24年冬はオリジナルアニメも充実！「制作陣が豪華」「予測不能」な注目作たち

■年明けにさっそく見たいオリジナルアニメは？

　2023年も年末が近づき、2024年1月から放送予定の冬アニメも楽しみな時期となりました。新作アニメや続編アニメはもちろん、ストーリー展開が分からないオリジナルTVアニメも放送されます。この記事では、そんなオリジナルアニメ3作品の気になるストーリーや、ネット上での反応、期待の声を見てみましょう。

●『メタリックルージュ』

『メタリックルージュ』は、人気TVアニメ『鋼の錬金術師』『僕のヒーローアカデミア」などを手掛けてきたアニメ制作会社ボンズが、設立25周年を記念して製作したオリジナルアニメです。

　主人公である人造人間・少女ルジュ・レッドスターの活躍を描くバトルアクションで、 『機動警察パトレイバー』のメカニックデザイナーや、『宇宙戦艦ヤマト2199』の総監督を務めた出渕裕さんとボンズの『ラーゼフォン』以来の再タッグも注目されています。

　物語の舞台は人造人間と人間が混在する世界で、人造人間たちが命をかけて戦うバトルアクションです。ルジュ・レッドスター（CV：宮本侑芽）が、相棒のナオミ・オルトマン（CV：黒沢ともよ）とともに「政府に敵対する9人の人造人間の殺害」の任務に挑みます。

　現地時間2023年11月18日（土）に、ニューヨークで開催された「Anime NYC2023」では、『メタリックルージュ』の第1話プレミア上映が行われました。

　独創的なSF世界観や壮大なバトルアクション、魅力的なキャラクターに、上映後の会場から大きな歓声や拍手が鳴り響いたそうで、ネット上でも「制作陣が豪華で楽しみ」「キャラデザインが最高。絶対に見る」という期待の声があがっています。

●『月刊モー想科学』

『月刊モー想科学』は、監督・キャラクター原案を『後宮の烏』の宮脇千鶴さん、アニメーション制作は現在大人気のTVアニメ『薬屋のひとりごと』や『ポケットモンスター』を担当したOLMが手掛ける、完全オリジナルアニメです。

「モーストシティ」という街で奇想天外な現象を記事にしている科学雑誌『月刊モー想科学』を発行する小さな出版社で働く、タロー・J・鈴木（CV：石井孝英）、小学生アシスタントのジロー・田中（CV：山本和臣）、犬のサブロー（CV：白井悠介）は、いつも喫茶店に入り浸り平和的に過ごしています。しかし、科学者のゴロー・佐藤（CV：土岐隼一）が『世界の歴史を塗り替える、ものすごいネタ』を売り込むため編集部に相談に訪れたことから、奇想天外なストーリーが始まるという内容です。

　OPテーマは石井孝英さん、山本和臣さん、白井悠介さん、土岐隼一さんら「月刊モー想科学編集部」のキャストが担当し、さらにEDテーマは土岐隼一さんの4thシングル 「SCIENCE」が予定されています。ネット上では、「どんなストーリー展開か分からないがギャグ要素が多そうで楽しみ」「OPテーマどんな楽曲になってるんだろう。ワクワクする 」という声があがっています。

●『勇気爆発バーンブレイバーン』

『勇気爆発バーンブレイバーン』は、『ガンダムビルドメタバース』や『境界戦機 極鋼ノ装鬼』などを担当した大張正己さんが監督を務め、『神撃のバハムート』『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』を制作したCygamesが企画、CygamesPicturesがアニメーション制作を行うオリジナルロボットアニメです。

　人型装甲兵器『ティタノストライド=通称TS（ティーエス）』が、発達した時代が物語の舞台です。ある時、各国軍がハワイのオアフ島に集結しますが、突如現れた所属不明機による強襲を受け、戦闘中に運命的な出会いを果たした、陸上自衛隊所属の主人公イサミ・アオ（CV：鈴木崚汰）とアメリカ海兵隊所属ルイス・スミス（CV：阿座上洋平）は、死と隣り合わせの戦場で生き残り、仲間を救うため「勇気」を燃やして戦います。

　ティザーPVも公開され、迫力がありながらも、どこか懐かしさを感じる雰囲気の内容にネット上では「どんなアニメになるか予想が出来なくて楽しみ」「昭和のヒーローロボ要素とミリタリー要素が融合する感じが新鮮」と、期待する声が多くあがっています。

（LUIS FIELD）