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『ワンピース』表紙や扉絵の秘密から「最終巻の表紙」が判明? 「ワクワクッ」「期待大」の声

マグミクス / 2023年11月29日 11時40分

『ワンピース』表紙や扉絵の秘密から「最終巻の表紙」が判明? 「ワクワクッ」「期待大」の声

■「ニカ」の伏線は有名だけど?

『ONE PIECE(ワンピース)』の本編にはさまざまな部分に隠された伏線がたびたび話題になります。しかし、本作は本編だけでなく表紙や扉絵にも多くの伏線が隠されていました。

 まずは、2002年に発売された25巻の表紙からみてみましょう。

 この表紙は、右上にシャンクス、その左隣にバギー、バギーの下には黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)、黒ひげの右隣にモンキー・D・ルフィが描かれており、2023年発売の105巻では、再びこの4人が同じ構図で描かれました。105巻の時点で4人は「四皇」にまで昇りつめており、25巻ではまだ登場すらしていなかった「未来の四皇」の存在を示していたと考えられます。

 ネット上でも「25巻の表紙描きながら尾田(栄一郎)先生は何を考えていたんだろう?」「20年越しの伏線回収はすごい!」「オマージュって気づいて声出ちゃった」と大きな話題を呼びました。

 また、「四皇」についてはもうひとつ「伏線」といわれているイラストがあります。それは862話の扉絵に描かれた、若かりし頃のシャンクスとバギーが花札で遊んでいる様子です。シャンクスの手札が「四光」であり、これはいずれシャンクスが「四皇」になる未来を暗示するかのようだといわれていました。

 続いて、62巻の表紙にもファンを驚かせた伏線が描かれました。この表紙では、ルフィの上部に「ニカ」という名前のメダカの人魚が配置され、心なしかルフィの目線が「ニカ」に向いているようにも見えます。

 103巻でルフィが食べた「悪魔の実」の正体が「ゴムゴムの実」ではなく動物(ゾオン)系「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル:ニカ」であったことが判明したことで、この構図が「ルフィ=ニカ」のヒントだったと考えるファンも少なくありません。

 また表紙の髑髏(どくろ)マークが燃えているのが特徴的な50巻は、エースの死を暗示している説が見受けられました。どくろは「死」を表すことが多く、ラテン語で「死を忘れるな」という意味の「メメント・モリ」の象徴ともいわれています。50巻の表紙は、エースの「死」に対する伏線だったのでしょうか。

 ほかにも、1巻の表紙と新世界編が始まる61巻の表紙も、同じような構図であることに気付くでしょう。ただ、1巻時点では出会っていなかったサンジやロビン、ウソップ、フランキー、チョッパー、ブルックといった仲間が増えてにぎやかな印象に変化していました。

 見た目も1巻の頃の初々しさはなくなり、体つきや傷ついた体などたくましく成長した姿で描かれ、62巻のSBSでも尾田先生自身が「わざと同じ構図にした」と言及しています。旅の再スタートにふさわしい表紙に読者からは「1巻と61巻を並べると、再スタートを切るまでの2年間を感じて胸熱!」との声が多くあがっていました。

 なお、「同じ構図」とはいえませんがオマージュという点では1巻、61巻、104巻のルフィの位置が同じ点も気になります。なかには「物語が起承転結に当てはまるとき、ルフィが跳んでいる」との声も聞かれます。確かに、1巻は物語が始まり、61巻は新世界編突入、104巻はカイドウを倒し「ワノ国編」が完結ということで「起承転」まで進んでいるといえるでしょう。もしかしたら、最終巻の表紙はルフィが跳ぶイラストで締めるのかもしれません。

(マグミクス編集部)

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