1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アニメ・コミック

「心がえぐられる」「アニオリで恐怖倍増」 『進撃の巨人』トラウマ死亡シーン

マグミクス / 2023年10月30日 19時10分

「心がえぐられる」「アニオリで恐怖倍増」 『進撃の巨人』トラウマ死亡シーン

■最強の戦士も絶望的な状況に立たされ?

 2023年11月4日に完結を迎えるTVアニメ『進撃の巨人』The Final Season完結編(後編)は、トラウマシーンの多いアニメとしてもたびたび話題にあがる作品です。本作の死亡シーンで多く描かれているのは、生きた状態で巨人に捕食され、悲痛な叫びをあげて死にゆく人間の姿でした。

 活躍したキャラも容赦なく、残酷な死に方をしています。この記事では、放送前に振り返りたい過去のトラウマ級の死亡シーンを紹介します。

●ミケ・ザカリアス

『進撃の巨人』という範囲にとどまらず、マンガ・アニメ屈指のトラウマ級の最期を迎えたキャラとして知られるのが、調査兵団分隊長であるミケ・ザカリアスです。アニメでは2期1話で、「ウォール・ローゼ」を突破した巨人の討伐に向かう際、突如暴走を始めた巨人から仲間を逃がすために、自ら囮になり複数の巨人に挑む勇敢な姿を見せました。

 ミケは「人類最強の兵士」で調査兵団の兵長である、リヴァイ・アッカーマンの次に強い言われたキャラです。彼はひとりで次々と巨人を倒していき、その実力が本物であることを見せましたが、「獣の巨人」の襲撃により絶望の淵に立たされました。

 ミケは愛馬を獣の巨人に握りつぶされたうえに自らも投げつけられ、その衝撃で建物の屋根から落下します。ケガを負ったうえに獣の巨人に立体装置を奪われた彼は、最後まで抗おうにもなすすべがありませんでした。

 獣の巨人の命令でミケの捕食を待っていた巨人たちは、彼の去り際の「動いていいよ」のひと言で、一気にミケをめがけて襲いかかります。そしてミケは「やぁぁだあああ」「やめてええええ」と泣き叫びながら、複数の巨人に群がられ食い殺されるという悲惨な最後を迎えてしまったのでした。

 この場面にファンからは「心臓がバクバクした」「ミケが強くて気高いからこそ絶望感がある」などの声が挙がり、強烈なインパクトを残しています。

 強く勇ましいミケが、未知の巨人に怯える様子や死に直面した時の断末魔がリアルで、心をえぐられた視聴者も多かったことでしょう。

●ナナバ

 クールで勇敢な兵士のナナバは、調査兵団の精鋭として仲間からの信頼も厚く、アニメ2期9話で描かれた「ウトガルド城跡戦」では次々と巨人を倒していく姿が印象的でした。

 ナナバは城に群がる無数の巨人を倒すなか、巨人に捕まった仲間を助けたタイミングでブレードが折れ、ガスを使い切ってしまいます。そんなナナバの周りを巨人が取り囲み、次のシーンではナナバは片足を失った状態で、巨人に手足をつかまれてしまいました。

「やだ!やだ!お父さんやめて!」「お父さんごめんなさい、ごめんなさい!もうしません!」と謝るナナパでしたが、複数の巨人に襲われて食い殺されてしまいます。このショッキングな描写は、原作マンガでは描かれずアニメで追加された場面です。

 死の間際に父親への恐怖が蘇る様に、SNS上には「父親にトラウマなんて過去に何があった?」「恐怖から虐待みたいな昔のトラウマ思い出して謝ってるとかだとまじ辛い」「被害者が何も悪くないのに謝るって一番暴力的だよね」などの声が挙がっており、悲惨な死に加えてナナバのセリフから垣間見える過去が視聴者にさらなるインパクトを与えています。

 戦闘力や高いリーダーシップを見せたナナバの、複雑な家庭環境を想像させる衝撃的なシーンでした。

■裏切り者だけどやっぱり悲惨

●ベルトルト・フーバー

超大型巨人(ベルトルト)が初めて襲来した場面『進撃の巨人』第1巻(講談社)

 主人公のエレン・イェーガーと同期の兵士・ベルトルトの正体は、かつてシガンシナ区に出現した超大型巨人でした。アニメ3期17話では、ベルトルトはエレンを拉致して自身の故郷・マーレ国へ連れ帰るという任務のため、調査兵団の仲間を襲撃します。

 彼はシガンシナ区の決戦で兵士を追い詰めますが、エレンとその幼馴染で同期の兵士アルミン・アルレルトの陽動作戦により敗北します。ベルトルトは四肢を失った状態でエレンに捕獲され、次話では巨人になったアルミンに捕食されるのです。

 意識を失っていたベルトルトでしたが、アルミンに食べられる直前という最悪なタイミングで目を覚まします。死に際には、エレンやかつての仲間たちに助けを求め、「アニ!ライナー!」とマーレの仲間たちの名前を叫びながら、食い殺されるのでした。

 身動きがとれないまま、なすすべもなく巨人の餌食にされる壮絶な死亡シーンは、SNS上で「裏切った仲間たちを見たとき助けてもらえると思って一瞬笑顔になるのが切ない」「意識が戻るタイミングが悪すぎてツラい」など声が挙がっており、後味の悪いトラウマシーンとして知られています。

 マンガやアニメではカッコいい死に様が描かれることも多いですが、『進撃の巨人』は死に直面した人間のリアルな反応を容赦なく描いています。退場してしまったキャラの活躍に注目してみると、完結編で同作の世界により入り込めるかもしれません。

(LUIS FIELD)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください