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クソジジイ呼ばわり? 三世よりイケメン? ルパン一世と二世のエピソードとは

マグミクス / 2023年11月20日 18時50分

クソジジイ呼ばわり? 三世よりイケメン? ルパン一世と二世のエピソードとは

■ルパン三世のルーツ、一世と二世の人物像は?

 長年愛される作品『ルパン三世』は、フランスの小説家モーリス・ルブランが発表した小説シリーズの主人公である怪盗アルセーヌ・ルパンの孫という設定で、主人公の泥棒・ルパンがさまざまな宝を求めて物語が展開します。祖父の怪盗のDNAは、孫の代までしっかりと受け継がれています。

 その起源となるルパン一世と、二世はどんな人だったのでしょうか。作品内では正体不明というわけではなく、過去のTVシリーズでその人物像が紹介されたことがありました。まず祖父というか元ネタにあたる一世(アルセーヌ・ルパン)については、TVシリーズの第2シーズン第97話「ルパン一世の秘宝を探せ」でエピソードが語られています。

 その際は、一世の大泥棒としての活躍の話ではなく、人びとを騙すペテン師としての紹介でした。ルパン三世は、一世の最後を「無一文のまま死んだ」と語っています。一方で父親にあたる二世は、TVシリーズでは第1シーズン第7話「狼は狼を呼ぶ」や、第21話「ジャジャ馬娘を助け出せ!」に回想シーンで登場しています。

 また、第2シーズン第135話「毒薬と魔術とルパン三世」では、二世のファンという老婆が登場し、「仕事は綺麗だったし、キリッとして、あんた(ルパン三世)よりかずっとずっとハンサムだったよ」と話しています。

 回想シーンで登場した二世の顔立ちはルパン三世に似ていますが、ロン毛で二枚目気質の立ち振る舞いは、ファンができるほどの魅力的な人間として描かれていました。TVシリーズで二世はカリスマ性がある人物として描かれているものの、TVスペシャルになると設定が異なります。

 1991年8月9日に放送されたTVスペシャル『ルパン三世・ナポレオンの辞書を奪え』では、二世は宝をすべて酒代に変えてしまった、だらしない人間として設定されていました。さらには原作でも設定が異なり、製作時期や媒体によって設定が変更されています。

■『LUPIN ZERO』では、ルパン一世と二世が登場

二世について語られているシーンがある「ナポレオンの辞書を奪え ― ルパン三世 TVスペシャル第3弾 [DVD]」(バップ)

 2022年12月には、少年時代のルパン三世を中心にストーリーが展開する『LUPIN ZERO』がDMM TVで配信されました。同シリーズには一世と二世も登場しますが、設定がこれまでとはまた異なり、人物像も詳細に描かれています。

『LUPIN ZERO』で登場する一世は、白髭を蓄えた老人の姿で登場しました。そして「この世の全ては、このワシに盗まれるために存在するのだ」と言うような、高飛車な性格で描かれています。また「ワシの遺産を受け継ぐにはな、賢さだけじゃ足りんのだ」と、ルパン三世の泥棒としての素質を計るために試練を与える厳しい一面も見せていました。

 一方で二世は『ルパン三世・ナポレオンの辞書を奪え』のようなだらしない男の設定ではなく、親心からかルパン三世を泥棒ではなく堅気の人間にしようとしていたり、華麗にアクションをこなしたりしています。

 しかしまだ成人に満たないルパン三世から見ると、一世と二世は「俺を泥棒にしたがるクソジジイ、そのジジイから俺をさらったクセにほったらかしのオヤジ」らしく、不満をもらしていました。

 少年ルパン三世は反抗期からか、ふたりを疎ましく思っている描写があります。しかし、『LUPIN ZERO』を視聴したファンからは、一世と二世について「アルセーヌ・ルパンファミリー超かっこいいです」「二世は顔立ちがルパンにそっくり。さすが親子だぜ」などの声が続出しています。これまで詳細に描かれることがなかったふたりの人物像は、好評を得ていました。

(LUIS FIELD)

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