着く空気感」 40代にこそ観てほしい23年アニメ4選

■今年は大人が楽しめるアニメが多かった!

 豊作と言われる2023年の秋アニメは、『キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~』『キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編』『MFゴースト』『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』など、大人たち向けのアニメも充実しています。そして23年はそれら以外にも、1年を通じて大人が楽しめるアニメが多かったのです。特におすすめの作品を振り返ります。

●『TRIGUN STAMPEDE』

 近年の傾向どおり、2023年も『スプリガン』や『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』といった、往年の名作マンガの新作アニメが制作されました。そのなかでも出色の出来だったのが、1995年に連載が始まった内藤泰弘先生によるガンアクション『トライガン』をアニメ化した『TRIGUN STAMPEDE』です。

 賞金首のヴァッシュ・ザ・スタンピードがトラブル続きの冒険を繰り広げる……という大筋こそ原作マンガ通りですが、話は原作から大胆に再構成していました。『宝石の国』『BEASTARS』などで知られるオレンジによるフル3DCGもクオリティが高く見応えがあり、新規勢はもちろん、原作読者も新鮮な気持ちで楽しめるでしょう。

『TRIGUN STAMPEDE』はAmazon Prime Video、U-NEXT、dアニメストアなどで配信中です。

●『AIの遺電子』

「これぞ近未来版ブラック・ジャック!」というコピーも掲げられた同名マンガを原作にした『AIの遺電子』も、大人になったからこそ楽しめるところのあるアニメです。本作は22世紀後半、人権を持った「ヒューマノイド」が当たり前のように人間と暮らす世界で、ヒューマノイドを治療する医者・須堂光を主人公としたオムニバスストーリーです。

 秋クールでは『葬送のフリーレン』を手がけるマッドハウス制作らしい、堅実かつ落ち着いた雰囲気で、さらに毎回余韻に浸りつつ考えさせられるようなエピソード揃いです。と言っても変に暗さや説教臭さもなく、軽いノリもあって見やすさも抜群でした。ChatGPTを始めとするAIに注目が集まった23年にこそ、観ておきたい1作です。

『AIの遺電子』はAmazon Prime Video、U-NEXT、dアニメストアなどで配信中です。

●『江戸前エルフ』

『江戸前エルフ』は、江戸時代から400年以上の歴史を刻む髙耳神社(たかみみじんじゃ)の御神体であるひきこもりエルフのエルダと、15代目巫女の小金井小糸を中心とした日常コメディです。

 本作の魅力はオタク趣味全開のエルダの堕落ぶり、『葬送のフリーレン』にも通じる寿命差による情感、エルダが毎回のように語る江戸うんちくなどいろいろ挙げられますが、何よりものんびりと観るのにちょうどいい塩梅の空気感やテンポこそが真骨頂でしょう。実に日常に疲れた大人向けの作品で、多くの人が「こういうのでいいんだよこういうので」と満足できそうな傑作です。

『江戸前エルフ』はAmazon Prime Video、U-NEXT、dアニメストアなどで配信中です。

●『異世界おじさん』

『異世界おじさん』は異世界から現世に帰還したおじさんと、その甥のたかふみの掛け合いを中心に、膨大なSEGAのゲームネタやちょっとした恋愛要素を盛り込んだギャグ作品です。厳密には2022年秋に始まったアニメですが、コロナ渦の影響で放送延期を挟んで2023年3月に完結したため特別にピックアップします。

 異世界と現実世界とのギャップが話のメインではありますが、1998年発売のドリームキャスト以前のゲームネタが分かる人は特に楽しめるはずです。前述した『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』と同じく、そうした「通」な人は「こんなニッチな話もアニメになるんだ……」と、変な感慨にひたれるかもしれません。

『異世界おじさん』はAmazon Prime Video、U-NEXT、dアニメストアなどで配信中です。

(はるのおと)

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