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「意味深セリフ」連発!『ワンピ』シャンクスの「未回収伏線」が多すぎ?

マグミクス / 2023年12月18日 21時10分

「意味深セリフ」連発!『ワンピ』シャンクスの「未回収伏線」が多すぎ?

■能力者?2人説? 未だに謎の多すぎる存在

 赤髪のシャンクスはマンガ『ONE PIECE』の第1話から登場しているにもかかわらず、未だに謎が多く残されているキャラクターです。作中にはしばしば彼についての伏線と思われる描写が登場するものの、未回収の伏線が多く存在しています。本記事では、そんなシャンクスの未回収の伏線について、いくつか振り返ります。

 シャンクスのトレードマークといえば、左目の上についた3本の傷です。まるでかぎ爪で引っ掻かれたような傷ですが、第434話ではこの傷はかつて「黒ひげ」ことマーシャル・D・ティーチにつけられたものだと語られています。しかし、その経緯は未だ謎に包まれたままです。シャンクスとティーチのあいだに何があったのか、本編では明かされていません。

 また、シャンクスと世界政府の関係にも、多くの伏線が残されています。第907話では、聖地マリージョアにて、世界政府の最高権力者である五老星と面会するシャンクスの姿が描かれました。その際、シャンクスは「ある海賊について話が……」と発言しており、それが誰なのか、何の目的で五老星の面々にその話をしようとしているのかも不明です。

 さらにマリンフォード頂上戦争終盤の第580話では、シャンクスが白ひげ海賊団と海軍本部との戦争を終結させています。当時の海軍元帥であったセンゴクが、シャンクスを相手に引き下がった理由はなんなのか、シャンクスと世界政府との関係など、未だに謎に包まれたままです。

 このエピソードにおいても、ひとつの謎が存在しています。

 シャンクス率いる赤髪海賊団は、マリンフォードに駆けつける前日、新世界の海にてカイドウと小競り合いを起こしていました。「偉大なる航路」後半の海にある新世界とマリンフォードとは「赤い土の大陸」を挟んで反対側に存在しています。

 この事実は時系列的に矛盾を感じさせるほか、ネット上では「シャンクスの登場場面によって左目の傷があったりなかったりする」というファンの声も見られるように、「シャンクスがふたり(か、さらにそれ以上の人数)いるのでは?」という説にもつながっています。

 色んな謎の描写ゆえに、ファンのあいだでは「実はシャンクスは悪魔の実の能力者ではないか」などの議論が交わされています。

 しかし、シャンクスは第1話でルフィを助けるために海に入っていたため、やはり悪魔の実の能力者ではないのか、もしくは第1話の後に能力者になったのか、まだどちらの可能性も残されています。

■涙の理由は彼の生い立ちに? 天竜人との関係は

少年時代のシャンクスと存命中のロジャーが登場する「ワノ国編」を視聴できる「ONE PIECE ワンピース 20THシーズン ワノ国編 piece.38」DVD(エイベックス・ピクチャーズ)

 シャンクスの少年時代についても、多くの伏線が残されています。第968話では、少年時代のシャンクスとロジャーとの意味深な場面が描かれています。同話では、ラフテルから帰還したロジャーに何かを質問したシャンクスが、ロジャーの胸にすがって号泣している様子が描かれていました。しかし、その涙の理由については分かっていません。

 また、シャンクスがルフィに託した麦わら帽子は、もともとはロジャーのものでしたが、作中ではシャンクスがいつロジャーから麦わら帽子を託されたのか、はっきりした時期も明らかになっていない状態です。ただ、第965話では、少年時代のシャンクスがすでに麦わら帽子を被っている様子が描かれています。今後、ロジャーがシャンクスに麦わら帽子を託した瞬間の場面が描かれることはあるのでしょうか。

 劇場公開された映画のなかにも、シャンクスに関する重要な伏線が登場しています。2022年8月に公開された『ONE PIECE FILM RED』のなかで、五老星の面々がシャンクスの娘であるウタのことを「フィガーランド家の血筋」だと話している場面がありました。

 実際のところウタとシャンクスに血縁関係はありませんでしたが、五老星の面々はふたりが実の親子だと認識していたようなので、シャンクスは「フィガーランド家」の一員だと考察できます。

 また「フィガーランド家」に関連した内容でいえば、第1086話で登場するフィガーランド・ガーリング聖という人物が、天竜人をも裁く「神の騎士団」の最高司令官だということが明かされました。さらに、第1095話で描かれた若かりし頃のガーリング聖の顔が、シャンクスによく似ていることも注目されています。シャンクスとガーリング聖の「親子説」も、有力視されている状態です。

 そしてシャンクスの話す「新しい時代」という言葉についても、未回収のままの伏線が多く存在しています。シャンクスは少年時代のルフィを助けるために左腕を失いましたが、第434話ではこの出来事について「新しい時代に賭けてきた」と話しています。加えて第1055話では、ワノ国の近海にて海軍大将・緑牛を威嚇した際に、「新時代」という言葉について言及していました。シャンクスのいう「新しい時代(新時代)」とは、どんな時代なのかも気になるポイントです。

 改めてまとめてみると、シャンクスは主人公ルフィにとって大きな影響を与えた人物でもあるにも関わらず、その多くはかなりの謎に包まれています。どのタイミングで怒濤の伏線回収があるのか、今後のシャンクスの動向から目が離せません。

(LUIS FIELD)

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