【漫画】マイナポイント何に使う？ 「普段は買えないものを」とワクワクしたけど… 理想と現実の違いに「ヒー」【作者インタビュー】

■最終的にポイントで買ったものは？

　手に入れたマイナポイントの使い道について描いたマンガが、Instagramで700以上のいいねを集めて話題となっています。

　国が実施した「マイナポイント第2弾」で、15000ポイントを手に入れた作者。そのポイントを何に使おうか、ウキウキしながら考えていたのですが……。読者からは、「分かる！」「日用品に消えていきます」「私は推しのCDを買いました」などの声があがっています。

　このマンガを描いたのは、イラストレーター・漫画家のフカザワナオコさんです。Instagramやブログ「ひとこま作者」でマンガを発表しています。これまでに『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』（幻冬舎）などの作品を手がけました。フカザワナオコさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーー当初何に使うか、目星はついていたのでしょうか？

「一部は生活費として消えていくかもな」と予想しつつ、美容院やマッサージといった美容や健康のために使ったり、ずっと欲しかったけど我慢していたものを買ったりなど、好きなことや自分のためにも使いたいなあと思っていました。

ーーその後マイナポイントは何に使いましたか？

　ネットで日用品や食品を買ったときの支払いに、ちょこちょこマイナポイントを使っていたのですが、気付いたらもう半分ぐらいになっていました……。結局、美容や趣味には使わず、1か月ぐらいでポイント全部を生活費に使いきってしまいました。

ーー旦那様は、どのようにマイナポイントを使ったのでしょうか？

　夫もマイナポイントをPayPayにしたので、まずバイクの税金の支払いに使い、残りは洋服や会社の人との飲み会代、外食代など細かな買い物に使ったそうです。バランスよく使っていて、すごいなと思いました。

ーー普段、買い物などで貯まるほかのポイントは、何に使うことが多いですか？

　普段の日用品や食品の支払いに使うときもありますし、美容院やマッサージ、洋服を購入するなど、自分のために使うときもあります。使い道はそのときの気分次第です。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

　マイナポイント第2弾の手続きを締め切り日ギリギリで行い、なんとか15000ポイントを入手したものの……。せっかくのポイントが生活費としてどんどん消えていく現実に「こんなはずでは……!?」と思ったことがきっかけでマンガにしました。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか？

「私も食料品や日用品に消えました！」など、同じようなポイントの使い方をした方からのコメントを多くいただきました。ほかに「お高いフルーツを買いました」「推しのCDを買いました」という、好きなものに使ったというコメントも、少数ですがありました。

（マグミクス編集部）