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存在感ハンパねぇ! ラスボスよりボスしてるかもしれない名作マンガの敵キャラ3選

マグミクス / 2023年11月20日 20時10分

存在感ハンパねぇ! ラスボスよりボスしてるかもしれない名作マンガの敵キャラ3選

■どいつもこいつもやべーヤツらだ!

 少年マンガにかかせない「ボスキャラ」は作品の華といえますが、作品を盛り上げるのは最後のボスキャラ(=ラスボス)だけではありません。存在感がありすぎて、「え、ラスボスじゃなかったの?」と思わされてしまうような、魅力的すぎる敵キャラを見ていきましょう。

『DEATH NOTE』からは、猫背でいつも同じ白いロンT、目にかかる長い前髪に目の下には大きいクマ……という個性的な出で立ちで登場する謎の男、「L」です。その正体は、インターポールに「最後の切り札」と言わしめる世界一の名探偵でした。物語から退場したときには「連載そろそろ終了かな?」と思った人も多いことでしょう。その後の物語の中でも存在感は大きく、実質的にはラスボスだった、ともいえるかもしれません。

 主人公の夜神月(らいと)は「キラ」として、名前を書くだけで対象の命を奪える「デスノート」を使い、その超常的なノートの力で殺人を繰り返していきます。警察官僚の息子で、愚は犯さない頭脳も備えており、読者としては、はたしてどうすればその正体がバレるのか想像もつかなかったであろう物語序盤で、Lは彼を早々にキラ候補として見ていました。そして月と同じ大学に通い、キラ捜査本部の一員としても月を招き入れて接近し、天才的な推理力で月を追い詰めていくという、天才たちの頭脳がフル回転する戦いが繰り広げられていきます。

『NARUTO -ナルト-』も完結してみると、「大蛇丸(おろちまる)」の存在感は大きかったのではないでしょうか。木ノ葉隠れの里で「伝説の三忍」のひとりと称された大蛇丸は、まさしく敵役といわんばかりの白い肌に、ぐるりと縁どられた切れ長の目を持ち、ひと目で激しくヤバいヤツ、というのがよくわかるキャラクターデザインです。強さも申し分なく、彼と対峙した天才忍者はたけカカシが、その殺気で自分の死をイメージしたほどでした。

 大蛇丸は数十年来の逸材と将来を嘱望されるほどの実力の持ち主でしたが、その一方で、すべての術を手に入れるために残酷な人体実験を続けていました。目的を達成するために手段を選ばない残忍で自己中心的な性格である一方、社会的に居場所のない人の面倒をみるなどの一面もあります。部下からは絶大な信頼を得ているカリスマ的な存在でもありました。

 一連の戦いに決着がついた後も里で生かされているのは、殺してどこぞで転生されたらかなわない、という判断によるものであり、そうなるともはや災厄レベルの存在です。続編の『BORUTO』では、子どもの保護者として学校の三者面談に出席する姿が描かれるなど、ずいぶんと丸く落ち着いた様子がうかがえるものの、何かを企んでいないとも限らないと思わせるあたり、さすがカリスマといえるでしょう。

「カリスマ」「存在感」といえば、『鋼の錬金術師』のキング・ブラッドレイも挙がるでしょう。鍛錬された肉体に、たくわえられた口ひげ、そして左目の眼帯が特徴的で、同作において圧倒的な存在感を放つアメストリス国の最高権力者です。

 ブラッドレイは元人間で、年をとるホムンクルスですが、いつも穏やかな表情を崩さないため本心が見えません。その実、国家元首としては強硬、苛烈、容赦ナシと絵に描いたような独裁者で、敵対勢力の長から平和的解決を求められても応じず殲滅戦を遂行するなど、まさに冷酷非道です。物語の最初期から登場し、長きに渡り圧倒的な存在感を放ちつづけ、その最期も、激しいバトルの末に言いたいことはしっかり言ってから力尽きる、というものでした。

(マグミクス編集部)

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