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なんか侮られてない? 『ガンダム』シャアが見せつけた「圧巻の操縦技術」3選

マグミクス / 2023年11月7日 6時10分

なんか侮られてない? 『ガンダム』シャアが見せつけた「圧巻の操縦技術」3選

■思わず見入ってしまう「赤い彗星」シャアの戦闘シーン

「ガンダム」シリーズに登場した「赤い彗星」ことシャア・アズナブルは、ファンから熱い支持を得ているキャラのひとりです。彼の人間的な魅力だけでなく、パイロットとしての高い技量に惹かれている人も多いはず。

 そこで今回は、シャアが「ガンダム」シリーズを通して見せつけた、高度な戦闘テクニックの数々を振り返ります。

 アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星』では、シャアが「赤い彗星」と呼ばれる所以となった戦闘シーンが描かれています。

 宇宙都市群・サイド5のルウム宙域で、ジオン公国軍の艦隊と地球連邦軍の艦隊が激突し、大規模な戦闘が起こりました。のちに「ルウム戦役」と呼ばれる戦いは、ジオン公国軍が艦隊戦にモビルスーツを初めて投入した戦いでもあります。

 そのなかに、赤にカラーリングされたザクIIに搭乗したシャアの姿がありました。

 地球連邦艦隊のミサイルやメガ粒子砲が飛び交うなか、シャアは鮮やかに敵の弾幕をくぐり抜けます。さらにザク・バズーカやヒート・ホークを巧みに駆使し、たったひとりで5隻もの戦艦を撃沈したのです。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の美麗なCGのアニメーションで描かれた、ルウム戦役におけるシャアの無双シーンは圧巻のひと言です。地球連邦軍が彼のことを「赤い彗星」と恐れるようになったのも納得がいく、圧倒的な強さを象徴する戦闘シーンでした。

 また、1988年公開の劇場版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』では、シャアの卓越した射撃センスが光りました。物語の序盤、地球に向かって落下する小惑星5thルナの周辺で戦闘が起こります。

 そのなかではシャアの部下であるギュネイ・ガスのヤクト・ドーガと、アムロ・レイのリ・ガズィが交戦していました。

 歴戦の猛者・アムロを相手にしたギュネイは、苦戦を強いられます。そしてアムロは、ギュネイのヤクト・ドーガに向けてビーム・ライフルを放ちます。

 アムロの撃ったビーム・ライフルは、ヤクト・ドーガに直撃するかと思われましたが、命中する寸前に一筋の光が飛来して、これを阻止します。

 その光の正体こそ、遠距離からシャアのサザビーが放ったビームショットライフルでした。

 実にさりげなくギュネイを救ったワンシーンですが、命中寸前のビーム・ライフルを離れた場所から相殺してみせた射撃の精度は「さすがはシャア」と言わざるを得ません。

■性能の劣るMSでみせた驚異の粘り

『Zガンダム』におけるシャアは「クワトロ・バジーナ」の名で活躍する 画像はDVD『機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-』(バンダイビジュアル)

 TVアニメ『機動戦士Ζガンダム』で見せた、「クワトロ・バジーナ」ことシャアの衝撃的な戦いぶりも忘れられません。

 物語の終盤、エゥーゴが発射しようとしていたコロニーレーザーを巡る戦いが勃発します。パプテマス・シロッコの乗るジ・Oはレーザー砲の破壊を狙い、クワトロの百式はそれを阻止しようと追跡します。

 さらに、そこにアクシズのハマーン・カーンが乗るキュベレイも加わり、コロニーレーザー内で三つ巴の戦いが繰り広げられました。

 それもシロッコは自ら開発したジ・Oに搭乗、ハマーンが乗っているのはファンネルを搭載したニュータイプ専用機・キュベレイなので、性能面で劣るクワトロの百式は大苦戦を強いられます。

 両者の猛攻にあった百式は右腕と右脚を失い、並みのパイロットであれば撃墜は免れない状況でした。しかし、それでも諦めないクワトロは「まだだ、まだ終わらんよ」という名言を残します。

 そこから、シロッコとハマーンという稀代のニュータイプ2名を相手にしながら、クワトロは百式で驚異の粘りをみせます。結局、カミーユのZガンダムが駆けつけるまでジ・Oとキュベレイの猛追をしのぎ切り、見事生還を果たしたのです。

 そしてクワトロの奮闘のおかげで守られたコロニーレーザーは、ティターンズの艦隊に大打撃を与えました。シロッコやハマーンを相手にしながら粘りきったクワトロの卓越した操縦技術が、結果的にエゥーゴに勝利をもたらしたのです。

 シャアというと、初代『ガンダム』ではニュータイプとして開花したアムロやララァに圧倒され、『逆襲のシャア』では、アムロのνガンダムの前に敗れました。そのため、シャアは本来の実績や実力以下に見られることも多いように感じます。

 しかし、相手が悪すぎたという見方もできますし、過去の活躍を振り返ってみると、やはりパイロットとしての技量は抜きん出ていました。それに敗れたあとに意外な脆さを見せたことで、彼に人間的な魅力を感じた視聴者も少なからずいるのではないでしょうか。

(LUIS FIELD)

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