1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. 面白ネタ

『ワンピ』モヤモヤが収まらない鬱展開 「やっぱり嫌い」「壮絶すぎ」「耐えられない」

マグミクス / 2023年12月5日 18時40分

『ワンピ』モヤモヤが収まらない鬱展開 「やっぱり嫌い」「壮絶すぎ」「耐えられない」

■感動だけじゃない! 読者もトラウマになるシーンに「エグすぎる」

 言わずと知れた人気マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』は長い冒険のなかで、心に残る感動シーンを数多く生み出してきました。そんな本作品には、思わず目を背けたくなる場面も登場します。本記事では、『ONE PIECE』で描かれた鬱展開をみていきましょう。

※この記事には『ONE PIECE』1095話以降の内容や、キャラクターの生死にまつわる話が含まれています。

●8歳の少女に突如降りかかった悲劇

 最初に鬱展開として挙げられることが多いシーンは、主要キャラクターであるナミとロビンについてでしょう。

 ナミは義姉ノジコとともに養母であるベルメールに育てられましたが、突然やって来た海賊アーロン一味によって射殺されてしまいます。「ナミ!! ノジコ!! 大好き♡」という言葉とともにナミの目の前で亡くなるシーンは血のつながらない家族の絆に多くのファンが涙し、「一番心に残っているシーン」「ベルメールの優しさに脱帽」「感涙必須」と多くのファンから名シーンに挙げられました。

 しかし、わずか8歳の少女の目の前で母親が亡くなる構図については「よくトラウマを克服できたな」「子どもの前で平気で殺すとか、やっぱり(アーロンが)嫌いだわ」とナミの強さを称賛して海賊への理不尽さに憤る声が多くあがっていました。

 また、ロビンの母親であるニコ・オルビアも悲惨な死を遂げています。考古学者のオルビアは、世界政府に禁じられている空白の100年や歴史の本文(ポーネグリフ)についての研究をしたことで、バスターコールが発令され、オハラの地は戦場となりました。

 激しい砲撃のなかロビンとオルビアは再会するものの、考古学者の仲間とともに図書館に残ると決めたオルビアはそのまま火に飲まれ死亡した、とされています。やっと再会できたのに再び会えなくなってしまったロビンとオルビアに、ネット上では「いまだに泣ける」「ロビンもだけど、オルビアの気持ち考えるとやばい」といった声があがっていました。

●笑顔以外を失ってしまう、人間改造の悪魔の実「SMILE」の失敗作

「ドレスローザ編」で登場する人造悪魔の実「SMILE」は、シーザー・クラウンが人工的に作り出した「悪魔の実」であり、能力を発現させる可能性を秘めています。「SMILE」の失敗作による副作用は恐ろしく、笑顔以外の感情をすべて表に出せなくなってしまうのです。

 特に「SMILE」の恐ろしさを実感したのは「ワノ国編」での、霜月康イエの処刑シーンでのことでした。処刑される康イエ含め、見守っていたえびす町の住人は「SMILE」を口にしていたため、死にゆく康イエを前にしても、一斉に笑い出すという異様な展開を迎えます。

 ちなみに「SMILE」の副作用について効果的な治療法は明かされておらず、読者のなかでも今後のストーリーの伏線ではないかといわれています。

■世界政府の暴挙に「マジ腹立つ!」

ローを立体化した「ワンピースDXF~THEGRANDLINEMEN~ワノ国vol.19トラファルガー・ロー」(BANDAI SPIRITS)

●ゴッドバレーで行われていた「人間狩り」

 ゴッドバレーは当時世界最強といわれていた「ロックス海賊団」を壊滅させる「ゴッドバレー事件」が勃発した土地として知られており、第1095話でも同地で起こったショッキングな出来事が描かれています。

 38年前に世界政府が3年に1度の「先住民一掃大会」(通称:人間狩り)を、ゴッドバレーの地で開催し、大会では先住民や罪人、奴隷たちを天竜人が片っ端から殺していくという残酷なルールが設けられていました。作中でこれほどまで一方的な虐殺が描かれたことはなかったため、無差別な殺人ゲームは目を背けたい鬱展開のひとつといえるでしょう。

 ゴッドバレーは豊富な資源があることに加えて、世界政府非加盟国なので強引に土地を奪う世界政府のやり方はかなり残忍です。今はゴッドバレーが地図上から姿を消しているなど謎も多く、今後もゴッドバレーについては注視する必要があるでしょう。

●政府から捨てられた土地

 先程紹介したゴッドバレーやロビンの故郷・オハラなど、世界政府の介入により多大な影響を受けた土地はほかにも存在します。ハートの海賊団船長であるトラファルガー・ローの出身地「フレバンス王国」もそのひとつで、同国は「珀鉛(はくえん)」と呼ばれる鉛の一種を採掘し富を得ていました。しかし、珀鉛には有毒性があり、採掘していた住民たちは「珀鉛病」を発症します。

 世界政府とフレバンスの王族は、珀鉛の有毒性を知りながらも長い間、黙認しており、最終的に住民たちを見殺しにしました。「珀鉛病」の患者はすべて殺害され、家族までも失ってしまったローには同情の声が多く、ネット上には「自分たちの利益を優先した世界政府と王族まじ胸糞悪い」「ローの過去が壮絶すぎて泣ける」との声が挙がっています。

『ONE PIECE』で描かれる鬱シーンの数々は理不尽ですが、重苦しい展開があるからこそ、より物語に深みが増しているのでしょう。『ONE PIECE』の鬱展開といえば、あなたはどのシーンを思い浮かべますか。

※一部修正しました(12月6日9時14分)

(LUIS FIELD)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください