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楽しく観てたら「ラスボスのオファー」が来た? 声優が不憫になるアニメの逸話3選

マグミクス / 2023年12月12日 17時10分

楽しく観てたら「ラスボスのオファー」が来た? 声優が不憫になるアニメの逸話3選

■アニメファンと声優、両立はできない?

 アニメ好きからすると、声優の仕事はキラキラ輝いて楽しそうに見えます。しかし当然苦労もあり、なかには「不憫」とまでいえる状況の現場もありました。今回は、声優たちが大変すぎる経験をした作品を3つ紹介します。

●『天元突破グレンラガン』上川隆也

 2023年に劇場版のリバイバル上映もあった『天元突破グレンラガン』は、地下で生活する少年・シモンが地上の存在を確信し、仲間たちともに巨大なロボットと戦う熱血SFファンタジー・ロボットアニメです。放送された2007年から、長年ファンの大きな支持を得ています。

 この作品で声優業ならではの悲しい思いをしてしまったのが、「アンチスパイラル」というラスボスを演じた俳優の上川隆也さんです。上川さんは大のアニメ好きで、『天元突破グレンラガン』も自身の収録が始まるまでは毎週欠かさず見ていました。

 しかし制作陣から送られてきた資料や台本でその後の展開を全て知ってしまい、「素晴らしいエンタテインメントを取り上げられてしまった」と嘆く事態となったのです。それでも「シモンたちには意地と気合があるように、アンチスパイラルも絶対の信念がある。それだけは揺るがないように演じました」と、力強いコメントを残しています。

●『BLOOD-C』水樹奈々

 アニメ制作会社「Production I.G」と、創作集団「CLAMP」が原作を手がけたアニメ『BLOOD-C』は、美しい町に住む普通の高校生である更衣小夜が、御神刀を手にする孤高の戦士となってクールなバトルを繰り広げるストーリーです。

 主人公の小夜役を務めたのは水樹奈々さんで、同作は激しい戦闘の立ち回りや壮絶かつグロテスクなシーンも多く、純粋に演技も大変そうでした。しかし、最も困るのが「声優陣に先の展開が伝えられていなかった」ということです。

 そのため水樹さんは、「台本をもらうたびに、自分の立ち位置を懸命に探った」と語っていました。どんでん返しのような展開も特徴の作品なので、かなりの対応力が求められたことが予想できます。ちなみに、小夜が良く歌う鼻歌は水樹さんのアドリブとのことです。難しい現場でもアドリブを入れてくるあたり、水樹さんのプロ根性と実力を感じます。

●『機動戦士ガンダムSEED』桑島法子

『機動戦士ガンダムSEED』は、21世紀初のガンダムシリーズ作品で、遺伝子が操られた人間たちと操られていない人間たちが戦争を繰り広げるストーリーが描かれました。

 主人公のキラ・ヤマトと幼馴染の成長が焦点となっていますが、戦争が背景にあるため、登場人物が死亡する展開も多々あります。なかでもキラの友人であるフレイ・アルスター役を演じた桑島法子さんは、続編の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』を合わせると5役を担当し、全キャラが死亡するという結末を迎えてしまいました。

 新しいキャラクターが登場しても、「声優が桑島法子だから、死亡するのでは」とまで言われるほどです。

 2024年1月26日には完全新作の劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が公開される予定で、桑島さんは新キャラクターのアグネス・ギーベンラート役を演じることが発表されています。次に演じるキャラクターにはぜひ生き残ってもらい、視聴者の期待を良い意味で裏切ってもらいたいものです。

(マグミクス編集部)

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