『ワンピ』初見殺し、勝ち確…… 強力な覇気相手にも勝てそうな「悪魔の実」

■覇気を使えず負けちゃうかも？

『ONE PIECE（ワンピース）』に登場する特殊な果実「悪魔の実」は、口にすると泳げなくなる代わりに強力な能力を得られるアイテムです。これまで最強の能力と思われていた「悪魔の実」ですが、最終章で強力な覇気には「悪魔の実」の能力が効かないと判明しました。しかし、そんななかでも「この『悪魔の実』なら強力な覇気も破れるのでは？」と考えられている「悪魔の実」も複数あるようです。

『ONE PIECE』に登場する最強キャラを議論するうえで、毎回名前があがるキャラといえば「空島編」のラスボス、エネルでしょう。エネルの「ゴロゴロの実」の能力は、ネット上で「誰が食べても強いでしょ」「チートすぎる」という意見が出るほど作中最強とも評されている「悪魔の実」です。雷を操ったり自身の体を雷に変えて移動したりすることが可能な「ゴロゴロの実」は自然の力で、応用力が高く使い方次第で強力な覇気を突破できるのかもしれません。

　ルフィのようなゴム人間や武装色の覇気ならば鎧のように扱うことで雷を防ぐことは可能です。しかし雷と同じ速さで移動できることを利用して相手に認識される前に先手を打てば、いくら強力な覇気でも対処は難しいかもしれません。

　覇気で守る前に攻撃可能、という点でいえば、「ピカピカの実」も当てはまる「悪魔の実」のひとつといえます。こちらも「ゴロゴロの実」に負けないほど最強と名高い「悪魔の実」で、光速移動が可能です。そう言った意味でも、スピード力が強化される「悪魔の実」は、強力な覇気に対抗できるのかもしれません。

　続いて、劇場版『ONE PIECE FILM RED』で登場した歌姫ウタの「ウタウタの実」の能力です。「ウタウタの実」は、映画でしか登場していないにもかかわらず、「勝ち確」「作中最強」といった声が多くあがっています。デメリットとしては能力者自身が眠ってしまうと能力が解除されてしまう点があげられますが、歌を聞いた相手を眠らせ仮想世界に閉じ込める能力のため、発動さえしてしまえば多くの場合対処が不可能であるからです。

　しかし、いくら強力な覇気でも脱出不可能な世界では、どうしようもありません。加えて能力者が仮想と現実の両世界に干渉でき、現実世界に至っては相手を操ることができます。例外として「耳を塞ぐしかない」「耳が聴こえない人物には通用しないのでは？」といった意見がありますが、逆に対処法はその程度です。このため「初見殺しの能力」「発動さえしたら誰も勝てない」といった声があがっていました。

　最後は海底監獄「インペルダウン」でルフィを苦しめた、マゼランの「ドクドクの実」です。こちらは文字通り毒に関する能力で、毒に対する耐性を持たない限り、この能力から逃れる方法はありません。ただ、能力者自身も「ドクドクの実」の影響で1日10時間ほどトイレにこもる必要があり、能力者の体が弱いという部分が唯一の弱点といえるでしょう。

　毒の種類も多く、かつ触れるだけで致命的なことから強力な覇気でも対処できない可能性が高いです。体内に取り込んでしまえば「強力な覇気でも無効化できないのでは？」という意見があがっていました。

（マグミクス編集部）