【待望】2024年冬アニメ期待値高めな4作 PVだけで「視聴決定」な作品も

■年始におすすめの2024年冬新作アニメ

　2024年冬アニメには『うる星やつら』（フジテレビ「ノイタミナ」ほか）をはじめとする大ヒット作品の第2期に注目が集まっていますが、新作アニメも忘れてはいけません。今回は、新年に癒しや笑顔を届ける新作アニメを4つあげていきます。

●『SHAMAN KING FLOWERS』

　まずは武井宏之先生の原作によるTVアニメ『SHAMAN KING』の続編となる『SHAMAN KING FLOWERS』に注目しましょう。前作では主人公の麻倉葉が霊能者の頂点である「シャーマンキング」を目指しましたが、本作ではその息子である花（CV：日笠陽子）が主人公です。

　彼は伝説の剣士である麻倉葉の息子でありながら、シャーマンの才能を思うように発揮できずに悩んでいました。そこにもうひとつの麻倉家を名乗るふたりが現れ、花を中心とした次なるシャーマンたちの物語がスタートします。彼らの熱いバトルが繰り広げられる新作に、SNS上では「ティザー時点でこの出来映えはやばくない？　良すぎる！」「年始からアニメが熱い」など、興奮するファンの声が挙がっています。

『SHAMAN KING FLOWERS』は、2024年1月9日よりテレビ東京系列にて放送開始予定です。

●『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』

　続いて豊田悠先生が原作の『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』です。本作は「チェリまほ」と親しまれ、2020年10月に赤楚衛二さん主演で実写ドラマが放送され、2022年4月には同じキャストにて映画公開された人気作品です。

　主人公の安達清（CV：小林千晃）は童貞のまま30歳を迎え、触れた人の心を読める魔法を手にしました。ある日、安達は同じ会社の営業部でイケメン同期である黒沢優一（CV:鈴木崚汰）の心を読み、彼の安達への恋心に気付いてしまいます。心の声を聞くごとに黒沢からの好意を聞かされ、しまいには黒沢の赤裸々な妄想を知ってしまうのです。

　30歳でいまだ童貞の安達とモテモテな黒沢との、ピュアなラブストーリーに、ネット上は「チェリまほの波が来てる！」「映画化の次はアニメなんてうれしすぎる」など、喜びの声が見られました。

『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』は、2024年1月10日よりテレビ東京ほかにて放送開始予定です。

■世界一やさしい「拷問」って何…？

姫様が勇ましい姿で描かれているアニメ『姫様"拷問"の時間です』ティザービジュアル　(C)春原ロビンソン・ひらけい／集英社・国王軍第三騎士団

●『休日のわるものさん』

　また、ヒーリングコメディとして森川侑先生が原作の『休日のわるものさん』も見逃せません。本作は、地球侵略を企てる悪の組織で将軍と呼ばれる「わるものさん」（CV：浅沼晋太郎）が主人公です。普段は地球の防衛組織であるレンジャーと激しい戦闘を繰り返していますが、本作ではわるものさんの休日が描かれます。

　わるものさんのオフモードは、パンダを見に動物園へ行ったり、アイスを買いにコンビニへ行ったりとほのぼのとしたものばかりです。悪の組織の将軍とは思えない様子が見られる作品に、ファンからは「わるものさんの休日仕様のゆったりとした口調が楽しみ」という声もあり、年明け早々、わるものさんに心癒される人が続出するかもしれません。

『休日のわるものさん』は、2024年1月よりテレビ東京・テレビ大阪・BS日テレにて放送開始予定です。

●『姫様”拷問”の時間です』

　最後は国王軍と魔王軍が争いを始めた世界を舞台に描かれた、原作：春原ロビンソン先生、作画：ひらけい先生による『姫様”拷問”の時間です』です。

　王女の姫様は、国王軍第三騎士団の騎士団長を務めています。しかし姫様は魔王軍に捕まって監禁され、拷問を受けることになりました。「拷問」と聞くと恐怖や苦痛のイメージがありますが、本作のキャッチコピーは「誰もが笑顔になれる世界一やさしい”拷問”ファンタジーアニメ」です。SNS上では「どんな拷問が始まるんだろう」「姫様は耐えられるのかな」など、その描写に期待の声が挙がっています。

『姫様”拷問”の時間です』は、2024年1月8日よりTOKYO MX、BS11、関西テレビにて放送開始予定です。どのような拷問が待ち受けているのか、放送開始が楽しみです。

（LUIS FIELD）