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【漫画】育児中の自己嫌悪を打ち明ける女性 「私だけじゃなかった」と勇気付けられる【作者インタビュー】

マグミクス / 2023年11月11日 20時50分

【漫画】育児中の自己嫌悪を打ち明ける女性 「私だけじゃなかった」と勇気付けられる【作者インタビュー】

■自分は「母」を務められられているのか

 ふと感じるネガティブな感情を描いたマンガ「毒親育ちの子育て」が、Instagramで300以上のいいねを集めて話題となっています。

 子供が生まれてから10年、幸せな日々を送っている作者。しかし、ふとしたときに「自分なんかが良い母親になれるわけがない」という感情が湧いてくることがあり……。読者からは、「めちゃめちゃ共感します」「私も自分のせいではないかと自己嫌悪に陥っています」「人間なんだからそんな日もあるよね」などの声があがっています。

 このマンガを描いたのは、日常の出来事や体験談をマンガにしてInstagramで発表している、うみさんです。うみさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

 いままでは、どうせ何かを発信するなら、読んで心が温かくなるようなものを描きたいと思っていました。ですが、ある人から「あなたのネガティブなところは仕方がないし、それでいいんだよ」といってもらい、思い切って描いてみました。

ーーいつ頃からこのような気持ちを感じるようになったのですか?

「自分が虐待されていた」と自覚したのが、子供が生まれて5か月ぐらい経った頃でした。子供が赤ちゃんのうちはまだ良かったのですが、イヤイヤ期を迎えたあたりから子供にイライラすることが増えて、「ああ、やっぱり私に母親は無理なのかな」と思い始めました。

ーーどんなときに、虚無感が強くなりますか?

 子供のためにと思ってやったことが裏目に出たり、イライラして理不尽に怒ってしまったときなど……。自己嫌悪に陥ってしまったときに、強くなりますね。

ーーそのような気持ちになってしまったとき、どうやって気持ちを落ち着かせているのでしょうか?

 自分のなかのインナーチャイルドと対話をします。こういう気持ちになるときはだいたい、インナーチャイルドが怒っているときなので、なだめて抱きしめて、しばらくすると落ち着きます。

ーー現在、うみさんの親御さんとの関係は良好なのでしょうか?

 虐待されていたことを自覚したときから、3年半絶縁していたのですが……。いろいろありまして、いまは良い関係を保っています。この「いろいろ」も、いつか描けたらいいなと思っています。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?

 意外と共感してくれる声が多くありました。虐待された経験があってもなくても、母親という生き物は育児で後悔や罪悪感を持つものなのかもしれませんね。

(マグミクス編集部)

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